ポトスの育て方!室内で元気に冬を過ごす方法!

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冬でも、室内で手軽に育つ観葉植物をお探しのあなた。

そんなあなたに朗報です。

 

プレゼントされることも多い観葉植物。

最初はきれいでも、しばらくするうちに枯れてしまったり。

とにかくお手入れが面倒だと思っていませんか?

 

そこで、おすすめするのが、熱帯雨林生まれのポトスです。

冬の間は、室内で育ちます。

また、冬場は肥料もいらない手軽さです。

 

さらに、丈夫なポトスは、初心者にイチオシの観葉植物だといわれています。

 

ただ、冬の間は、気をつけていただきたいポイントがいくつかあるんですね。

今回は、そんな冬のポトスの育て方のポイントを紹介していきます。

 

ポトスの明るい緑で、あなたも冬の室内をいろどってみませんか。

 

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ポトスの室内での育て方!葉っぱが黄色く変色してきたら病気なの?

 

室内のあたたかい場所を好むポトス。

ところが、葉が黄色くなってきました。

このままでは枯れてしまいそう。

いったい、どうしたのでしょうか。

茎にもシワがよって、なんだか全体にぐったりした様子です。

ちなみに、基本的に丈夫なポトスは、冬は、めったに病気になりません。

 

ポトスによくある根ぐされとその予防

葉っぱが黄色いだけなら、病気ではないので大丈夫です。

安心してくださいね。

 

これは根ぐされなんです。

水やりが多すぎて、根が腐ってしまったんですね。

ポトスにとても多い問題なんですよ。

 

ポトスの場合、水のやり過ぎで、めったにかからない病気や害虫のリスクまでも高めてしまいます。

なので、とにかく水は控えめでお願いしますね。

 

根腐れの確認方法です。

 

それではまず、問題の鉢の土にさわってみましょう。

かなり湿っていませんか。

そうです。

やはり、根ぐされを起こしているのですよ。

ポトスが多すぎるお水に溺れてしまったような状態なんです。

だから、根は腐り、葉が黄色くなって落ちてしまうのですね。

 

熱帯生まれで、水はけのよいところで育つポトス。

たしかに、成長の早い夏なら、たくさんお水がほしいです。

でも、成長がゆるやかになる冬場には、水やりを控えめにするのがポイントなんですよ。

 

水やりの方法は簡単です。

園芸用の、口の細いじょうろを使います。

そして、根元の土の表面に、お皿からお水があふれるくらいに水を注ぐだけ。

最初は、特別のじょうろがなくても大丈夫です。

水道の水を細くしぼります。

そして下からあふれるくらいに、根元に水をあげればいいんです。

 

お皿にあふれた水は、かならずすぐに捨ててくださいね。

ポトスは、何度もお伝えしているように水はけのよい状態が好きなので。

 

【冬のポトスの水やりのポイント:控え目にしましょう!】

  • 表面の土が乾いたあと、しっかり2~3日待ってから
  • 根元にたっぷり水を注ぐ
  • お皿からあふれた水は、すぐに捨てる
  • 元気がなくなったら、水のやりすぎを疑う

 

土が湿っているのは嫌いなポトス。

じゃあ、空気も乾いていた方がいいの?

 

ポトスと湿気の関係

ポトスは、湿り気の多い空気を好みます。

ポトスのふるさとである熱帯雨林の中をイメージしてみてください。

あたたかい温室の中のように、湿気がありそうですね。

なので、葉の表面がカラカラだと、全体的に元気もなくなるんです。

といっても、室内を湿気いっぱいにはできませんよね。

なので毎日一回忘れずに、霧吹きで葉っぱを湿らせてあげましょう。

霧吹きには、葉に虫がつくのを防ぐ効果もあるんですよ。

 

そして、霧吹きで葉がぬれたついでに、ぜひやってほしいことが。

それは、週に一度、テッシュで葉の裏表を拭いてあげること

すると、気孔から空気が吸いやすくなって、葉っぱがとても元気になりますよ。

根っこは乾き気味に、葉っぱは湿らせるのがコツです。

 

ちなみにめったに病気にならないポトスにもかかりやすい病気があるのを知っていますか?

