ネモフィラの育て方!プランターできれいに咲かせる基本は?

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茨城県の国営ひたち海浜公園に行かれたことがありますか?

 

ネモフィラ畑が一面に広がったあの絶景は見事なものですね。

あんなにきれいに咲かせるコツを知りたいものです。

 

お子さんが幼稚園から帰ってきた時に、ママの育てているネモフィラを見てニコッとする。

そんな光景はとても素敵です。

 

ネモフィラの花言葉のようにお子様の「可憐」なしぐさに、

どんなことがあっても私は「あなたを許す」という絆は親子の証(あかし)ですよね。

 

ネモフィラを見ていると、そんなお子様とママの姿を想像してしまいます。

 

さて、ネモフィラの苗を買ってきて育てている方はたくさんいらっしゃると思います。

しかし、途中で白い斑点のようなものが目立ってくることがあります。

 

また、花がなかなか大きくなってくれないこともちょっと悩みの種になっていませんか?

そんなネモフィラのプランターでの育て方をご説明していきます。

 

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ネモフィラの育て方!基本の管理方法

 

 

ネモフィラは春にブルーのきれいな花を咲かせる一年草です。

基本、寒さに強く暑さに弱いと言われています。

 

花の種類はブルー、白、紫と3種類あります。

 

森林の明るい陽だまりにちょこんと自生し、その可愛らしい姿から「Baby blue eyes(赤ちゃんの青い瞳)」とも呼ばれています。

 

ちなみに日本での呼び名は、唐草模様(からくさもよう)に似た瑠璃色(るりいろ)の花の色から「瑠璃唐草」と呼ばれているそうです。

 

どちらの呼び名も素敵ですね。

 

ネモフィラは横に根を這って成長し、一面ブルーの見事な花を咲かせるのが特徴です。

 

植え付けはそこそこ簡単ですよ。

根っこを傷つけないようにすれば、初心者でもいけます。

 

耐寒性(たいかんせい)があるので、よほど寒い時期を除いては外でもOKです。

ネモフィラは移植されるのを嫌がるようです。

 

お花の見た目に似合わず、ちょっと気難しい性格のようですね。

なので、プランターに種を直まきして植え付けするのが好ましいのですが、今回は苗から植え付けるやり方をお伝えします。

 

それでは、この素敵な小さいお花の植え付けをしていきましょう。

 

プランターに植え付ける方法

ネモフィラの苗はお正月を迎えるとホームセンターなどで販売され、4月頃まで購入可能です。

 

選ぶ時は葉っぱが青々としている元気の良いものを選びましょう。

育ちすぎてしまった苗はNGです。

 

土は水はけのよい赤玉土・園芸用の土・腐葉土を混ぜて使うのがおすすめです。

プランターの底に大きめの石を敷き詰めてから土を入れて下さい。

 

植える場合は、根っこを傷つけないようにして下さい。

ネモフィラの根っこはよそ見せずにまっすぐに太く伸びていく特徴があるので、少しでも根っこを傷つけると、ちゃんと根付かなくなり、育ちません。

 

根っこはほどいたりしないでそのままそっと土の中に埋めて下さいね。

 

お水は表面が乾いたらあげる程度にしておきましょう。

あげすぎると根っこが腐ってしまいます。

こうして育てると春には一面ブルーのきれいな花が咲いてきます。

 

花が咲いている時に、枯れた花や葉っぱを小まめに取り除いてあげましょう。

そうすることでもっともっとたくさんの花を咲かせてくれますよ。

 

ここでワンポイントアドバイスです。

花がらを全部摘み取ってしまうと、次に種から育てたい時に種が取れなくなってしまいます。

今度は種から育てたい方は、花がらを残しておくようにするといいですよ。

 

最後の方でも説明させていただいていますので、読んでみて下さいね。

 

ネモフィラを苗から育てる方法をお伝えしましたが、おわかりになりましたか?

 

植え付けをする時は根っこを傷つけないようにすることが重要ですよ。

 

ネモフィラはちょっと小さくて弱々しく感じますが、本当はまっすぐでまじめな見た目とは違った印象をもたれたんじゃないでしょうか。

 

それでは水やりと日当たりなどを説明していきます。

 

日当たりと水やり

先ほども説明しましたようにネモフィラはお日様が大好きなお花です。

 

なので、日当たりと風通しのよい場所に置いて下さい。

陽が良く当たる所に置くと、ネモフィラのご機嫌が良くなってたくさんのお花を咲かせてくれます。

 

お水は表面の土が乾いてからあげるのが良いでしょう。

湿気のあるのを嫌がります。

 

そんなに難しくありませんよね。

日当たりのよい場所と水やりは土が乾いてからという事だけを守れば簡単ですね。

 

次にネモフィラにあげる肥料のご説明をしていきます。

 

 

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肥料

ネモフィラはとても丈夫なお花ですので肥料は少なめにやって下さい。

やりすぎると茎が伸びすぎ、葉っぱばかりが目立ってしまい、ちょっと見た目が悪くなってしまいます。

 

プランターの場合は、春と秋に液体肥料(えきたいひりょう)を月に1回程度様子を見ながら与えて下さい。

 

意外と強い花ですので、少々厳しく育てた方がネモフィラも意地になって頑張ります。

「これでどうだ、きれいだろう!」と言わんばかりに咲き乱れるでしょう。

 

お子さんが幼稚園から帰ってきた時にネモフィラの花が1つ開花していたら。

 

きっと満面の笑みで喜んでくれるでしょう。

その時はママも一緒に笑顔になって下さいね。

 

これで情操教育はバッチリです。

 

次に、ネモフィラの生育中のトラブルについて説明します。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

 

ネモフィラの育て方!花が小さくなるのはなぜ?

