ノースポールの育て方!丈夫に冬を越す方法は?

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開花期間が長く手が掛からない丈夫な花、ノースポール。

 

小さな目玉焼きのような姿は、キュートでシンプルな雰囲気です。

パンジーやビオラと並ぶ、冬から春にかけて咲く花の代表選手です。

 

マーガレットやデージー、菊などに似ていますが、全くの別種。

それらの中でも、もっとも育てやすい花です。

 

ちょっとした管理のコツを理解しておくと、より長く花を楽しめますよ。

また、ノースポールの可愛らしさを生かせる、おすすめの寄せ植えの花もあわせてご紹介!

 

初心者でも失敗なく育てられるので、気軽に植えてみてはいかがでしょうか?

 

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ノースポールの育て方~基本編~

 

 

ノースポールの開花時期は11月下旬~6月頃まで。

11月~12頃には苗が出回ります。

 

ただし種からでも簡単に育てることができるため、多く育てたい場合は、種から育てることをおすすめします。

 

 

冬の寒さに強く、暑さに弱い1年草。

開花期間が長く、丈夫で育てやすいため、特に初心者にはぴったりです。

 

 

それでは、ノースポールの具体的な育て方を見ていきましょう!

 

 

ノースポールはどんな場所が好み?

ノースポールは日当たりを好みます。

 

よく日が当たる風通しのいいところで育ててあげましょう。

ただ、ノースポールは半日陰でも耐えることができる植物です。

 

もちろん、日当たりで育てたようにはいきません。

  • 花付きが悪くなる
  • 茎がヒョロヒョロと間延びする

 

ただ、こういった状態になっても、まったく咲かないわけではありません。

 

日当たりが十分確保できない。

それでも可愛らしい花を育てたい!

 

ノースポールはそんな人にも心強い、優秀な植物なのです。

 

日当たりが大好きなノースポール。

 

そうすると気になるのが土の乾燥ですよね。

水はこまめに与えた方がいいのでしょうか?

 

 

水やりはどのくらいの頻度で?

ノースポールは比較的乾燥に強い植物です。

 

土の表面が乾いていたらたっぷり与えますが、基本的に水は控えめでも問題ありません。

 

ただし、蒸れには弱いノースポール。

 

あたたかくなる春から急速に成長することで、葉が蒸れやすくなります。

蒸れると腐りやすくなるので注意が必要です。

 

蒸れ防止のためにも、背丈が伸びてきたら、全体的に刈り込んであげましょう。

こうすることで、蒸れを予防しつつも脇芽が育つため花数も増えます。

一石二鳥ですね!

 

 

脇芽が育ち、花数がぐんぐん増えてくるとうれしいですよね!

でもその分、たくさんの花を咲かせるための栄養も必要になってきます。

 

植物にとって大切な栄養である肥料。

ノースポールはいったいどれくらい必要なんでしょうか?

 

 

肥料はどんなものをどのタイミングであげればいいの?

あたたかくなってくると株がどんどん大きくなり花数も一気に増えます。

 

特にノースポールは丈夫で繁殖力も強いため、すぐに肥料切れをおこします。

肥料が切れてしまうと、ぱったりと花が咲かなくなってしまうので要注意。

 

なので「最近花が咲かないなぁ」と思ったら、

肥料が足りないのかも?!と思っておくといいですよ^^

 

ただし、肥料をたくさん与えればいいわけではありません。

特に化学的に作り出された肥料である化成肥料は、多く与え過ぎると植物の根が傷みます。

 

人間も同じですよね。

添加物たっぷりの食べ物ばかりだと、体に良くないということは今や当たり前。

 

何事も質と量が大切なんです。

 

植え付け時には、ゆっくり穏やかに効果があらわれる天然の肥料である有機質肥料を混ぜこんでおきましょう。

有機質肥料とは、油かすや鶏ふんなどのことを言いますよ。

 

その後は、即効性のある液肥で大丈夫。

10日に1度程度の頻度で与えます。

 

希釈するタイプの場合は、必ず表示通りに行いましょう。

 

 

肥料の力もかり、ぐんぐん成長していくノースポール。

たくさんの花を長く咲かせるためには、他にも日ごろのこまめな管理が大切なんです。

 

それではノースポールの管理のコツをお伝えしていきます!

 

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ノースポールの花をたくさん咲かせるには?

 

 

ノースポールは花が次々に咲くので、花がら摘みは欠かせません。

といっても、ひとつの花の寿命が長いので、頻繁に花がら摘みに追われるということもありません。

 

ただ、そのままにしておくと種が付いて生育が衰えてしまいます。

こまめに花がらを摘むことを心がけましょう。

 

また、株をこんもりとボール状に育てるためには、摘芯(てきしん)も必要です。

摘心というのは、脇芽があるところでカットし、側枝を多く育てること。

 

花数を多くしたり、株をバランス良く育てたりすることができますよ。

あなた好みのノースポールも摘芯の技を覚えれば自由自在です!

 

 

ただ、あたたかくなると茎も伸びてくるため、そいういった場合は、全体を刈り込みます。

だいたい全体の高さの半分くらいになるよう園芸用バサミでカットしましょう。

 

 

あたたかくなるとぐんぐん成長するノースポール。

これまでお伝えしてきた方法で管理すれば春に満開の花を眺めることができますよ。

 

でもその前に、冬越しがうまくできなかったらと心配している人いませんか?

