観葉植物としても大人気のモンステラ。
穴あきの葉っぱが可愛くて、何とも言えないですよね。
部屋に飾って気分も上向き!
スキップルンルン♪だったのに・・・
あれあれ?
良く見るとなんだか買ったときと違う・・・
横にグーンと伸びてきて広がってきてない?
葉が黄色くない?
そうなってしまうとバランスも崩れて・・・
可愛さも半減ですよね。
今回は、その原因と対処法をご紹介しましょう。
なぜそうなってしまうのか分かれば、対処法も簡単なんですよ。
Contents
モンステラの育て方!葉が横に広がってきた時はどうすればいい?
まず横に広がる主な理由・・・それは?
「日光不足で葉が光を欲しているから」です。
その対処法として、大きく2つの方法があります。
- 日光を当てる方法
- 支柱を立てる方法
です。
1は読んで字のごとく、外に出して日光を当ててください。
もともとジャングルの影で生息していたモンステラ。
あまり日光を必要としません。
ですが、室内で育てる場合、より健康に育てるために・・・
「日光に当てること」それが秘訣なのです。
ずっと室内で育てていたモンステラ。
いきなり外に出すと葉焼けを起こしてしまいます。
ですので
- 光の強い時間は避けて、徐々に外に出し時間をふやす
- 室内でも日光の当たる窓際におく
など、マイルドな方法で日光を与えてくださいね。
次に支柱を立てる方法です。
支柱を立てるメリット
- 葉を分散できて光を平等に当てることができる。
- 風通しがよくなり、病気の予防にもなる。
ということです。
室内で光も乏しい場合に有効ですね。
では、どんな支柱をすればいいのか。
詳しくお伝えしますね。
支柱を選ぶポイント
- しっかりと太さのある真っ直ぐな支柱を選ぶ。
- 具体的には、ヘゴ棒やココスティックが一般的です。
モンステラは支柱にそって、どんどん這い上がっていきます。
あなたはこのくらいの大きさにしたい!
というイメージはお持ちですか?
では、その高さの支柱を用意しましょう。
鉢の底までしっかりと差し込みましょう!
その長さもふまえて用意してくださいね。
支柱をしっかりと立てたら・・・
モンステラの茎と支柱を、紐で8の字に結びます。
この8の字結びはよく使うテクニックです。
いろんな植物にも使えます。
ぜひ覚えておきましょう。
8の字にするのは、茎を傷めないようにするためなんですよ。
モンステラのほうはゆるめに。
支柱のほうは強めに8の字で結びましょう。
これで対策はひとまずOKです!
広がってしまったモンステラ。
対する対処法はお分かりいただけましたね。
最近では、カーテンや、布団のシーツの柄にもモンステラが・・・
人気の高い証拠ですね!
やはり独特のフォルムと深い緑が私たちを癒すのでしょう。
しかしモンステラを育てている途中。
まれに葉が黄色くなってしまうことがあります。
それではモンステラのイメージと全然違う・・・
いつまでも健康に育っていて欲しいですよね。
次は、黄色くなってしまった葉の対処法をご紹介します。
黄色くなってしまっては全然別物ですからね。
【よく読まれている記事はこちら】
モンステラの育て方!葉が黄色くなる原因は?
なんだか黄色くなってきたモンステラ。
うそでしょ!どうしてでしょうか。
原因は主に5つあります。
- 根詰まり
- 根ぐされ
- 水不足
- 水多すぎ
- 栄養過多
です。
でもご安心ください。
この中でいったい私のモンステラはどれなのか。
その対策と共にご紹介しますよ。
一つ一つ探していきましょう!
- 根詰まり
これは鉢のなかで根が成長して窮屈になってしまうことです。
植物は根から栄養を吸収しますね。なので根が窮屈な思いをしています。
それはつまり、栄養がしっかりと届かなくなるということです。
この場合は表面の土から根が見え隠れしているはずです。対処法:
鉢を大きくする。
根の大きさをみて、鉢にゆとりを持たせる。 - 根ぐされ
間髪いれずに毎日水やりをすると・・・
鉢の中がずっと湿っていることになりますね。同じ水がずっと滞在しているので、根が腐り始めます。
腐った根はブヨブヨと柔らかいのが特徴です。対処法:
具合によって、蘇る可能性もあります。
鉢の入れ替えをしましょう。
土が乾いてしばらく経つまで我慢。底から水が出るまでみずやりをする。
また土が乾いたら・・・
という具合にお世話しすぎない!ことも重要です。 - 水不足
次に考えられるのは水不足です。
上でお伝えしているように、水やりは本当に控え気味で十分です。ですが、全く与えないというのは違います。
モンステラは植物ですので、ちゃんと根から吸収しています。対処法:
定期的に土の状態を確認して、水やりをする。
そんなに几帳面にこの日にやる!なんで決めないでくださいね。それではやりすぎになってしまうので、気付いたときに水やりする。
という方法で十分ですよ。 - 水多すぎ
反対に水を与えすぎてしまうと・・・
これもまた根ぐさりの原因になります。
何度も言わせてください。モンステラはジャングルの中に存在していました。
ですので、水は本当に少しでも元気に生きることが出来ます。対処法:
水やりをしたら・・・
次の水やりのタイミングに注意です。土が乾いてもしばらくは与えないでください。
かれない程度に水を与える。
という具合にしましょう。 - 栄養過多
かわいい余り肥料をあげていませんか?