 

 

ネモフィラは外見の可憐さとは違い、野性味溢れる強いお花です。

庭などの地面に植えたものは根が付けば放っておいても育ってくれます。

 

プランターの場合は水のやりすぎやチッ素過多になると茎がヒョロヒョロと弱くなり、花が付きにくくなります。

 

また、冬の寒い時期に暖かいお部屋などに置かないことが重要です。

ネモフィラは暖かい所が苦手なので、冬でも外でちょっとビニールシートを被せるぐらいで大丈夫です。

 

但し霜や氷点下の場合は中に入れて下さいね。

凍ってしまいますから。

でも寒いのは人間とペットだけのようですね。

 

環境が厳しい方がネモフィラにとっては心地いいのではないでしょうか。

 

外見に似合わず強いお花ですね。

こんな逞しさが欲しいです。

 

それではネモフィラの葉っぱに付く白い斑点は病気なのでしょうか?

 

ちょっと触れてみますね。

 

 

ネモフィラの葉に白い点々が!これは病気なの?

 

 

ネモフィラには、発芽して葉っぱが出てくると白い斑点のようなものが現れます。

初めて育てた方はビックリしますよね。

 

これは・・・・・・・・

 

実は・・・・・・・

 

病気・・・・・・・・

 

ではないんですね。

 

気を持たせてしまいすみません。

特にブルーのネモフィラに多く出る特徴のようです。

 

一方で「ウドンコ病」という病気の見え方も白い粉状のものが付きます。

ウドンコ病であれば枯れてきますし、ネモフィラの特徴の斑点だとしたら問題なく元気に育ってくれます。

 

ちなみにウドンコ病とは、カビが発生して葉の表面が白く粉をかぶったようになる植物の病気です。

かなり真っ白になるので、ネモフィラにつく斑点とはちょっと違う感じがわかります。

 

ネモフィラに付く白い斑点は結局なんなのかわかりませんでした。

しかし「ウドンコ病」には注意ですよ。

 

また来年もネモフィラの苗を買ってきて咲かせよう。

そう思っている方はこちらの情報も覗いてみて下さい。

苗は買わなくていいかもしれませんよ。

 

 

ネモフィラの種を採取して来年も楽しもう!

 

 

ネモフィラはとても親切なんです。

そう、種を残してくれるんですよ。

 

ネモフィラの花が終わると、丸い実になります。

その中にネモフィラの赤ちゃんがいるんですね。

 

その実を太陽に当てておくと乾燥して茶色くなります。

茶色く乾燥したら摘み取って新聞などの上に乗せて、さらに乾燥させます。

次に空き瓶を用意し、乾燥剤と一緒に実を入れて保存して下さい。

 

次の年にその実から種を取り出して、プランターに撒きます。

そうすると同じように花を咲かせてくれるでしょう。

いやいや、もっとたくさんの花を咲かせてくれるかもしれませんよ。

 

ネモフィラはただ強いだけじゃなく、子孫もきちっと残してくれる偉いお花でした。

お庭があるお家でしたら、地植えするともっと範囲の広いお花畑になるでしょう。

プランターならば、1つだったのが2つや3つになって、ベランダもきっと賑やかになります。

 

それでは今までのご説明をまとめていきます。

 

 

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ネモフィラの基本の育て方~まとめ~

 

 

  • ネモフィラは寒さに強く暑さに弱い1年草です。
     
  • お日様が大好きなお花です。
     
  • 移植を嫌うので、プランターなどに直まきして育てるのが最適のお花なんですね。
     
  • 苗はお正月を過ぎたころから4月頃までに購入できます。
     
  • 水やりは表面が乾いた時にあげる程度にして下さい。
     
  • 肥料は殆ど必要ありませんが、プランターの場合は春と秋に液体肥料を月に1回程度様子を見ながらあげるのが良いです。
     
  • 寒い時期だからと言って暖房の効いているお部屋に入れるのは禁物です。
     
  • 白い斑点は、ネモフィラの特徴で特に問題ないかもしれない?
     
  • ウドンコ病には要注意(ネモフィラの特徴である白い斑点と似ているが見た感じはわかります)
     
  • ネモフィラは種を残してくれるとても親切なお花です。
     

以上のことをよく守って下さるときれいなネモフィラが育ちますよ。

 

私のお世話になっている方にはかわいいお孫さんがいらっしゃいます。

そのお孫さんは今幼稚園に行っているそうです。

 

植物が大好きで、「これは〇〇だよ」と草の名前をよく知っています。

今度お孫さんに会いに行くときは、ネモフィラを植木鉢に植えて持っていったら、きっと喜んでくれるかなと話してくれました。

 

ここにもまた素敵な笑顔でいっぱいの光景が広がりそうですね。

そんなお話を聞いていて私までうれしくなってしまいました。

 

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コメント

  1. tyny より:

    茨城県の国営ひたち海浜公園でネモフィラの丘を見てからネモフィラが好きになりました。とにかく花の色が好きです。義母が育てていて、自分も育ててみたいとは思いますがうまく育てる自信がなく挑戦したことはありません。ネモフィラの花言葉なんて考えたことはありませんでした。どんなことがあっても私は「あなたを許す」。私もそんな親になりたいです。

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