 

ポトがかかりやすい病気は炭疽病(たんそびょう)

黄色くなった葉に、茶色のぽつぽつした斑点が浮かんでいたら、炭疽病(たんそびょう)です。

この病気は主に夏にかかります。

 

炭疽病はカビが原因で、まわりのほかの植物や果物にもすぐに移りますから、すぐに捨てるしかありません。

恐ろしいですよね。

でも、いままでお伝えした注意点を守っていただけば、冬も安心。

丈夫なポトスは、めったに病気や害虫にやられることはありませんから。

 

こうしてみると、ポトスを育てるポイントがだんだんわかってきませんか。

葉がしおれているかどうか、いつも注意してみること。

それがポトスが元気かどうかの目安になるんですね。

 

熱帯生まれのポトスは、温度や湿度の関係で冬の間は室内での管理が基本になります。

冬の室内でポトスを育てるときの注意点をまとめてお伝えしていきますね。

 

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ポトスの育て方!冬は室内で乗り切ろう!

 

冬の屋外は、人間でも、かなり寒いですよね。

植物にとっても、それは同じです。

ましてや、熱帯雨林育ちのポトス。

冬の屋外で管理するのは、ふさわしくないとわかっていただけたでしょうか。

 

室内ならどこでもいいの?

実は、室内でも避けたほうが良い場所はあるんですよ。

それも、お伝えしていきますね。

 

冬のポトスに適した温度は?

 

観葉植物って、なんとなく出窓に置きたくなりませんか。

冬場もあたたかそうですし。

インテリア的には、最適ですよね。

 

けれども、雨戸のない出窓の気温は、夜はかなり下がってしまうのをご存知でしたか。

 

冬のポトスは、気温が8℃以下に下がると弱ってしまいます。

なので出窓に置くのならば、夜はテーブルの上などに避難させてくださいね。

ただ、雨戸があれば気温はかなり違います。

 

心配ならば、温度をチェックしてみてください。

 

そんなこといわれても、とにかく、鉢の移動は面倒だったりしますよね。

 

面倒くさがりの私はついつい夜に移動を忘れてしまうことも・・・。

そうすると次の日の朝にはぐったり・・・。

かわいそうなことをしたな・・・といつも反省します。

 

それならばむしろ最初から、窓際は避けておけばいいんだ!

昼夜を通じて暖かい部屋の中の、どこでも好きな場所で育ててください。

 

といいたいところですが、本当にどこでもいいのでしょうか?

 

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ポトスはどんな場所が好き?

野生のポトスは、背の高い木で日光がさえぎられるところに育ちます。

だから、ずっと日が当たりっぱなしでなくても、大丈夫なんですね。

 

部屋の中なら、具体的にどんなところにおけるでしょうか。

 

暖房と照明のある室内ならば、本当に、お好きな場所に置けるんですよ。

 

ただし、ここに注意です。

  • 時おり真っ暗になる部屋の中(窓のないトイレとか)
  • エアコンなどの暖房器具からの、乾燥した熱風の吹き出し口の近く

 

たとえば、カウンターテーブルの上なども、おしゃれですよね。

 

または、ポトスは、つるが垂れ下がれる場所が好きなんです。

カウンターから垂れさがるポトス。

癒されますね。

 

それに、つるは何かにまきついて登れる場所も好きですよ。

支柱のないポトスならその性質を利用してみましょう。

壁にグリーンガーランドのようにつるを伸ばすのもすてきですね。

 

【冬のポトスの日あたり加減:控え目でも大丈夫!】

  • 直射日光は避ける
  • レースのカーテン越しの日差しが最適
  • 室内に置くときは、1週間に2~3回、半日以上は、レース越しの日光に
  • 昼間こそ出窓を活用
  • 真っ暗になる時間のある部屋には、置かないようにする

 

ポトスには、斑入りのものがありますね。

そういう種類は、照明の光だけでも元気です。

ただ、模様がくっきりしなくなります。

 

特に意識して、週に2~3度日にあててあげましょう。

そうすると、とても美しいままで長く楽しめますよ。

 

ポトスの置き場所イメージはできてきましたか?

 

これまでも、水は控えめにとお伝えしましたよね。

冬のポトスを育てるときの一番大切なポイントですね。

 

さて、これだけ、お水と日あたりに気を配っても、ポトスがしおれてしまうこともあるんですよ。

やはり、生き物ですからね。

だからこそ、こうやって気をつけて育てていると、愛しいし、楽しくなるんですよね。

 

次は、そんな注意点を見ていきましょう。

 

 

ポトスがしおれてしまったら?

 

ポトスがしおれてしまう原因は大きく分けて3つです。

  1. 根ぐされ
  2. つるの行き先がない
  3. 根詰まり

 

これから、この3つの原因と対策を詳しく見ていきましょう。

 

根ぐされ

ポトスがしおれる、最も多い原因。

それは、先ほども見たように、水のやりすぎによる根ぐされでした。

 

熱帯雨林では、雨がザアザア降っても水はけがすごくいいのです。

だからポトスは水はけの良い土が好きなんですね。

 

では、根ぐされが起きてしまったら?

