鋭くかっこいい葉を持つ、人気の観葉植物パキラ。
害虫や病気に強く、初心者の方でも育てやすい植物のひとつですよね。
100円ショップにも並び、小さく手に入れやすいのも特徴です。
幹の部分が網目状になったオシャレなものまでたくさんの種類があります。
ですが、季節に合ったお手入れをしないとあっという間に元気がなくなった!
なんてことも!?
水のやり方ひとつとっても夏と冬では全然違うの知ってましたか?
その原因と対処法を大公開!
いつも元気でいつまでも元気なパキラと過ごそう!
ズボラなわたしにもできた!
週に一回のお手入れで元気なパキラを育てる方法を今からお伝えします。
Contents
パキラの育て方!葉が枯れてきたときの対策は?
あれ?この前まで生き生きしていたパキラが枯れてきた??
と感じたとき、原因が分からずどうすればいいのか・・・と、お悩みのあなた。
原因さえ分かればまだ復活できるかもしれませんよ!
今回はその4つの原因についてお伝えします。
<なんだか葉に厚みも無く、緑色もパッとしないパキラは・・・>
日照不足です。
パキラは観葉植物としても有名です。
なので、日光は必要ないと勘違いしている方も多いのではないでしょうか?
実は、パキラの原産は中南米ですので、暑さにも強く日光は大好きです。
晴れた日には昼間外に出して日光を十分にあたえてあげてくださいね。
そうすると驚くほど葉もしっかりと厚みを持ち、緑の濃い強い葉になりますよ。
ずっと日陰で育ててきたパキラ。
いきなり昼間に外に出してしまうとびっくりしてしまいます。
すると、葉が焼けたようにかれたり白っぽくなったりしてするんですね。
そうならないためには、
- 外に出す時間を徐々に増やす
- 毎週末だけ外に出すようにする
なんていう対策をとるのがおすすめです。
そうやって徐々に慣れさせてあげることが大事なんです。
<下に向かってに萎れている、元気のないパキラは・・・>
水不足です。
十分に水は与えていらっしゃいますか?
先にも上げた通り、光と水は植物には欠かせないマストな存在!
パキラは中南米の河岸などに自生しているため、水は大好物です。
観葉植物=お世話が要らない。
では無いんですね~。
残念。
パキラは比較的強い植物です。
初心者でも扱いやすいのも事実。
ですが、光と水だけは、どうかお世話をお願いします!!
まだ萎れて時間が経っていないなら、下から水が出てくるまで、たっぷり与えてみてください。
もし間に合えばまた上を向いて元気を取り戻してくれるかもしれません。
<ちゃんとお世話しているのに、根がブヨブヨ??スカスカなパキラは??・・・>
根腐れです。
水が大好きと書きましたが、自生しているパキラは河岸の水を吸収しています。
自然界の水は循環していますので、鉢の中で何日間も滞在している水とはまた違います。
どんどん吸収して育ってくれる暖かい時期ですと心配要りません。
ですが、冬の寒い時期にはどうしても吸収が悪くなる。
ということはずっと同じ水が鉢の中に残る。
そして根腐れを起こす原因になってしまうのです。
対策としては、一度土を乾かすこと。
暖かい日に鉢の皿を外して外に出してあげてください。
腐っているのがまだ一部でしたら、まだ間に合うかもしれません。
冬の水やりは控えめに・・・です。
<葉の表面や裏面に虫???が見えてしまったパキラは・・・>
害虫でしょう。
パキラは基本的には害虫に強いとされていますよね。
ですが時には葉の裏面につくハダニ、わらじ型の白いカイガラムシなどがつくことも・・・。
対策としては、駆除のスプレーなどを使うのも良いでしょう。
お薬に抵抗がある方は
- 葉をぬれた布巾で拭く。
- 毎週外に出すときはスプレーで葉を洗う。
というのもお試しください。
コバエなどが発生した場合には鉢に溜まった水をこまめに捨てることで対処できます。
あなたのパキラの原因はどれに当てはまりましたか?
お手入れは一週間に一度でいいのです。
外に出して水をたっぷり!
太陽たっぷり!
葉も洗う!
これで全ての原因を取り除くことになりますね。
冬場も水やりを控えながら続けることで、適度に乾燥させられるので根腐れにもなりにくくなりますよ。
パキラはとても生育が早い。
2年、3年と育てていくとだんだん鉢が窮屈に。
特に夏場にぐんぐんと成長します。
放っておくと、自分自身の重みで曲がったり、風通しが悪くなり病気になったりします。
毎年綺麗な葉で元気なパキラを育てたいなら、夏がやってくる前にぜひやっておきたいことが!
さぁ!剪定をしましょう!
