ゼラニウムの育て方!冬越しを成功させるコツは?

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今回は観賞用としても人気の花。

 

「ハーブ」に分類されるゼラニウムの紹介です。

 

寒さに強く、虫もつきにくい点があり初心者の方でも育てやすい花です。

 

花も華やかで、可愛い花を長期間咲かせてくれる事も魅力となります。

 

今回は冬の育成にポイントを絞ってご紹介しますね。

私は冬の育成で悩むことが多いんです。

 

寒い時期は植物も休みに入ることが多いですよね。

そうすると元気が無く見えて不安になる事が多くありませんか?

 

そんな私と同じ悩みを持つ方へ。

少しでも参考、解決に繋げて貰える様に気になるポイントをお伝えしていきます!

 

またゼラニウムには種類があります。

ゼラニウムは大きく分けて2種類に分かれるんです。

  • ペラルゴニウム属という種類に約300種類
  • フウロソウ属という種類に約400種類もの品種が存在します。

 

品種が多いこともあり色とりどりな花となります。

花の色は赤、白、ピンク、黄色から黒や紫まで。

多種多様な色で楽しませてくれます。

 

また色だけではありません。

「ハーブ」に分類されるだけの事もあり、香りにも特徴があるんです。

 

香りも品種によって様々に異なるんです。

代表的なものに「ローズゼラニウム」「レモンゼラニウム」などがあります。

 

そんな魅力溢れる「ハーブ」の一種。

ゼラニウムの育成方法の紹介していきます。

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ゼラニウムの育て方!冬の管理方法は?

 

 

育て方の基本を押さえていきましょう!

ゼラニウムの特徴を先に覚えて下さい。

 

花が咲いている時期の特徴を知ることで、後の説明がすんなり頭に入る事と思います。

赤字部分を入れることで主語が明確になります。

読んでいる人に正しい情報が伝わるように書いてみましょう。

 

ゼラニウムの基本情報

  • 日当たり
    まずは日当たりから見ていきましょう。
    ゼラニウムは日当たりの良い場所を好みます。
    1年を通して、日当たりの良いところで育ててあげて下さい!

  • 置き場所
    続いて置き場所です。
    上の日当たりの条件にプラスをする部分ですね。
    日当たりにプラスして、風通しが良い場所を選んでください。
    またゼラニウムは暑さには弱く、寒さにも強くはない植物です。
    ゼラニウム育成の適温は
    「12℃〜20℃」です。

  • 水やり
    管理する場所が決まった次は、管理の方法です。
    水やりのやり方を見てみましょう。
    ゼラニウムは基本的に過度な湿気を嫌います。
    乾燥気味で育てていきましょう。

  • 肥料、用土
    管理の方法の2つ目。
    肥料についての説明をしていきます。
    ゼラニウムは春〜秋にかけて花を咲かす植物です。
    ここの成育期に合わせて肥料を与えましょう。

 

しっかりと花が咲く事、花が長持ちする事の為の工程です。

肥料と併せて知っておきたい用土についても説明します。

どんな土を好むのか?ですね。

 

ゼラニウムは水はけが良く、水持ちも良い土を好みます。

土は弱酸性が適正です。

 

培養土を使えば簡単に準備が出来ますよ!

ここまでで押さえたいポイントはゼラニウムの特徴です。

  • 日当たり
  • 置き場所
  • 水やり
  • 肥料と用土

この4つがどんなものをゼラニウムが好むか?

を覚えましょう!

 

それで開花時期の基本情報はしっかりと押さえられたも同然です!

では冬の管理方法は?

違いがあるのかどうか気になりますよね?

 

冬越しの際の日当たりは?

ここからはいよいよ、冬場の育成のポイントに入ります。

上の基本情報と合わせて見ていって下さいね!

では日当たりに関して、冬越しとなった時に何か変わるのでしょうか?

 

答えは、変わりません。

上の基本情報の「日当たり」に書いた通りです。

一年中ずっと日光が必要となります。

 

冬越しでは室内に入れる地域の方が多いと思います。

その時も必ず日光が当たる部屋に入れてあげて下さいね。

 

ここでサラッと「冬越しでは室内に入れる」と書きました。

ただ、併せて冬越しの置き場所のポイントも押さえましょう!

基本情報に書いたのですが育成の適温は「12℃〜20℃」でしたね?

 

つまり冬場は屋外での冬越しは難しいという事になります。

よほど温暖な地域を除いて、冬越しは屋内の日当たりが良い場所にしましょう!

