
オリーブの木は観葉植物として人気が高い植物です。
置いておくだけでインテリアグリーンになるので納得でしょう。
また神聖な植物とされる事から、シンボルツリーとしても用いられます。
そんなオリーブを室内で育てる時には、押さえておくべきポイントがあるんです。
オリーブは収穫までしたいという方も多く、割と室内での栽培の相談は多くあります。
皆さんの疑問もきっと一緒のポイントだと思いますよ。
これを読んで、皆さんもオリーブの室内での育成をマスターしましょう!
一番最初は根本的な疑問から見てみましょう。
オリーブは室内での育成に向いているのでしょうか?
Contents
オリーブの育て方!室内で育てられるのは本当?
オリーブは屋外で栽培するイメージが強い方もいるかもしれません。
そもそもオリーブを室内で育てても良いのでしょうか?
オリーブは基本的には屋外で育てる植物となります。
でも、いくつかのポイントを押さえれば室内であっても元気に育てる事が出来るんです。
オリーブは日光が大好きな植物です。
「日当たり」に注意をしてあげれば室内でも育てる事が出来ます。
また乾燥気味を好む植物でもあります。
「水やり」の方法を覚えれば室内でも問題無く育てられます。
「用土や肥料」の重要性も大きなポイントとなります。
オリーブ専用のものが、それぞれ売られている程に重要なんです。
同時に専用のものがある程、人気の観葉植物と言えるでしょう。
オリーブ特有とも言える「虫」や、かかりやすい「病気」もあります。
対処法さえ知っていれば室内での栽培も問題ありません。
鉢植えである以上、「剪定(せんてい)や植え替え」も必要です。
この方法もしっかりと覚えましょう。
「日当たり」、「水やり」、「用土や肥料」、「病気と虫」、「剪定と植え替え」
というポイントさえ押さえれば室内の育成でもちゃんと育てられる様になりますよ!
ここからは、それぞれのポイントを詳しく見ていきましょう!
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オリーブを室内で育てる時の4つのポイント
日当たり
上にも書いたようにオリーブは日光が大好きな植物です。
室内では窓際など、日光がよく当たる場所に置いてあげましょう。
出来れば、一週間に一度程度は屋外での日光浴が出来るとベストです。
冬場は窓際に置いたままにする事は避けましょう。
耐寒性があり寒さに強い植物ですが、しっかりと成長するまでは5℃以上の気温が必要です。
水やり
乾燥気味を好むと書いた様に、地植えなら水やりが要らない植物となります。
でも室内ではそうはいきません。
土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。
その際に鉢底から出る余分な水は捨てて下さい。
根腐れや、発育不良に繋がります。
用土や肥料
オリーブにとってこのポイントは重要なものになります。
オリーブ専用のものを使用する事をお勧めします。
自分で作りたい場合は、用土は赤玉土(あかだまつち)6:腐葉土(ふようど)4の割合で作りましょう。
酸性の土では育ちませんので、有機石灰(ゆうきせっかい)も混ぜアルカリ性にして下さい。
肥料は植え付け時と、追肥に油かすを代用する事が可能です。
病気や虫
オリーブは炭そ病という病気にかかりやすい植物となります。
実に黒い斑点が出るので発見は出来ると思われます。
見つけたらすぐに症状の出た部分を切り取りましょう。
3月~11月の間にベニカ水溶剤を散布する事で予防が可能です。
虫に関しては、オリーブアナアキゾウムシという虫が付きます。
名前がそのまんまですよね。
茎の中から喰い荒らす害虫で、株元におが屑の様な破片が落ちます。
それを目印に早期の発見をしましょう。
見つけたら棒などで掻き出して退治をして下さい。
目印を知っていれば早期の対応が出来ますよね。
その他ではオリーブは虫や病気には比較的強い植物となっています。
ここに書いた材料はすべて園芸店、油かすなどであれば100均でも手に入れる事が出来ますよ。
「剪定と植え替え」については手順と併せて、下で説明をします。
オリーブを室内で育てる為に必要な場所、必要なモノはお分かりになりましたか?