パキラの育て方!何年も丈夫に育てるための剪定方法
剪定は5・6月が最適です。
場所は一番下の葉が生えている場所の、更に下を切り落とします。
パキラの幹を見てみてください。
切り落とそうとしている部分の下にポコっと出ている部分がいくつかありませんか?
その部分から1ヶ月以内には新しい葉が生えてくるでしょう。
剪定する時は、切れ味の良い専用の剪定ハサミを使ってくださいね。
葉を一枚も残さずに剪定してしまって大丈夫!?
ご安心ください。
パキラはとっても生命力が強いのです。
ちゃんと新しい葉っぱが出てきてくれますよ。
簡単な剪定の方法を動画で確認したい場合はこちらを参考にしてみてくださいね。
剪定した後はなんだか心もすっきり!
この後剪定したパキラがどうなるのか気になるところです。
そして新しい葉が生い茂り、また立派に育つと秋がやってきますね。
パキラは冬眠の準備をします。
成長がだんだんと緩やかになり、寒い冬にはほとんど成長しなくなります。
お手入れも少しづつ冬支度を始めましょう。
パキラの冬の手入れ方法!
先ほどもすこしお話しましたが、中南米出身ですので、暑さには強い!
でも、冬の厳しい寒さにはめっぽう弱いのがパキラ。
5℃以下になると落葉したりする場合もあるほど、寒さは大敵です。
冬には何事も控えめにお手入れをお願いします。
冬眠状態に入るパキラ。
水もほとんど吸収しません。
夏のようにジャブジャブ与えていると根腐れの原因に・・・
普段は室内の暖かい部屋に置いておきましょう。
乾燥しているようならスプレーで水を葉にかけてあげたりすると、葉の乾燥防止にもなりますよ。
冬は、冷やさない!乾燥させない!水あげすぎない!です。
人間と同じで冬になると水の摂取量が減るんですね~。
私も寒いのが苦手なので、冬はパキラと一緒に暖かい部屋で過ごします。
そんな室内での管理方法ってどうするの?
お手入れの冬支度って?
次はそんなお話です。
パキラを冬の間室内で管理するには?
冬場に部屋で過ごしていると、やはり一番気になるのが先にもお伝えした乾燥。
ただでさえ乾燥しやすい冬。
暖房をつけたりストーブを焚いたりしているので、思っているより乾燥しているのものとお考えください。
鉢の中の水は根から吸収されますよね。
冬場は水やりは控えめに・・・とはいえ反対に葉からはどんどんと水分が蒸発していきます。
スプレーで水を吹きかけてあげるのと合わせて、置く場所にも注意が必要です。
蒸発を防ぐために、
- 乾燥しやすい暖房の風下を避ける。
- 温度の和らぐ窓際や暖房の死角などに置く。
というのがポイントです。
そういえば、冬場に保湿パックしたままテレビを見ていて、気づいたらパックがカラカラに!!
お肌の潤いまで持っていかれたことがありました。
乾燥が大敵なのはお肌と一緒ですね!
わたしはカラカラになってしまいましたがパキラの水分量はコツさえ掴めば簡単ですよ!
パキラの冬の水やりと肥料
冬場は冬眠するかのごとく成長を止めますので、肥料を与える必要はありません。
目安としては、9月、10月を最後に暖かくなる4月ごろまでは休んでいいでしょう。
水は微量ですが少しずつ吸収していますし、蒸発もしています。
なので土の表面2センチくらいがさらさらに乾いたらまた少し与える。
というのを繰り返すので問題ないでしょう。
夏のようにしたから水が出てくるほどではなく、あくまでも表面をカバーする程度にします。
冬はとにかく成長を止める=パキラの冬眠 ですね。
そう考えると、肥料も水も控えめにするのが自然な考え方!
私はというと冬は寒くて動かなくなるのに、たくさんご飯をたべてしまうので、
パキラのように省エネで行きたいところです・・・
では反対に夏のお手入れはどうでしょう。
夏には追肥など冬にはないお手入れも登場します。
パキラの夏の手入れ方法!
春の終わりから夏に向けてしっかりと成長します。
この成長でいかに強くなるかが冬越しのポイントにもなります。
春の剪定から夏に大きくしっかりしたパキラを育て上げられるようにします。
一週間に一度は晴れた日に外に出して日光を当ててあげましょう。
夏のじりじりと暑すぎる日は葉が焼けてしまう原因に・・・
真夏は午前中10時までを目安に出します。
または10時から14時の日射量の高い時間を避けて、日が沈むまでの時間帯に外に出します。
パキラが一番輝ける季節の夏は、しっかりと大きく育ててあげましょうね。
日に当てることで葉も色もしっかりとし、強くなります。
そして実は室内に取り込んだあとにも注意が必要です。
夏の室内を思い浮かべてください。
もうお分かりの方もいらっしゃるのではありませんか?