 

何枚もの葉が黄色くなっていたら、残念ながら手遅れです。

鉢をひっくり返して根を出して見ると、ほら、根が真っ黒に腐ってしまっていませんか?

このままでは、あの恐ろしい炭疽病や、害虫も発生してしまいます。

 

最初から、根ぐされさせないように、くれぐれも気をつけてくださいね。

 

根が腐っていますから、株ごと救うことを考えるのは、正直、厳しいです。

それでも、なんとかしてあげたいですよね。

けれども、残った元気な葉があれば、それを利用してみましょう。

 

水挿しをしましょう。

そうすれば、また、新しく育てることもできますよ。

 

ポトスを切ってお水に差しておくだけ。

1週間ほどすると根が出てくるのが確認できます。

 

根腐れの対策はなんといっても水やりを控えることです!

そのほかのお悩みで多いのがポトスが上手に成長できる場所がないこと。

 

つるの行き先がない

ポトスがしおれる2番目の原因。

それは、つるの行き先がなくなっていることです。

丈夫なポトスは、冬でも結構つるが伸びていくものなんです。

 

もともと、熱帯雨林でまわりの木にまきついているポトス。

どんどん先へと伸びる習性があるんですよ。

平たい机の上にただのたっているだけだと元気をなくすんですね。

 

そういうときの対策として、いくつか考えられることをあげておきます。

 

  • 鉢をハンギングバスケットに入れて、壁や部屋の中にぶら下げる
  • 机や棚のはしなど、下に垂れさがるスペースのある飾り方をする
  • 鉢の中に支柱を立て、つるをからめてやる
  • 壁の釘やハンガーなどに、つるをからめて、登らせてあげる

 

こうすることで、ポトスの行き先を確保してあげることができますね。

 

最後に、3つ目の原因です。

 

冬のポトスがしおれる原因。

それが、ずばり、根詰まりです。

 

根づまり

根詰まりとは簡単にいうとこういう状態のことです。

鉢の中で根がいっぱいに伸び過ぎて、窮屈になっている。

 

こうなったら、ひとまわり大きな鉢に植え替えてあげましょう。

 

新しい鉢に植えてから、およそ2~3年ほどで、植え替えの時期がきます。

ですから、もらったばかりならめったに根詰まりの心配はありません。

けれど、植え替えのことを知っておけば、ポトスを続けて何年も楽しむことができますよね。

 

それから、ポトスも冬は生命力が強いわけではありません。

冬の植え替えはNGと覚えておいてください。

くれぐれも、焦って植え替えないでくださいね。

 

買ったりもらったりしたばかりの株は、根詰まりでしおれる心配はめったにないので、安心してください。

 

ポトスを上手に育てるポイントはおわかりいただけましたか?

ここで今回の内容をおさらいしておきましょう。

 

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ポトスと上手に冬を過ごすには?~まとめ~

今回は、初心者にも取り組みやすい、冬のポトスの育て方やお手入れ方法をご紹介してきました。

いかがだったでしょうか。

 

ここでもう一度、ポトスの冬のお手入れのポイントをおさらいしておきます。  

 

  1. 冬は、必ず室内で育てる
  2. 気温は1日を通じて8℃を下回らないところに置く
  3. 直射日光を避けレースのカーテン越しの日当たりの良いところに置く
  4. 冬の水やりは控え目に、土の表面が乾いてから2~3日待つ
  5. 冬は肥料をあげない

 

鉢植えから延びすぎたつるを利用して、インテリアを楽しんでみませんか。

 

トイレの窓際やサイドテーブルの上など、気取った花を飾るまでもないところってありますよね。

 

クリスマスを迎える季節にはグラスの首に、リボンと一緒に結んでみるのもかわいいですよね。

年末は、きれいな包装紙も増えますから、いろいろ使えそうですよ。

 

このようなアレンジに、費用がほとんどかからないのも魅力でしょう?

容器で、季節感を出してみたり。

 

きっと、クリスマスやお正月やひな祭りも楽しくなりますね。

 

冬の室内のいろいろなところに、お気に入りの容器に入った緑がたくさんあるって、心が明るくなりませんか。

観葉植物を育てると、インテリアの幅も広がっていきますね。

 

ポトスを入り口に、観葉植物のある暮らしをスタートさせてみてください。

 

よかったらこの記事についての感想を聞かせてください。

今後の励みになります。

 

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