環境を整える事で室内でも元気に育てる事が出来ますよ!
続いては重要な作業項目となります。
「剪定と植え替え」について詳しく見ていきましょう。
オリーブの失敗しない植え替えと剪定の方法
剪定の方法
室内で育てる場合は自由に伸ばし放題には出来ませんよね。
しっかりと思う形に樹木を整える様に、剪定をして下さい。
冬の2月~3月は休眠期となります。
この時期に思い切って、イメージの樹木の形に沿って剪定しましょう。
その後も小まめに剪定は都度、実施して下さい。
注意点は前の年に伸びた枝に花を付ける植物ということです。
あまり新しい枝を切ってしまうと実が付かなくなります。
収穫をしたい方は気をつけて剪定しましょう。
植え替えの方法
オリーブは比較的、成長の早い植物です。
根が伸びるスピードも早くなる為に1~2年に一度は植え替えが必要になります。
一回り大きい鉢に植え替えをしましょう。
黒くなっている様な根の部分はハサミで切り取って下さい。
植え替えの後はたっぷりの水を与えましょう。
根が一回り小さくなります。
その分と併せて、葉の剪定もしてあげて下さい。
根が小さくなった分、吸収出来る栄養も一時的に少なくなってますからね。
一般的な鉢植えの植物と比べても実施内容は大きく変わりませんね?
剪定、植え替えの頻度と実施の時期はしっかりと覚えてあげて下さい。
剪定と植え替えまで押さえたら、オリーブを室内でも元気に育てる事が出来ると思います。
最後に気になる点はココではないでしょうか?
皆さんは室内ではオリーブの実がならないという話は聞いた事がありませんか?
室内ではオリーブの実がならない理由があるのです。
この理由を知り、正しく育成をすれば室内でも実を付けさせる事が出来ますよ!
収穫をしたい方は是非、参考にしましょう!
オリーブの室内栽培でも実を付けるには?
オリーブの実は室内栽培ではなぜ実らないのでしょうか?
その答えは気温にあります。
オリーブは寒さを経験した後に、はじめて実を付けてくれるのです。
しかし、室内で年中同じ気温の中で管理をしていると実を付けてはくれません。
具体的には10℃以下の気温(室温)で10日~20日程、オリーブを寒さにさらさないといけません。
その寒さが無いと花を付けてくれないのです。
そして、その花が受粉し実を実らせます。
室内であっても冬場などに、冷え込む部屋に置いておく期間を作る事で対応が出来るんです。
実を収穫したい方は、この気温と期間の条件を知っておきましょう。
収穫をしたい方は押さえておいて欲しい情報でしたね。
収穫した実はピクルスや、オイル作りにと楽しめますので是非覚えておいて下さいね!
ここまでオリーブの室内で育てるポイントをお伝えしました。
ポイントを覚えられたでしょうか?
最後におさらいをしましょう。
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オリーブを室内で育てる方法~まとめ~
オリーブを室内で育てる方法のポイントは
- 日当たり
しっかり日光を当てる - 水やり
乾燥気味を意識して、でも乾いたら水やりを - 用土や肥料
オリーブ専門が売られている位に重要 - 病気や虫
早期発見を目印からする - 剪定と植え替え
剪定は都度と冬には思い切って、植え替えは1年~2年に一度は実施
以上が基本的なポイントでしたね?
必要な条件、モノ、期間などを覚えておいて下さい!
また収穫に関して、実を収穫したい方は室内でも冬の置き場を工夫することがポイントでした。
オリーブは観賞用としてインテリアグリーンに、神聖な植物とされる事からシンボルツリーとしても用いられます。
またその実からは、ピクルスやオイル作りをする事が出来ます。
室内でも元気に育てて、実の収穫までする事でオリーブの魅力を堪能する事が出来るのです。
是非、今回のご紹介の内容の多くにチャレンジして頂きたいと思います!
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