パキラを夏の間室内で管理するには?
寒さに弱いので、ガンガンに冷房の効いた部屋に置くのは避けましょう。
冷房の効いた部屋でも、風が直接当たらないように工夫したり、窓際や温度の和らぐ場所におきます。
または玄関など目に入るけれど、寒すぎない場所に置いてもいいですね。
夏場はコバエなどが発生しやすくなりますので、鉢の皿の水の捨て忘れに注意していつも清潔にしておきます。
ついつい冷房の温度を下げて過ごしがちですが、パキラのために少し設定温度を高めで過ごせば環境にも家計にも優しいはず!
その分食べるアイスの量は増えそう・・・?
たくさん太陽を浴びてしっかりと水分を吸収!
水やりにもコツがあります。
しっかり育てたい夏!
次をしっかり読んで、水やりで失敗しないでくださいね。
パキラの夏の水やりと肥料
水やりは一週間に一度行います。
外に出す前にたっぷりと鉢の下から水が出るまで与えてください。
外に出したパキラを中に取り込むときに、表面がカラカラに乾燥していれば、その分だけ補うように与えてください。
これで終了です。
肥料は、しっかりと成長するこの時期だけに与えます。
液体肥料や固形肥料がありますが、共通して言える事は分量、方法をしっかりと守るということです。
大きく育てよう!元気に育てよう!
とするばかりに肥料を分量よりも多く与えてしまうと、肥料焼けを起こします。
これは濃度が強くなりすぎた肥料をパキラの根が緊急事態と思い、自分の水分を放出して濃度を薄めようとすることから起こります。
肥料の与え方、分量はしっかりと守り適度に追肥してください。
甘やかしすぎない!というのも人間と共通していて、なんだか愛着が沸いてきますね。
では、最後に今までお伝えしたことをおさらいしましょう!
パキラの剪定方法と育て方〜まとめ〜
今回はパキラの剪定方法や、冬、夏の過ごし方についてお話してきました。
そのポイントは・・・?
- 春に剪定!ばっさりいこう
- 夏に大きく!強くたくましく
- 冬はやさしく!控えめに
パキラの剪定と育て方をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
大きくスタイリッシュな葉で、部屋に置いているだけでオシャレに見えるパキラ。
いつも元気な状態で育てるために、たまに観察してみましょう。
もし少し元気がなくなっても状態を観察して原因さえ分かれば対処できます。
元々は生命力が強い植物なので元気を取り戻せる可能性が十分にあります。
そんな時には、この記事を参考にしてみてください。
一週間に一回のお手入れを季節によって変えることで、いつも元気で愛着のあるパキラを育てることが出来ますよ。
皆さんのパキラが元気で丈夫に育ちますように・・・。
【よく読まれている記事はこちら】
ちょうど1年ほど前にとても大きなパキラをもらい、室内で育てています。あまりにも大きいのでこれ以上大きくなったら困るなと思っていたのですが、今回記事を読ませてもらい、剪定をしてみようと決意しました。
夏にたっぷり水やりをしないといけなかったようなのですが、大きい為そうそう移動できず、水もじゃぶじゃぶあげられていない状況でした。本当に強い植物ですね。でも一般家庭の室内サイズではないので直植えしたいです。直植えではやはり冬が越せないでしょうか?
パキラは寒いところに弱いのですね
私が住むところは雪がすごくふるため12月から4月はすごく寒いので育てるのは難しいなと思いました。葉が枯れてきたときは、水をあげ外に出して、
太陽に当てて、葉も洗うのですね!
結構葉がカラカラして枯れかける時があるので葉も洗うよにしたいと思います。これからの時期は特に丁寧にした方がいいということがこの記事を見てわかりました。後パキラは100均に売っているのですね!!普段意識してなかったので次行っとき売ってるか見てみます。去年観葉植物を育ててみたのですが上手く出来なかったのでまた観葉植物を育ててみようって気持ちになりました。季節によっても育てかたが違うのということも分かったのでこれを意識してきおつけながら次は育てようと思います。まずは簡単にできるパキラから挑戦したいと思います。すごくわかりやすい記事でとても読みやすかったです。次は枯らさないようにしたいです。
人気のパキラの育て方が詳しく分かり、これなら私でも育てられそう!と思いました。特に、季節ごとでのお手入れ方法が載っているのはありがたいです。お花屋さんで見ればすぐわかることかもしれませんが、どういう状態のパキラが良い状態のパキラなのか、元気のないパキラとの比較写真等もあるともっと分かりやすいかと思います。
観葉植物は大好きなのですが、いざ育てるとなると何故か上手く育てられずに枯らしてしまいます。
最近、頑張って観葉植物を育ててみようかなと思っていた時に丁度見かけました。分かりやすい説明でこれなら私にもできるかなと思いました。育てる注意点に気を付ければ楽しく出来るかなと思い、チャレンジしてみようと思いました。
観葉植物はある程度ほったらかしていても元気に育つイメージがありますが、パキラは管理が難しそうですね。中南米の植物だとはじめて知りました。日光が大好きとはいえ、急に出すとビックリしたり、水も大好きだけど、同じ水では根腐れを起こしたり、すごく繊細な植物だなぁと思いました。また、剪定もしてあげないとならないんですね。管理が大変ですが、逆に大切に育ててみたいなと思いました。
肥料は観葉植物専用の肥料をあたえれば良いですか?