室内でも避けた方が良い場所がありますよね?

 

冬場なら「暖房の効き過ぎた部屋」です。

私は暖房で暖かくなり過ぎた部屋に入れて、ゼラニウムがぐったりしてしまった事があるんです。

その時は直ぐに涼しい玄関に避難させたら元気になりました。

 

室内でも避けた方がいい場所がありますよね?

例えば、「暖房の効きすぎた部屋」です。

 

そんなプチ情報を入れてみると記事の質が良くなりますよ。

冬場のゼラニウムも日光が必要だ!という事でした。

基本情報となんら変わらないですよね。

 

寒さにも強くない点も、あらかじめ知っていれば屋外の冬越しは難しいと分かりますよね?

先ほど、冬は休憩の時期というお話をしたのを覚えていますか?

 

休憩中なら、水やりや肥料って必要ないの?

なんて思う方もいるかもしれません。

「水は植物にとっての生命線!」

 

全くあげないという訳にはいきません。

じゃあどれくらいの頻度で上げればいいのでしょうか?

 

冬越しの際の水やり・肥料は?

次は冬場の水やりについてです。

上の基本情報はどうでしたっけ?

 

そうですね!

乾燥気味にする事が正解です!

冬場でも変わりません。

 

土が乾くまで水をあげない事。

土が乾いたら、たっぷりと鉢底から滴るまであげましょう。

メリとハリが大切ですよ。

 

ポイントは土が乾くまであげない事。

基本情報通りに乾燥気味で!を覚えて下さい。

 

私も経験がありますが、冬越しの時は心配になりがちです。

寒いと植物も大人しくしてる事が多いんですよね。

育ててる側からすれば心配になる事も多いんです。

 

ついつい多めに水を上げてしまったり。

何かと余計な事をしてしまう…

そんな時も、基本情報を知っていれば戸惑う事も少なくなると思います。

 

ここまでの内容は頭に入れてしまいましょうね!

さて、ここからはガラッと話が変わります。

 

冒頭でお話をしたようにゼラニウムは多種多様な品種の花です。

その品種についても少しだけ勉強していきましょう。

 

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ゼラニウムの育て方!冬越しに向いている品種は?

 

 

ゼラニウムは品種が比較的多いことはお伝えしました。

となれば気になるのは特徴の違いですよね?

 

大きく分けたカタチで品種の紹介をしたいと思います。

皆さんが真っ先に思い浮かべた「ゼラニウム」はどの品種だったんでしょうか?

見てみましょう!

 

ゼラニウム

いきなり分類上の名前が、そのまんまで分かりにくいですね…

でも一般的なゼラニウムといえばこちら。

 

ヨーロッパの街並みに咲いている花です。

赤やピンクといった鮮やかな色。

そして花びらは華やかな形をしています。

 

基本情報は冒頭の通りです。

開花期は3月〜12月上旬となります。

 

センテッドゼラニウム

別名ハーブゼラニウムです。

 

葉に香りのある品種となります。

ゼラニウムという香りから知った人は、こちらの印象が強いかもしれません。

バラ、レモン、ミント、イチゴといった様に色々な香りがあるのが特徴です。

 

基本情報は上のゼラニウムとあまり変わりません。

ただ少し育成は難しくなります。

寒さに対して弱いと言えるからです。

 

花びらがゼラニウムよりも細くなります。

色々な意味で香りが大きな特徴と言えるでしょう。

開花期は主に春〜夏にかけてです。

 

アイビーゼラニウム

見た目や質感までがアイビーというツル性の植物に似ている品種です。

アイビー(ツル性)に似ているだけあり、ツタが這うように成長していきます。

 

基本情報はやはりゼラニウムと変わりません。

寒さに弱く、暑さにも少し弱くなる点が異なります。

暑さにも少し弱くなる為、育成は難しめと考えて良いでしょう。

 

開花期は4月〜7月中旬、9月中旬〜11月中旬となります。

高温多湿の夏に耐えられないんです。

 

その為夏に切り戻して、秋から再び開花させるんですね。

開花の時期に途切れがあるのはこの為です。

 

ペラルゴニウム

ゼラニウムの仲間の中で最も表情が豊かな品種です。

花の色はもちろん、咲き方まで様々です。

 

2色咲きをするものも多く、見た目の楽しさは1番だと思います。

基本情報はゼラニウムと変わりません。

寒さや暑さに対する強さもゼラニウムと変わらないです。

 

開花期は春〜夏にかけて咲く一季咲きです。

ゼラニウムと同様に比較的育てやすいと思いますよ。

 

如何でしたか?

