切り花を長持ちさせるコツ!夏の暑い時期でも元気に過ごすには?

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たくさんの色のお花が輝く夏!

カラフルなバリエーションに気分も上がります。

 

そんな、かわいらしい花を部屋に飾りませんか?

 

でも夏ってすぐに花が枯れてしまう・・・

切り花だとすぐにダメになる・・・

 

気温も湿度も高い分、心配事もついてくるのが夏。

せっかく買っても、すこしもったいない気がする。

そう思うかたも多いはず。

 

でも!そんな、暑い季節でも大丈夫!

ちょっとした工夫で、切り花を長持ちさせられるのです。

 

今回は長持ちさせる方法として・・・

 

もともと夏に強い花の紹介。

 

水の種類や、混ぜると良いもの。

 

今日から簡単に出来るテクニック。

 

と、初心者の方でも分かりやすく紹介していきます。

 

こんな暑い季節だからこそ!

お部屋をパッと明るく切り花で飾りましょう。

 

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切り花を長持ちさせたい~夏におススメのお花は?~

 

 

買ってきた切り花。

もしくは、何かのお祝いで頂いた嬉しい花束のプレゼント。

 

家の中にお花があるととってもハッピーな気分になりますよね。

 

 

いつも使う駅に花屋さんがあるんです。

 

仕事帰りに、よくのぞいてかえるのですが・・・

カラフルなカーネーションを見た瞬間、疲れがフワっと癒されました。

 

まだ買ってないのに、見ただけで癒される。

花って不思議な力がありますよね。

 

そして、気に入って買ってかえるのですが・・・

お気に入りの花瓶に飾って2、3日。

 

すると・・・しおれたり、色がくすんだり。

そんな経験ありませんか?

 

実は売られている切り花の中には、家に飾るとすぐにダメになってしまうものもあります。

特に夏は、暑かったり、エアコンで乾燥していたり・・・

 

切り花にとっていい環境とはいえないのが実際のところ。

 

せっかく買うのであれば、長持ちさせたい。

出来るだけ日持ちして、長く楽しめるように。

 

まずは、もともと持ちのいい種類をいくつか紹介していきます。

 

 

夏におススメの種類

基本的に時期に売っている花は夏の花です。

 

なので、夏には強いはずなのですが・・・

そうもいかないこともしばしば。

 

なので、安心して買うことの出来る種類を紹介します。

参考にしてみてくださいね。

 

 

ヒメヒマワリ

黄色いポンポンのようにまん丸の花が魅力的。

 

元気な色なので、夏のイメージにぴったりのお花ですね。

ボリュームもあるので、それだけでもパッと明るくなりますよ。

 

 

カーネーション

母の日でおなじみのカーネーション。

 

代表的なピンクを初め、赤、白、黄色、紫・・・

たくさん色のバリエーションがありますね。

 

花瓶の中で、夏らしい暖色系でまとめてもいいでしょう。

涼しげに寒色系にすると、また違った印象を楽しめますよ。

 

 

スターチス

もこもこ!と可愛らしいお花を咲かせます。

 

とっても丈夫で、そのままドライフラワーにも出来る代物。

他の花が枯れていっても、綺麗な色変わらない嬉しいお花です。

 

代表的な紫だけでなく、黄色、濃い青、白などもあり他の花を引き立ててくれますよ。

 

 

カサブランカ

それだけでとても存在感のあるカサブランカ。

 

一輪挿しでも十分に楽しめます。

他の花と飾る場合には、主役として招き入れましょう。

 

ボリュームもあり、花瓶全体のイメージが可憐で豪華なものになる優れものです。

 

 

デンファレ

ランの仲間です。

 

どことなくエキゾチックな風貌と色あい。

目をひく美しい姿をしています。

 

自分で栽培するのは難しいのですが、夏になると切花で花屋さんに登場します。

このお花が一つ入ると、花瓶全体のイメージがキュッとと締まるでしょう。

 

 

このように、夏に咲く強い花はとってもバリエーション豊か!

いろんな色があるのも特徴で、飾るのが楽しくなりますね。

 

一輪挿しでも、主役を決めてからいろんな色を飾っても・・・

お花屋さんに行くと、とてもたくさんの種類のお花がある幸せな季節です。

 

好きなお花を選んで、ぜひ活けてみてくださいね。

 

 

次では、選んできたお花を花瓶に生ける実践方法の紹介です。

 

花瓶に水はどれくらいいれるの?

