赤や黄色や白などたくさんの種類があるゼラニウム。
もちろんそれぞれの色で違った花言葉があります。
実はその色によって、
花言葉のイメージがまったく逆になっていること、ご存知ですか？
それは花の色だけで花言葉が作られたのではないからなんです。
これから色別に花言葉を紹介していきましょう。
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ゼラニウムの花言葉
私が花屋さんで一番目につくゼラニウムの花の色…それは赤です。
とても華やかで、つい買いたくなります
では、まずは赤い花のゼラニウムの花言葉から。
赤いゼラニウムの花言葉
赤いゼラニウムの花言葉は、
「君がいて幸せ」
です。
華やかな色から、愛情が良く伝わってきますよね。
親しい人や愛する人に贈るのにぴったりな色です。
ゼラニウムの印象は、まずは可愛らしさではないでしょうか。
赤もそうですが、ピンク色というのも可愛らしいイメージですよね。
でもピンクのゼラニウムの花言葉はそんなイメージとはちょっと違います。
ピンクのゼラニウムの花言葉
ピンクのゼラニウムの花言葉は、
「決意」「決心」
です。
ちょっと意外ですよね。
かわいいというよりも、カッコいい！
大切な局面で、何かを決めるようなイメージの花言葉ですね。
悩みを持っている友人などに、応援メッセージとして贈るのも良いかも知れません。
また自分の決心を相手に伝える意味に使える時もあるでしょう。
例えばプロポーズ(〃▽〃)ﾎﾟｯ
プロポーズに贈る花として考えるのはいかがでしょうか。
ところで、私には春をイメージさせる色があるんです。
それは、黄色。
3月頃になると、あちこちで菜の花が咲きほころびますよね。
子供の頃からその風景が記憶に焼き付いているんです。
ですから、黄色い花をみると心ときめきます。
ゼラニウムにも黄色い花がありますから、花言葉を紹介しますね。
黄色いゼラニウムの花言葉
黄色いゼラニウムの花言葉は、
「予期せぬ出会い」
です。
何か心ときめく、ロマンチックな花言葉ではありませんか？
春に就職したり進学したり、その新しい環境での出会い。
時には素敵な恋心が芽生えるかも知れません。
そんな事を想像させる花言葉だと思います。
さて、花の色で私達はさまざまなイメージを持ちます。
赤なら情熱。
ピンクなら可愛らしさ。
そして白は清純さをイメージするのではないでしょうか。
もちろん、ゼラニウムにも白い花があります。
でもその花言葉は、そんなイメージとはかなり違っているようです。
白いゼラニウムの花言葉
白いゼラニウムの花言葉は、
「あなたの愛を信じない」
です。
え？どういうこと？？
白、という色からはかけはなれた花言葉ではないでしょうか。
何かを拒絶しているかのようです。
これは、ゼラニウムの葉からのイメージのようです。
ゼラニウムの葉って、独特な匂いがありませんか？
ハーブにも使われているくらいですからね。
ちょっと青臭い匂いですよね。
あの匂いって、虫も嫌いな匂いらしいです。
ちょっと虫の気持ちになってみると、
素敵な香りがすると思ったのに、え？何このにおい！裏切られた！！
と思うのでは？？
裏切られた→あなたの愛を信じない
こんな花言葉になったのではないでしょうか。
まぁ、虫目線なので何とも言えないですが（笑）
白という色からはこの花言葉は想像できませんからね。
先ほど赤のゼラニウムの花言葉を紹介しましたね。
あの赤に似た、真紅の花もあるんです。
この色、とても大人っぽいイメージがあるのは私だけでしょうか？
JALのファーストクラスの荷物に付けられるタグも真紅です。
(私はいつもエコノミークラスに乗りますが）
だから花言葉もどんなゴージャスなものなのかな…
と調べると、また私のイメージと違っていました。
深紅のゼラニウムの花言葉
真紅のゼラニウムの花言葉は、
「憂鬱」
です。
なんで？と思いましたが、分からないわけでもありません。
明るい赤と比べ、真紅はどこか翳り(かげり)がありますよね。
そこからこの花言葉が生まれたのでしょう。
他の花と同じように、ゼラニウムも花の色によって花言葉が違うんですね。