そんな方のために、ノースポールの性質をお伝えします!

 

 

【おすすめ記事はこちら】

春の寄せ植え!組み合わせのおススメときれいに見せるコツ!

 

 

ノースポールの冬越し方法は?

 

 

ノースポールは寒さに強く、暑さに弱い性質で、1年草になります。

冬の寒さに強いといっても、雪や霜にあたってしまうと多少のダメージは受けます。

 

雪や霜で葉がところどころ茶色になり、株が弱ってしまうこともあるかもしれません。

それでも、株全体が枯れてしまうといったことはないのがノースポールの強いところ。

 

そんな場合、枯れてしまったなと思って処分しないで様子を見てみましょう。

4月頃には徐々に回復し、葉も元気に茂り出し、花満開の最盛期を迎えることができますよ。

 

 

それでは、ノースポールにぴったりの寄せ植えできる花をご紹介!

いくつかの鉢に、いろいろアレンジして楽しんでみてくださいね。

 

 

 

ノースポールと寄せ植えできる可愛い花3選

 

 

ノースポールは花期も長く、手がかからない可愛らしい花。

色も白いので、基本的にどんな花ともしっくり馴染みます。

 

ただし、丈夫で繁殖力が強いので、寄せ植えした植物に勝ってしまう可能性があります。

 

そこで、苗を購入したら、一回り大きなポットに植え替えます。

そして、そのポット植えのまま植え付けましょう。

 

寄せ植えした植物に勝ってしまわないようにするテクニックです。

 

おすすめは、小花と合わせる寄せ植え。

ノースポールの可愛い印象を引き立てつつ、品よくまとめることができます。

 

ぜひ参考にして、あたな流の寄せ植えを楽しんでくださいね!

 

 

それでは、ノースポールと寄せ植えすると素敵にみせることができる花をご紹介!

 

 

アリッサム

 

 

冬から春にかけて大活躍してくれるアリッサム。

 

春には、小さな小花が鉢から溢れるように咲き乱れ、さまざまな植物を引き立ててくれます。

 

そんなアリッサムは花色も豊富。

定番の白から、ピンク・オレンジ・薄紫・濃紫まであり、寄せ植えする植物との色合わせも楽しいものです。

 

ノースポールと寄せ植えする場合は、ノースポールが白色なので、紫色のアリッサムとは特に好相性。

ちょっとしたポイントになり、全体を引き締めてくれます。

 

また、こんもりとドーム状に育つノースポールと鉢から垂れるように咲くアリッサムとはバランスも最高!

うまくまとまってくれます。

 

次にご紹介する花も小花です!

 

 

バコパ

バコパは春から秋にかけ、愛らしい小さい花が這うように広がるのが魅力です。

 

花色は基本の白から、ピンク・紫もあります。

 

多年草ですが、夏の暑さに弱く、日本では1年草扱いとなっています。

真冬は花が休みますが、チラホラ咲くこともあります。

 

びっしりと咲くアリッサムより、葉が適度に付いて花が咲くので柔らかい印象を与えます。

アリッサムと同様に、鉢から垂れるように咲くので、バランスがとりやすくなりますよ。

 

次にご紹介するのは、誰でも知っているあの花です!

 

 

忘れな草

誰もが知っている花、忘れな草。

 

忘れな草はこれまでご紹介した小花の中で違う点があります。

というのは、草姿は上に伸び、下に垂れたり地を這うように成長するわけではないからです。

 

開花期間は3月~6月頃まで。

10月頃に種まきをして育てるのもむずかしくはありません。

 

多年草ですが、暑さに弱いため日本では1年草扱いです。

ただ、こぼれ種で発芽することも多いため、毎年芽が出てくるといったこともよくあります。

 

白いノースポールに忘れな草のブルーの小花は相性抜群!

ノースポールを数株植えたすき間に、忘れな草の種をまいておくのもいいかもしれませんね。

 

春には満開のノースポールを眺めたい。

そんなあなたのために、ノースポールをきれいに咲かせるコツをまとめてみました。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

ホテイアオイの冬越し!アレを使って冬の寒さから守る!

 

 

ノースポールを綺麗に咲かせる方法~まとめ~

 

 

  • ノースポールは日光が大好き。日の当たる風通しのいい場所で育てます。
  • ノースポールは肥料を与えると花が途切れることなく開花。
    元肥と10日に1度の液肥は欠かさずに。
  • 水やりは表面の土が十分に乾いてから。
    基本的には水やりは控えめで大丈夫。
  • あたたかくなると茎葉が茂り、蒸れやすくなりがち。
    ノースポールは蒸れに弱く腐ってしまうことになりかねないため、全体を刈り込み、風通しよくする。
    刈り込むことで蒸れを防ぐだけではなく、脇芽が増え花数も増す。
  • 生育旺盛なため、こぼれ種で翌年も開花することがある。
  • 繁殖力が強いため、寄せ植えすると、寄せ植えする花に勝ってしまうことがあるため、ノースポールをポット植えのまま植える。

 

初心者にはぴったりの育てやすいノースポール。

ノースポールだけを鉢いっぱいに育てるのも可愛らしいですよね。

 

でも、今年はいつものノースポールを寄せ植えにしてみませんか?

 

新しいノースポールの魅力を発見できるかもしれませんよ!

 

 

【関連記事はこちら】

春の花!ガーデニング初心者向けの冬に植える花5選

 

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