水は水道水?ミネラルウォーター?はたまた水素水?

 

などなど。

詳しく見ていきましょう。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

キュウリが褐斑病になった時の原因と対策は?

 

 

切り花を長持ちさせる水とは~水道水でいいの?~

 

 

まず、花瓶を用意します。

食器用洗剤で洗って、清潔にしておきます。

 

ある花屋さんの話では・・・

「清潔な花瓶を使うことが最大の長持ちの秘訣」とのこと。

 

雑菌がいるような花瓶に活けると、切り口から花が弱るのだそう。

なので、洗剤で洗っておく。

 

または漂白しておいた清潔な花瓶を使いましょう。

 

 

次に水を注ぎます。

注ぐ目安は、活ける花の切り口が全て浸かる程度。

当たり前だ!とツッコミが入りそうですが・・・

 

水位をぎりぎりにしておくと、一晩で減り切り口が浮いていることもあります。

たくさん活ける際には、特に水位が減りやすいので気をつけてくださいね。

 

 

入れる水は水道水でOKです。

水素水やミネラルウォーターを、買って使う必要はありません。

もし自宅に浄水器があるのであれば、その水を使いましょう。

 

 

水の種類よりも大事なことがあります。

それは毎日水を替えること。

 

一日経つと、切り口が少し茶色くなったりふやけます。

1cmを目安に毎日切り直し、新鮮な水をいれた花瓶に戻しましょう。

 

水もただ入れ替えるのではなく、花瓶もさっとゆすぎます。

花を抜くと分かりますが、小さなごみが浮いていたり結構汚れています。

 

それをゆすいで、さっと綺麗にしてからまた活けなおしてくださいね。

こうすることで、いつも新鮮な水を切り花に与えます。

 

簡単なことですが、するのとしないのでは大違い。

特にお金もかかりませんので、可愛いお花のお世話と思ってやってくださいね。

 

 

長持ちさせる方法として、今日ではたくさんの方法が紹介されています。

「砂糖を混ぜる」「酢をまぜる」「10円玉をいれる」などなど・・・

 

うそ!と思うような方法もありますね。

本当に効果があるのでしょうか?

 

混ぜるだけで、長持ちするならぜひ知りたいところ。

順番にどう効果が期待できるのか見ていきましょう。

 

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切り花を長持ちさせるために、混ぜるといいのは何?

 

 

調べてみると、色々な説がありますね。

なにが効果があって、なにが一番いいのか。

 

できれば家庭にあるものでリーズナブルに!

かつ、効果を期待したいところです。

 

ひとつずつ見ていきましょう。

 

 

砂糖を混ぜる

植物の栄養分として吸収するので元気になる!というものです。

300mlに小さじ2くらいの砂糖を入れます。

 

多く入れすぎると、しおれてきたり逆効果の場合も・・・

なので、入れすぎ厳禁です。

 

うまく入れると、葉や花自体にツヤがでた!

なんて体験談もあるくらい効果にも期待できるようです。

 

 

酢を混ぜる

殺菌という意味で効果が期待できる酢。

 

水中の菌の増殖を抑えられます。

これもまた砂糖と同じで入れすぎると植物自体を傷めます。

 

おススメの使い方は・・・

切った断面を、30秒くらい酢につけて、そのまま花瓶に挿す方法です。

 

入れすぎの防止にもなりますし、殺菌の効果も期待できます。

 

 

10円玉を入れる

こちらも殺菌効果を期待できるもの。

 

水に溶け出した銅イオンに殺菌効果があるのです。

ヨーロッパで、昔から使われていた方法のようですね。

 

 

氷を入れる

とっても暑い時期に花がのぼせてしまう。

そんなときには効果があるようです。

 

ですが、ご存知の通りすぐに溶けてしまいますね。

なので効果は一時的なもの。

 

特に「長持ち」という点では、期待はできなさそうですね。

 

 

漂白剤を入れる

こちらも、酢と同じく殺菌の効果があります。

 

水中の菌を殺菌し、吸水する管からの侵食を抑えます。

1Lに対して5滴くらいで十分効果が期待できますよ。

 