たくさん、もしくは短い期間で何回も・・・
そうなると浸透圧の関係で、根っこから水分が土に流れてしまいます。対処法:
異常に溜まってしまった肥料。
それを、水で洗い流すほかありません。水やりを3~5日間連続で行います。
鉢の下からみずが出てくるまでしっかり!
肥料の濃度をどんどん薄めてあげましょう。
主な5つの原因をご紹介しました。
対策を見て一環して思うこと。それは・・・
「可愛くてもほっといて!」
ということのように感じました。
水は枯れない程度に。
肥料は分量どおりに。
そして、日光は窓際でマイルドに。
という具合です。
生息していた地域。
モンステラの特徴。
それを知ることで・・・
自然に答えが見えてくるのです。
これで深い緑を守ることは出来るようになりました。
一方で、もうひとつ心配事があります。
あることが原因で、丸まってしまうことがあるのです。
まるで、ジャンケンのグーのように・・・
それが驚くほどに美しくないのです。
その対処法についてご紹介しましょう。
モンステラの葉が丸くなる原因は?
あたは丸くなったモンステラの葉を見たことがありますか?
それはそれは可哀想な姿です。
パリッと元気に開いた葉からは想像つかないくらい・・・
元気も全て奪われたように丸まってしまうのです。
その原因はずばり
- 水不足
- 日光不足
が考えられます。
まず水不足の場合です。
枯れる前にこの現象が起こりやすい。
気がついたら、すぐに水を与えてください。
ちなみにモンステラのように、葉がとても大きい!
そんな植物は、葉からも水分が蒸発します。
なので霧吹きなどをつかって、葉に水を与えましょう。
冬の乾燥する時期では毎日。
暖房器具を使って極端に乾燥している部屋なら、一日に何度か行います。
反対に湿度の高い夏には、2日に1度くらいで十分でしょう。
次に考えられるのが、
2の日光不足です。
室内で育てているモンステラ。
思っている以上に光を取り込むことが出来ません。
ですので、
- 窓際におく、たまに外に出す。
- 出す時間帯は昼の10時から2時の日光の強い時間帯は避ける。
- または木陰などに出す。
そうしないと、急に日光に当たるとびっくり!
そして、葉焼けを起こすのです。
黄色くなってしまう原因。
そして、対処法もお分かりいただけましたか?
私は昔・・・
室内でユッカ(観葉植物)を育てていました。
日光に当てようと思い外に出すと・・・
急に真夏のじりじりの太陽に当ててしまったのです。
見事に葉の表面が白くなり葉先が黒く焦げてしまいました。
その風貌から、葉やけは人間の火傷に近いのかな。
と解釈しました。
大切なモンステラです。火傷なんて可哀想・・・
正しい対処法でのりこえましょうね。
では健康なモンステラをより楽しむために。
特徴でもある穴について次でご紹介です。
この穴なしではモンステラは語れませんよね!
モンステラの葉をきれいな穴あきの葉にする秘訣!
モンステラの最大の特徴。
それは、何を差し置いても葉の穴でしょう。
もしくは特徴のある切り込みですよね。
モンステラの葉の穴や切り込み。
株に5,6本枚の葉がついてくると、穴あきの新葉が登場します。
大きな葉の方が、その特徴がたくさん出やすいので・・・
的を絞って、葉を大きくするポイントをお伝えしましょう。
葉に水を与えるのを毎日行うことです。
雨の日は湿度が元々高いので、必要ありません。
ですが、そのほかの日はこの葉水を行うことで、大きな葉を育てることが出来ますよ。
また、もうひとつメリットがあります。
それは葉に水を与えるとき、霧吹きから水分が勢い良く出ます。
真水とその威力で害虫の予防にもなるのです。
ですので、一石二鳥!
そして、手入れ嫌いのモンステラに、唯一毎日触れられる作業なのです。
お手入れできる時間を堪能してください。
他の植物ではなく、モンステラを選んだんです。
その特徴を最大に生かしたいですよね。
元気のなくなってしまったモンステラ。
その原因と対処法をお伝えしてきました。
何か当てはまるものはありましたか?
さぁ、簡単にまとめて見ましょう。
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モンステラの葉をキレイに育てる方法~まとめ~
その独特の魅力のあるモンステラ。
私たちを癒してくれる大切な存在です。
愛着が湧くあまり、手入れしすぎるとダメなんでしたね。
水分過多、栄養過多のやりすぎタイプ。
水分不足、日光不足のほっときすぎタイプ。
あなたはどちらでしたか?
モンステラは植物。
日光と水は不可欠です。
しかし、日光といっても・・・
室内の窓際で対処できるくらいの微量で十分なのです。
水だって1週間に1回だって季節によっては多すぎる。
自分のチェックしていると徐々に分かるようになるでしょう。
葉に水やりするついでチェックしましょう!
土を触って、乾き具合などを見てくださいね。
- 水は枯れない程度。
- 鉢は適切な大きさですか?
- 日光はあてていますか?
- 葉を大きくするために、葉への水やりは毎日行いましょう!
- 可愛くっても分量どおりの肥料で。
大きくこの5点を守ること。
そうすれば・・・
しっかりと厚みのある緑が美しい葉になることでしょう。
対処法を行ってすぐに効果は出ないかもしれません。、
1週間ほど続けてみて少しでも改善があれば手ごたえあり!
とっても美しいモンステラだからこそ。
元気のないときの原因を理解すること。
そして、適切な対処をしてあげてくださいね。
きっと手をかけた分、より愛着も湧くことでしょう。
健康なモンステラとよい日々をお過ごしくださいね。
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