パキラは観葉植物で必ず日光と水が必要なのですね。カットサロンなどの待合室やオフィスの癒しの定番植物というイメージですが、葉っぱを拭いたり、根腐れを防ぐために土を乾かすなど、意外と手間のかかる観葉植物だということがわかりました。しかし手間がかかるからこそ、あの美しい緑色の葉っぱが保たれるのですね。
冬は室内生育が基本で寒さが大敵とのことですが、我が家は雪国在住でしてストーブが点いている部屋以外は室内でも冷えています。しかしストーブがある部屋は加湿器をつけていても乾燥します。この場合、乾燥したとしてもストーブのある部屋で生育すべきでしょうか?
育て方が簡単とは言うものの、やはり生き物ですね。手入れをしないと元気が無くなったり、病気になったりしますね。植物だから日光は好きだし、水をあげすぎてもいけないしですね、野菜を育てるのと変わらないです。夏場は育ち、冬場は育たない、庭の草木と変わらないです。剪定も必要だし、育て方が簡単とは、手間の回数が少ないという事なんですかね。
パキラの室内での育て方、大変参考になりました!
私は過去にパキラを育てていましたが1度目は枯らしてしまい、2度目は根腐れでダメにしてしまい・・・で。
知人から育てやすいよと薦められたのにこの2度の経験ですっかり自信をなくしてしまい、観葉植物自体に手を出さなくなってしまいました。
この記事を読んで、そうか!そうか!人間のようにちょっと手をかけて育ててあげるのが大事なんだな~ということがわかりました。
日に当てるのも徐々に様子を見ながら時間を延ばしてあげたりだとか夏と冬での水やりの違い、そして葉っぱにスプレーで乾燥を防ぐことができるだとか。
目からウロコでした。この記事で得た知識を胸に今度こそちゃんとパキラを育てたいな、もう一度挑戦したいなと思えました。
もともと観葉植物は育てた事が無いので、お世話が要らないけど、部屋に緑が増えてマイナスイオンがもらえて良い所ばかりだなという甘えた考えを持っていました。でも、やっぱり何でもそうですけど適度な水分・日照が必要なんですね。私は何も知らずに買っていたら、本当に見ているだけで何もお世話をしなかったかもしれないです。このページを知る事が出来て良かったです。季節によってもお世話の仕方が違う事も分かったので、改めて観葉植物を育ててみたいと思えました。剪定の仕方も分かりやすく書いてあったので、もし違う種類の植物を育てたとしても、つまみさんの記事を参考にして、育てたいです。
パキラを紹介にある通り、100円ショップで購入したことがあります。
見た目がスッキリしているのに、おしゃれで気に入っていました。
しかし、100円ショップで買ったせいか、軽い気持ちで育てすぎたのか枯らせてしまいました。
今回やっぱりちゃんと育ててあげればよかったなと思いました。
そんなに難しいお世話の方法じゃないと知ってまた挑戦したいなと思いました。
パキラは陽当りが好きなんですね。観葉植物なので、てっきり部屋の中だけで1年中大丈夫なのかと思ってました。それに剪定なんてやった事もないです。そうすれば新しく葉っぱも出るのですね。なんか枯れてしまった葉っぱが何枚もあって、間延びした寂しいパキラになっていたので来年試してみようと思います。その際植替えとかはした方が良いでしょうか?
パキラという観葉植物を初めて知りました!とっても可愛い植物なんですね。そして生命力が強いということで、とても育ててみたくなりました!夏と冬では全然お手入れ方法が違っていて、この記事を読んでいなかったら、もしパキラを買ったとしてもすぐダメにしてしまうところでした…。適切な育成方法で長く楽しめたらいいなと思います!
パキラは、とても育てやすくあまり手をかけなくても大丈夫と聞いていたので購入したのですが…。
なんだか最近元気がなく、葉の色が悪くなり、虫らしきものを見つけて困っていたので、これで解決できそうです。
もう少し、こまめに水を上げるようにしたいです。
また、薬は嫌だったので、葉を拭くということが分かって嬉しいです。
ありがとうございます!!
家のパキラが、早く元気になるようにこれからの寒さ対策などしっかりしてあげようと思いました!!