冬至にかぼちゃとゆず湯は基本!その意外な理由って?

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2018年も間もなく年の瀬です。

12月は色々なイベントがあってワクワクしますよね。

そんな中で、忘れてはいけない行事が冬至です。

 

2018年の冬至は12月22日となります。

 

冬至とは本来は何をするのか?

 

どんな意味があるのか?

 

1年の締めくくりに向けて、昔からの風習を習って大切にしてみてはいかがでしょうか?

 

 

バッチリ冬至の準備ができるよう、冬至のことを見ていきましょう。

 

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冬至とはそもそもどんな日?

 

 

だんだんと暗くなるのが早くなり、どんどん寒くなる季節となりました。

こうなるも2018年もラストスパートといった気持ちになりますよね。

 

この時期はイベントごとがたくさんあります。

その中で気になるのは冬至ではないでしょうか?

 

実際に何をして、どんな意味があるのかを正しく知っている方も少なくなってきたように思います。

冬至とは、その日を境に運が上昇する日とされているのです。

 

この日は1年でもっとも昼が短く、夜が長い日となります。

太陽が1番南にある日で、北半球で昼が短く夜が長い日になるんです。

 

冬至は「一陽来復(いちようらいふく)」とも呼ばれています。

日本や中国では太陽がもっとも弱る日と考えられているんです。

 

勘違いしないでほしいのですが、決してマイナスの考え方ではありません。

冬至という太陽が弱る日を境に、再び力が戻ってくるという前向きな日なのです。

 

そのため運が変わる日となります。

実はものすごく大切な日であり、より運を上向かせるためには風習に習う必要があるんですね。

 

まず冬至がどんな日なのかは分かりましたか?

前向きな意味の日であるがゆえに、運を上昇させる大切な日なんですね。

 

 

続けて具体的に何をする日なのかを見ていきます。

 

 

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お正月の花で縁起物って?教養が身に付く花の飾り方

 

 

冬至は何をする日?食べるものとは?

 

 

冬至にすることと言えば、最初に思い浮かぶのはかぼちゃを食す習慣です。

 

かぼちゃは南米原産で生育温度は25~30℃です。

そのためかぼちゃの旬は、日本では夏となります。

 

ではなぜ夏が旬のかぼちゃを冬に食べるのでしょうか?

 

その理由にはかぼちゃの保存性にあります。

冬至は昔からの習慣でしたね。

 

ハウス栽培、冷凍や冷蔵技術が進んでいない時代では冬に野菜を摂ることは難しかったんです。

そこで長期間の保存がきく、かぼちゃを不足してしまう栄養を補うために食べていました。

 

現代では技術の進歩で、色々な野菜を冬にも食べられます。

でも昔の人たちは保存のきくものしか食べられなかったんですね。

 

かぼちゃの栄養で、厳しい寒さを乗り切るという知恵が風習として残っているんです。

 

そのほかでは冬の七草というものがあります。

春の七草はよく知られていますよね。

冬の方はご存知ですか?

 

意外?な共通点があるんですけどわかりますか?

 

  1. かぼちゃ(なんきん)
  2. れんこん
  3. にんじん
  4. ぎんなん
  5. きんかん
  6. かんてん
  7. うんどん(うどん)

の7個です。

 

共通点に気付いたでしょうか?

全ての食材に「ん」が2個ずつ付いています。

「ん」の付く食材は運を運ぶとされているのです。

 

その中でも「ん」が2つ付くものは、より多くの運を運ぶとして「運盛りの野菜」と呼ばれます。

こういったものも理由となり、冬にかぼちゃを食べていたんです。

 

やっぱり冬至と言えばかぼちゃですよね。

昔の人たちの知恵が風習になったものだったんです。

そして運という要素を大切にした考え方でもあったんですね。

 

 

かぼちゃ以外でも食べるものがあることを知っていますか?

