ホテイアオイの冬越し!アレを使って冬の寒さから守る!

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あなたは水に浮かぶ水草を聞くと何を思い浮かべますか?

私は、蓮か今回紹介するホテイアオイです。

 

ホテイアオイという名前を聞きなれないという人もいるでしょうか。

ホテイアオイは水草として、日本でとても人気なんですよ。

 

めだかや金魚を飼っている人には、なじみのある水草ですよね。

ショップでも一緒に売られているのをよく見かけます。

 

ぷくっとした肉厚のある特徴的な葉。

上に伸びる凛とした姿。

 

きっと、あなたも一度は見たことがあるんじゃないでしょうか?

このホテイアオイ。

実は育てるのがとても簡単なのです。

 

生育する温度も幅広く、お手入れも簡単!

繁殖力もすごくて、家庭でも簡単にふやすことができます。

 

 

そして、ホテイアオイの花ってとっても綺麗なのを知っていますか?

魚を飼っていても、飼っていなくても、ぜひ挑戦して欲しい水草です。

 

そして今回の目玉は冬越しの方法。

本来、寒さに弱いホテイアオイは冬になると枯れてしまいます。

 

そんなホテイアオイを冬越しさせたいという方必見!

冬越しに期待ができる方法(成功例もあり)を紹介しますよ。

 

ぜひ挑戦してみてくださいね!

 

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ホテイアオイってなんなの?

 

 

ホテイアオイと聞いて、聞きなれない方もいるのではないでしょうか。

でもきっと姿を見たら、見たことある方がほとんどでしょう。

 

ホテイアオイは、水草の仲間です。

 

ぷっくりとした葉が特徴。

その見た目がほてい様のおなかに見えることから名前がつけれました。

「ウォーターヒヤシンス」とも呼ばれ、花が凛と咲く姿はヒヤシンスにも似ています。

 

公園の池、湖、熱帯魚ショップ・・・

いろんな場所で見かけるとてもポピュラーな水草です。

 

 

私が初めてホテイアオイをみたのは、通っていた小学校でした。

池があり、水面にぎっしりとホテイアオイが群生していました。

(現在は安全のため封鎖しましたが・・・)

 

それが「ホテイアオイ」と知るのは何年も後の話です。

 

 

葉は上に向かって伸びるため、水草といっても水中の草というわけでもありません。

そのぷっくりした葉が、浮き袋代わりとなり水面に浮かびます。

 

根は水中にバラバラに伸びて、葉とは反対に重りの役割を果たします。

葉と根で絶妙なバランスをとって、浮かぶことができているのですね。

 

こういう姿を見ると「自然ってすごいなぁ」という気持ちになるのは私だけでしょうか?

 

 

ホテイアオイは日光が大好きで、条件がいいとどんどんと増えていきます。

茎が伸びて、その先にまたホテイアオイができ、あっという間に群生します。

その繁殖力は本当にすごい。

 

 

ただ、ホテイアオイは寒さに弱いため、ほとんどが冬越しできずに枯れていきます。

ですが、少しでも生き延びることができたら・・・

また翌年に大繁殖!

 

特に問題なければいいのですが、水の流れを滞らせるほど繁殖することも。

ホテイアオイはそれだけスゴイ繁殖力を持っているんですよ!

 

その繁殖力のせいで漁業に影響を与えることもあり、日本でも世界でも問題になっています。

 

ですが、怖がることはありません。

あくまでも家庭で育てる場合、可愛いものです。

 

世界的な問題になるほどの、敷地に育てるつもりの方はいないはずですよね?

 

 

ホテイアオイが増えてきたら、水槽がせまくなってきます。

その場合には伸びた茎(ランナー)を切って株分けをします。

 

大きなホテイアオイと、小さな新しいホテイアオイに分かれます。

それを別の水槽に入れて育てるのです。

 

注意点は、増えたからといって近くの池などに捨てるのはダメです。

どんどん増えて生態系を壊すかもしれないからです。

 

その約束ごとだけは必ず守ってくださいね。

安全にホテイアオイを楽しみましょう。

 

なので、どうしても困ったときは株分けをして、

ヤフオクなどのオークションサイトで必要な方にゆずるのも一つの手段ですよ!

 

 

日光や肥料が豊富だと大繁殖!