ゼラニウムと一言で言っても品種がたくさんあるんですね。

 

皆さんが思い浮かべる品種はどれでしたか?

私はやっぱりヨーロッパのイメージです。

 

おしゃれに窓辺で育ててる感じですね。

一般的なゼラニウムを思い浮かべます。

このゼラニウム、そしてペラルゴニウムが初心者の方へのおススメと言えるでしょう。

 

この二つの品種がおススメなのは寒さにも暑さにも比較的強い!

ということ。

 

この辺りの品種はあることをすると屋外での冬越しもできちゃうんです。

その方法についてお伝えしていきます。

 

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ゼラニウムに霜が降りないようにする簡単な方法

 

 

ここからはゼラニウムの霜対策の紹介をしていきます。

上でゼラニウムの成育の適正温度は「12℃〜20℃」と書きましたね。

なので冬は室内に入れましょうと書きました。

 

ここに少し補足をしていきたいと思います。

12℃を下回ると枯れてしまう訳では無いんですね。

 

気温が低くなると成長が鈍るというのが正しい表現となります。

実際はゼラニウムはマイナス5℃程度までなら耐える事が出来ます。

(寒さに弱い品種は別ですよ。)

 

冬場に屋外に置いておくと枯れてしまう理由は霜が主な要因となります。

つまり霜の対策をしっかりすれば屋外でも冬越し可能なんです!

 

霜の対策は簡単です。

「不織布をしっかり被せる」

以上となります。

 

凄く簡単ですよね。

注意点としては、不織布を掛ける際に鉢ごと掛ける様にして下さい。

 

大きめの不織布で全体を覆う事になります。

必要があれば株の形に合わせてカットしましょう。

 

後は雨風、雪などから保護する為に軒下に入れて置けば冬越しが出来ちゃうんです。

不織布さえあれば、簡単に屋外でも冬越しが出来るんです。

 

部屋に入れれば済むんですが、それが出来ない場合のために知っておきましょう!

冬が終わると待ちに待った春がやってきます。

 

春が来れば、またどんどん花を咲かせてくれますよね。

そのための準備が必要となります!

それはどんな準備かというと・・・。

 

ゼラニウムを春になったら植え替えよう!

 

 

ここまでの説明でゼラニウムを無事に冬越しさせる事が出来ると思います。

そうすると次の季節の話が気になりますよね。

 

春になった時の話を少ししておきましょう。

ゼラニウムを鉢で育てている場合は根詰まりの対策が必要となります。

 

1〜2年に一度、3月〜4月の春ころに植え替えを行うのが一般的です。

植え替えの際は一回り大きい鉢を用意しましょう。

簡単に植え替えの手順をまとめます。

 

  • 植え替え手順
    1. 鉢の底に鉢底石、鉢底ネットをセットする
    2. 培養土を入れる
    3. ゼラニウムを優しく抜き、余計な土を落とす
    4. 根の黒い部分を中心に3分の1程度を切り落とす
    5. ゼラニウムを植える
    6. 水をたっぷり与える
    7. 日当たりが良く、風通しの良い場所に置く

 

これで植え替えは完了です。

他の花と手順は変わりませんね。

 

実施する時期だけ注意となります。

暑い時期、寒い時期は確実に避けましょう。

1年〜2年に一度程度の作業です。

 

また手順も難しいものはありませんよね?

忘れずにやってあげましょう。

根詰まり、根腐れをこれで防止出来ます!

 

最後はまとめです。

 

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ゼラニウムの冬越し方法~まとめ~

 

 

ここまでゼラニウムの冬越し方法は分かりましたか?

全てが冒頭の基本情報に沿ったものとなります。

 

いかにゼラニウムの特徴から見る基本情報が大切か?という事ですね。

  • 日当たりは?
  • 置き場所は?
  • 水やりは?
  • 肥料と用土は?

 

ここが答えられれば冬越しのポイントも自ずと思い出せる様になるでしょう!

しっかりと覚え下さいね!

 

また品種の説明も上でしました。

自分に合った(地域なども含めて)品種のものからチャレンジしてみて下さい。

華やかで、香りも様々。

 

おしゃれな「ハーブ」のゼラニウム。

是非、一度は育ててみてはいかがでしょうか?

 

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