次はそこを見て見てみましょう。

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冬至に食べるかぼちゃ以外のもの

冬至に食べるかぼちゃ以外のものは小豆です。

 

中国最古の医学書にも記されているほど、昔から効能効果の知られたものとなります。

 

中国では厄払いに小豆が使われ、冬至には小豆粥を作ります。

厄払いの意味を込めて小豆を食す風習があるのです。

 

かぼちゃと小豆を使った「かぼちゃのいとこ煮」という料理があります。

ご家庭によってはこの料理を食べるところもあるようです。

運を上げるかぼちゃと、厄払いの小豆を共に頂くわけですね。

 

かぼちゃと小豆を一緒に煮るシンプルな料理となります。

 

固いものから順に追い追い煮ていくのです。

「追い追い」→「おいおい」→「甥甥」の言葉遊びから、いとこ煮と呼ばれています。

地域によっては、別の食材もプラスするみたいですよ。

 

 

冬至の本来の意味通り、運に関わる考え方を大切にしていますよね。

技術が進歩して冬でも栄養不足にならなくなりました。

でも、この運の部分の風習は習ってみても良さそうですよね?

 

 

続いては冬至にすることを見てみましょう。

 

 

冬至にすることと言えばコレ!

 

 

冬至にすることと言えば、日本人なら多くの方が思い浮かべるでしょう。

そうゆず湯に入ることですね。

 

日本人はお風呂に入る習慣がありますから、思い浮かべる方が多くなるんでしょう。

ゆず湯に入る理由は、日本文化特有の言葉の語呂合わせが由来となります。

 

まずは「冬至(とうじ)」に対して、「湯治(とうじ)」です。

「湯治」とは、お湯に浸かって悪いところを治すことを指します。

 

次に柚子です。

「柚子(ゆず)」に対して、「融通(ゆうずう)」です。

 

融通が利きますように、という邪気などを除ける願いを込めた意味となります。

邪気を祓い、運を呼び込むというのは1セットなんです。

 

また実際に柚子は冬が旬となります。

そのため、冬では香りも高くゆず湯に浸かるとリラックスできます。

 

血行促進の効果で身体もポカポカになるんです。

そうした点からも「ゆず湯に入れば1年間風を引かない」とも言われます。

ちなみにビタミンCやクエン酸も豊富なので、美肌効果もあるんだそうですよ。

 

 

ゆず湯に入る習慣は、実は語呂合わせが由来だったんですね。

それでいてリラックス効果、血行促進効果、美肌効果までしっかりあります。

理にかなっているのは、なんだか不思議ですよね。

 

 

柚子は冬が旬です。

ただのゆず湯以外の楽しみ方を1つ、紹介しておきますね。

旬のものなので楽しんじゃいましょう。

 

 

柚子の活用方法は?

せっかく旬の柚子を使うので、ゆず湯以外の楽しみ方も知っておきましょう。

 

できる限り、長い期間で旬の柚子のフレッシュな香りを楽しむ方法です。

 

紹介するのは「柚子のモイストポプリ」となります。

用意するものは3つだけです。

 

  1. 柚子の皮
  2. 瓶など

 

まずは柚子の皮を細かく切ってください。

 

瓶に塩を敷き詰め、次に柚子皮を敷き詰め、また塩を敷き詰め、柚子皮を…

と交互に繰り返して詰めていきます。

 

で、完成です。

すごく簡単ですが、これで長い期間フレッシュな香りを楽しめますよ。

 

しかもモイストポプリは、そのまま入浴剤としても使えるんですよ。

また残った果実や果汁はジュース、ホットドリンクとしても楽しめます。

 

また家庭でも柚子の栽培が可能です。

楽しみ方も多くなって素敵ですよね。

 

 

柚子は冬が旬です。

せっかくですから、ゆず湯以外の楽しみ方も知っておきたいですよね。

 

では最後にまとめです。

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ベランダで野菜を栽培!冬に育てるおススメ野菜3選!

 

 

冬至にかぼちゃを食べてゆず湯に入るのは何で?~まとめ~

 

 

今回は冬至についてを紹介してきました。

 

かぼちゃを食べる習慣の由来、その意味まで分りましたよね?

現代でも運の意味合いで、ぜひ続けていきたい習慣です。

 

ゆず湯の風習も由来まで分りましたよね?

語呂合わせの由来ですが、実はその効果もとても理にかなっていました。

 

邪気を払う意味合いが強かったですよね。

でも柚子の旬が冬であることも押さえておきたいポイントでした。

 

昔からの風習も、現代では必要のない意味合いの部分もあります。

でも昔と変わらず、続けたい意味合いの部分もありましたよね。

 

上手いこと自分なりに楽しめたら、1番素敵ではないでしょうか?

今年の冬至は、意味合いや由来を思いながら実践してみてください!

 

 

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七草がゆはいつ食べる?その由来と簡単な作り方!

 

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