でも・・・

日光が当たらないと、次第に衰弱して枯れていきます。

 

例えば室内などで、魚と一緒に育てる場合にはそこまで繁殖しないことが多いはず。

安心して育てられますね。

 

もう一度言いますが、水草としてのホテイアオイはとてもポピュラーです。

「あ~、これがホテイアオイだったのね」

と、見たら分かった方もいらっしゃるでしょう。

 

 

では、ホテイアオイの花はどんな花でしょうか。

見たことない方は、その美しさに驚きますよ!

 

 

ホテイアオイの花ってこんなにきれい!

ホテイアオイの花は薄紫の花です。

 

花びらは八方に広がり優雅な印象を与えます。

その中の一枚には黄色の模様が浮き出ます。

 

それもまた、ホテイアオイの特徴でとても美しいのです。

上向きに伸びる葉からまたさらに一段伸びた茎に花が咲きます。

 

水面に浮かぶ、花は本当に綺麗で足を止めてしまうほどですよ。

 

 

日本に持ち込まれたのも、この美しい花がキッカケ。

明治時代に観賞用としてやってきました。

 

金魚やめだかなどを飼育する時に、ホテイアオイが重宝します。

外の暑い季節には影を作るからです。

 

ホテイアオイが日光が大得意なので、真夏でも太陽に負けません。

もっと元気になるくらいです。

(ただし小さい水槽などで水温が高すぎると、ホテイアオイでも枯れますが・・・)

 

 

魚にとっても助かる、ホテイアオイも元気になる最高の相性なのですよ。

 

そして、影を作る役目だけではないのがうれしいところ。

大切な役割がもう一つあります。

 

ホテイアオイの根が魚の産卵にとても適しているのです。

無数にのびた根はよく絡まり、卵を産み付けるのに最適!

 

水面上の葉も、水面下の根も、全て魚の役に立ちます。

しかも、めだかなどは、産卵した卵を食べてしまうこともあります。

 

そんな時にも、ホテイアオイが大活躍!

ホテイアオイごと違う水槽に移せば、簡単に引越し完了です。

 

とても魚との相性が良い。

日本に広まった理由のひとつかもしれませんね。

 

 

ではホテイアオイについて知っていただいたところで、早速育ててみましょう。

初心者の方でも出来るように詳しく紹介していきますね。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

ヒヤシンスの育て方!水栽培できれいな花を咲かせるポイント

 

 

ホテイアオイを育ててみよう

 

 

ホテイアオイを早速育ててみましょう。

 

家庭で育てる場合、金魚やめだかのために育てたい。

 

という人がほとんどでしょう。

 

もちろん観賞用に挑戦もしていただけるので、チェックしてくださいね。

今回は初心者の方でも挑戦しやすいよう、水槽で育てる場合の方法を紹介します。

 

ホテイアオイは日光が大好きなのは、先ほどからお伝えしています。

ですが、真夏など最近では本当にあついですよね。

 

多少大きいくらいの水槽では、きっと水温があっという間にあがります。

ホテイアオイ、金魚、めだか、もろともダメになるでしょう。

 

涼しい時期は心配要りませんが、真夏には少し注意です。

おススメは、半日陰くらいの涼しい場所での栽培です。

 

水槽はふたのない深いものを用意しましょう。

ホテイアオイは上にのびるため、ふたがあると当たってしまいますからね。

 

そして根も下に伸びるので、深いものを選びましょう。

 

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水替えの方法は?

魚と一緒に育てる場合。

 

水替えや循環をしているとおもうので、そこまで心配は要りません。

ホテイアオイだけで育てる場合には水が濁ってきてしまいます。

 

汚れてきたら水替えをしましょう。

水道の水で問題ありません。

 

 

肥料は何をあげればいいの?

肥料はほとんど必要なし。

 

肥料があると、生育の良いホテイアオイはどんどん増えます。

しかも、水槽が浅いと、下の土や泥に根が届いてしまい・・・

 

直接養分を吸い取り巨大化します。

 

葉もどんどん大きくなり15m級の巨人・・・

いやいや、15cmくらいの大きな植物になってしまいます。

これでは、想像とは全く別のものになってしまいますね。

 

可愛らしく育てるためにも肥料は必要ないでしょう。

 

 

とくに世話をする必要がないのです。生育する温度も幅広い。

初心者の方でも挑戦しやすい。

 

徐々に増えていくのも嬉しいポイントですね。

 

 

夏に花もたのしめたら、その魅力をお分かりいただけるはずです。

秋になり、どんどん寒くなると、生育も落ち着いてきます。

 

緑の葉が黒くなりやがて枯れていきます。

基本的には冬越しするのは難しいホテイアオイ。

 

 

どうしても冬越しにチャレンジしたい!