さらにゼラニウムにはたくさんの品種があります。
もしかして、品種によっても花言葉が違うの？
ちょっと調べてみました。
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品種によってもゼラニウムの花言葉は変わる？
ゼラニウムといってもさまざまな種類があります。
大きく分けると４種類です。
ひとつはゼラニウム。
良く窓辺に飾られているものです。
もうひとつはハーブゼラニウム。
種類によっていろいろな香りを出します。
そしてアイビーゼラニウム。
ツタがはうように広がるそうです。
そしてペラルゴニウムという種類もあり、こちらもたくさんの色があります。
品種はたくさんあるし、それぞれの品種で色もたくさん存在するわけですね。
ひとつひとつに花言葉があったら、もう覚えきれませんね。
そこは安心してください。
品種ごとの花言葉は存在していないようです。
あくまでも色別に考えれば良さそうですよ。
それにしても、同じゼラニウムでも色によってずいぶん花言葉が違っていましたね。
なぜなんでしょう？
それは花と葉のギャップから来ているのではないかと思います。
ゼラニウムの花言葉の由来って何？
「君がいて幸せ」や「予期せぬ出会い」などの花言葉は肯定的なイメージですよね。
これは花の美しさ・可愛さから来ているようです。
一方で否定的・後ろ向きな花言葉もありましたね。
「あなたの愛を信じない」「憂鬱」などです。
こちらは葉から出る匂いが由来なのではないでしょうか。
あの青臭い匂い、苦手な方もいらっしゃるでしょう。
そこから否定的な花言葉が生まれたのだと思います。
先ほどもお伝えしましたが、
あの匂いは虫よけの効果があるそうです。
特に、蚊をよけてくれるなんていう種類もあるんですよ。
わたしは結構好きなんですけどねぇ、あの香り。
その効果の理由で、鉢植えで窓辺に飾って置いてある家もあるのでしょうね。
ゼラニウムにこんなお話があるのを知っていますか？
ゼラニウムにこんな逸話があった！
さてここまで、色別にゼラニウムの花言葉を紹介してきました。
中には色と花言葉とイメージが繋がりにくいものもありましたね。
ところで、ゼラニウムってヨーロッパで好んで育てられているというイメージがあります。
私自身、スペインを旅行した時に実感しました。
あちこちの家の窓辺で、鉢植えのゼラニウムを見かけたんです。
特に白壁の家の窓辺に置かれたゼラニウムはすごくきれいに見えました。
そんなゼラニウムですが、昔から伝わる逸話（いつわ）がある事、ご存知ですか？
それは意外にもイスラム教にまつわるものなんです。
その昔、イスラム教の預言者であるマホメットがある日シャツを洗濯していました。
そのシャツを、アオイ科のマロウという植物にかけて干しました。
乾いた頃にマホメットが取りに行くと、マロウがゼラニウムに変わっていたのです。
それはあざやかな赤い花のゼラニウムでした。
イスラムの神アラーが、マホメットの徳をたたえたからと言われています。
アラーの神がこの世に創造した植物というわけですね。
イスラムの世界に、ゼラニウムに関する話があるなんて知りませんでした。
イスラムに関して余談ですが…
スペインはかつてイスラムに征服されていました。
今もたくさんゼラニウムが飾られているのも、その影響なのかも知れませんね。
ではまとめです。
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ゼラニウムの花言葉～まとめ～
いかがでしたか？
ゼラニウムの花言葉、色の数だけありましたね。
赤は「君がいて幸せ」
ピンクは「決心」「決意」
黄色は「予期せぬ出会い」
白は「あなたの愛を信じない」
真紅は「憂鬱」
色によって、とても同じ植物とは思えない、さまざまな花言葉でしたね。
やはり、花の可愛らしさと葉の匂いとのギャップがあるからなのでしょうね。
誰かにプレゼントする時は、花言葉に気をつけて。
その人にふさわしい色の花を贈ってくださいね。
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