 

長持ちさせるために入れるものは2つに分かれました。

  1. 花自体の栄養となり、長持ちさせるもの。
  2. 環境を清潔に保ち(殺菌効果)長持ちさせるもの。

です。

 

 

そして最後に延命剤です。

切り花を買うと、長持ちする薬品(延命剤)を一緒にくれたりします。

 

その薬品と水道水で溶液を作り、花瓶の水として使用するのです。

さすが花屋さんがくれるものだけあります。効果絶大です。

 

季節にもよりますが、2週間くらい元気にお花が楽しめます。

(この場合、切り直しと水替えは毎日でなくて大丈夫です。)

 

水に混ぜて効果のあるものはお分かりいただけましたね。

次に、テクニックだけでもっと元気にする方法をお伝えします。

 

普段しているお手入れに少し工夫するだけで、花を長持ちさせられます。

ぜひチェックしてためしてくださいね!

 

 

 

長持ちさせる簡単なテクニック~重要なのは切り方だった?~

 

 

実はないがしろにしがちな「切り方」も、長持ちさせる大事なポイント。

ただ切ればいいだけではないのです。

 

切るときには、真っ直ぐ切るのではなく、斜めに切ります。

そうすることで、吸水する断面積が広がるので効率的なのです。

 

そして、さらに長持ちさせるために・・・

家庭でも出来る、超簡単なワンポイントがあります。

切るときに「水中で切る」です。

 

空気中で切ると、吸水する管に空気がはいり、吸水率が悪くなることがあります。

これを防ぐために、水中できるのです。

 

ボールでもカップでもなんでもいいので清潔な容器に水を張ります。

そして切り口を水につけてチョキン!

 

切った瞬間から水の中なので、どんどん元気に吸水することができますね。

 

テクニックでカバーする上で、頭に入れておくことは・・・

  1. この吸水する管をいかに詰まらせないか。
  2. この管からの菌の侵食をいかに抑えられるか。

大きくこの2つです。

 

ですので、「切れ味の良い」「清潔」なハサミで切りましょうね。

夏だけでなく、通年使える技です。

 

知っているととても重宝しますので、ぜひためしてみてください。

 

色々な角度から、切り花を長持ちさせる方法をお伝えしてきました。

すぐに試していただけるものばかりですね。

 

こんな簡単なことで、すこしでも長くお花が楽しめたら・・・

すこし夏の切り花に対するハードルも低くなったのではないでしょうか。

 

では、簡単にまとめていきましょう。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

バラの切り花を長持ちさせるたった1つのコツ!

 

 

切り花を長持ちさせるには?~夏の花でも怖くない!~

 

 

ここまで読んでいただいて、もうお分かりかと思いますが・・・

切り花が痛む原因は実はただ1つ。

 

「吸水する管を詰まらせない。」

言い換えると「スムーズに花に水を吸わせる」ということ。

 

これにつきます。

その原因を取り除くポイントは3つ!

 

 

「乾燥」を防ぐ!

切り口が乾燥すると、当たり前ですが吸水できません。

 

これを防ぐのは水の量がポイントでした。

簡単なことですが、切り口がしっかりと水に浸るようにしましょう。

 

 

「空気」に注意!

空中で切ることで空気が詰まり、吸水できなくなる場合もあります。

 

予防するために、切り方にテクニックがありました。

水中出来ることで防げました。

 

 

「菌」は増やさない!

バクテリアが繁殖すると吸水する管につまります。

腐る原因にもなります。

 

その菌を発生させないために、清潔に保つ必要がありましたね。

  • すべての道具を清潔にしてから使う
  • 毎日水を替える
  • 酢や漂白剤、10円玉で殺菌を促す

 

この3つのポイントを守ることで、切り花を長持ちさせられます。

とても簡単でしたね。

 

花屋さんでもらう延命剤はとても効果がありますが・・・

買うと高いですものね。

 

ぜひ家庭にあるもので、効果が期待できる技を使ってみてください!

夏の切り花に抵抗があった方も、今年から始める方も・・・

 

夏にしかない色とりどりの花を、思いっきり楽しみましょう!

 

 

【関連記事はこちら】

夏の花で育てやすいもの7選!お世話のポイントも解説!

 

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