そんな方のために、期待できそうな方法を次でお伝えしましょう!

 

 

 

ホテイアオイを冬越しさせたい!

 

 

何度もお伝えしています。ホテイアオイは寒さに弱い。

普通に育てていたら、冬には枯れてしまいます。

 

自然界でもそれは一緒。

しかし、少しでも生き残りがいれば、また翌年大繁殖するのです。

 

たくさん増えたホテイアオイの中から、一株でも冬越しさせられたら・・・

家庭でもまた、翌年にたくさんのホテイアオイを楽しめるかもしれませんね!

 

そのために、可能性のある方法をお伝えします。

だめもとでチャレンジしてみてもいいかもしれません。

 

 

発泡スチロールで挑戦!

大きめの発泡スチロールの箱(フタ付き)を用意します。

 

フタは薄いほうがいいでしょう。

なぜならフタが薄いと、日光の光が中に入りやすいからです。

 

もしかしたら光合成も期待できるかもしれません!

 

ご想像の通り、これは発泡スチロールで保温する作戦です。

外気の寒さからホテイアオイを守るのです。

 

夜の冷え込む時間帯には玄関などにいれるのもいいでしょう。

少しでも外気からまもるためにです。

 

日光の出る時間には外に出して、うっすら光合成を期待しましょう。

 

 

暖かくなるまで約4ヶ月。

どんどん緑はうすくなり、黄色くなってきます。

ですが、普通に育てているよりは来年への期待もできるでしょう。

 

実際に冬越しに成功したという説もあるので、試してみる価値はありますね。

一株でも生き残ったら、暖かい日光をたくさん浴びさせましょう!

 

そしてまたランナーが伸びて増えてくれますように。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

蚊が苦手なハーブ?虫よけにおススメなのはこの5種類!

 

 

ホテイアオイを冬越しさせる方法~まとめ~

 

 

実は普段から身近にあったホテイアオイ。

今回注目してみて、とても魅力的な植物なのがお分かりいただけましたか?

 

可愛らしいぷくっとした葉。

美しい、豪華な花。

 

誰でも挑戦できる、簡単な栽培。

そして、冬越しさせられたら味わえる、達成感!

 

 

金魚やめだかの水草として、人気があります。

魚との相性がとてもいいことがポイントでしたね。

 

大きな葉は日陰を。

ふさふさの根が卵のベッドに。

 

さらには、魚のフンを養分にし成長すること。

持ちつ持たれつの良いコンビでした。

 

 

繁殖力はすさまじく、家庭でも条件がそろうとどんどん増えていきます。

増えすぎたら、伸びた茎(ランナー)を切り、水槽を分けましょう。

 

繁殖力が強すぎて、注意する点もありましたね。

自然界では増えすぎて生態系を壊すおそれがあります。

 

増えたからといって、その辺の池などに捨てるのは絶対にダメです。

これだけはマナーとして守ってくださいね。

 

 

主なお手入れは水替えくらい。

肥料もなにも必要ありません。

 

とても簡単で初心者向けの水草です。

 

 

そして、今回ご紹介した目玉はやはり「冬越し」。

寒さに弱いホテイアオイは、通常黒く枯れてしまいます。

 

紹介した方法は超アナログな方法ですが・・・

「発泡スチロール保温作戦」で外気からホテイアオイを守りましょう!

 

側面は厚く、フタは薄いものが最適です。

出来るだけ深いものに、たくさんのホテイアオイを入れてください。

 

どうか一株だけでも冬越しできますように。

その年の寒波の影響も受けると思います。

 

一度ダメでも、次の年は成功するかもしれません。

 

そうすればまた、その一株から・・・

翌年元気なホテイアオイがふえていきますように。

 

あきらめずにトライしていただければ嬉しいです!

 

 

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