ガジュマルの育て方!葉が落ちるのを防ぐ簡単な方法

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ぽってりとした枝と肉厚の葉っぱが特徴のガジュマル。

観てるだけで可愛らしく、愛おしくなってきますよね。

 

まして子供さんからのプレゼントだとしたらなおさらです。

ガジュマルを選ぶ人は感性が豊かな人なんですよ。

ガジュマルは一般的に育てやすい植物だといわれます。

 

しかし、葉っぱが落ちてくることがあります。

どうしてそうなるのか順を追って説明していきますね。

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ガジュマルの育て方!葉が落ちるのはどうやって防げばいい?

 

 

ガジュマルの葉っぱが落ちる原因は水やりです。

沢山あげて元気になってもらいたいという気持ちはわかります。

 

でも、沢山あげすぎると土が湿った状態が続きます。

湿った状態は根っこを腐らせる原因になるんです。

 

なので、しばらくお水をあげないで様子を見てみましょう。

それでも葉っぱが落ちてくるようでしたら、残念ながら悲しい結果になってしまいます。

 

根腐れを起こす主な害虫がいます。

「カイガラムシ」「ハダニ」です。

 

この虫たちが葉っぱや茎に寄生して、ガジュマルの大事な栄養分を吸い取ってしまうんです。

カイガラムシは殻が厚いので殺虫剤が効きにくい頑丈な虫です。

ブラシでこそげ落とすしか手がありません。

 

またハダニは「殺ダニ剤」で駆除できます。

水やり、気をつけて下さいね。

気持ち悪い虫が付いてきますよ。

 

ガジュマルは成長すると1mも伸びる事があるんです。

育ちが早くて丈夫な常緑樹です。

それでは、大きくするための方法をご説明します。

 

ガジュマルの育て方!大きくするための4つの方法

 

 

ガジュマルの生息地は日本の屋久島や沖縄・インド・オーストラリアなどです。

他の植物に根っこを絡みつけながら育っていきます。

 

自然で育っているものはなんと20mほどにもなるそうですよ。

一般で売られているものは、10~20cmほどの卓上タイプと1mほどの置き型タイプがあります。

 

丈夫な木なので、花言葉が「健康」だそうです。

育てやすいので観葉植物初心者でもOKです。

 

ガジュマルを大きくするための基本は、剪定・日光浴・植え替え・肥料の4つです。

私も育ててみたくなってきました。

 

うまくいけば増やすことも可能な木なので、誰かにプレゼントも出来そうですね。

それではガジュマルを大きくしていきましょう。

 

ガジュマルを大きくしたいなら植え替えよう!

ガジュマルの木が大きくなると、鉢の中で根っこが伸びる事が出来なくなり、枯れてきます。

 

そうならないために植え替えが必要になります。

時期は5月~6月ごろで、一回り大きな鉢にします。

 

用意するもの

  • 1回り大きな鉢
  • きれいなハサミ
  • ピンセット
  • 土(観葉植物用の培養土)
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 割りばし
  • ビニールシートか新聞紙

 

植え替えの手順

  1. 鉢の底に鉢底ネットをかぶせます。
  2. その上に鉢底石を敷いて土を3分の1程度入れます。
  3. ガジュマルを古い鉢から優しく引き抜きます。
  4. 根っこに付いている土をピンセットでほぐしながら取り除きます。
    (その時、状態の良くない根っこをハサミで切り取ります。)
  5. 新しい鉢にガジュマルを入れ、土を鉢の縁から約2~3cmのところまで入れます。
  6. 割り箸で土の上からちょっとつついて、土と根をなじませます。
  7. たっぷりの水を注ぐ。

以上、ガジュマルの植え替えでした。

 

ちなみに、植え替えについて動画で確認したい方はこちらを参考にしてください。

やることは多いような気がしますよね?

でも作業自体は10分もかからないでできますよ!

 

 

だいたいこのような要領でやって頂きますと、塩梅よく出来上がります。

次に剪定の仕方をご説明していきます。

 

ガジュマルを上手に剪定する方法

ガジュマルの木は成長が早いです。

数年もほっておくとかなりの大きさになり、手に負えなくなるんです。

ときたら、「剪定」枝を切る、ですよね。

 

悲しいですが、しょうがありません。

楽しみとしては、自分の好みの大きさや形に出来るという事なんです。

 

準備は、園芸用手袋・剪定用ハサミかナイフ・ノコギリ・癒合剤(ゆごうざい)です。

癒合剤は、枝を切った後の傷口に塗るお薬みたいなものですね。

 

剪定方法は、

  1. 完成形をイメージしながら真上に伸びる枝の先を切ります。
  2. 枯れた枝は根元から切ります。
  3. 勢いよくはみ出している枝を揃えるように切ります。
  4. 重なって生えている枝は片方を切り落とします。
  5. 根元から生えている枝も切ります。
  6. 最後に切り口に癒合剤を塗って終わりです。

ガジュマルの木は成長がものすごく早いんですね。

ビデオカメラで撮影したら木の大きくなる瞬間が撮れるでしょうかね。

 

大きくなり過ぎるといけないので剪定をする。

と言う事でしたが、ガジュマルはどんな環境が好きなんでしょう。

 

ガジュマルは日光浴が大好き!

実はガジュマルは日光浴が大好きなんです。

自然で育っているガジュマルは、陽の燦々と降り注ぐ暑い所に生息しています。

 

しかし、日を当てるのにも限度があります。

沢山の太陽を浴びる事は良いのですが、直射日光を長時間浴びせてはいけません。

ガジュマルが環境に適応できなくて、葉っぱが黄色くなることもあります。

 

ただ、あまり陽に当てないのも考えものです。

適度に当ててあげましょう。

 

ガジュマルが日光を探し求めて、枝が明るい方へと進行方向を変えてしまいます。

曲がったガジュマルよりもまっすぐに伸びた方が見栄えも良いですよね。

 

ガジュマルは太陽が大好きです。

でも直射日光はガジュマルの身体に良くないので注意しましょう。

次はガジュマルに与える肥料についてご説明していきます。

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肥料をたくさんあげると大きく育つ?!

ガジュマルは年間通して葉っぱを実らせる植物です。

なので、肥料は大切な栄養源となります。

 

成長期になる春から秋にかけては、10日から15日間隔で液体肥料をあげるのが良いでしょう。

固形肥料はガジュマルの枝や根っこに直接当たらないようにして、1か月から2か月間隔であげて下さい。

 

しかし、冬は成長が止まる時期なのであげないで下さい。

根っこが傷む原因になります。

 

ガジュマルの肥料のあげかた

  • 液体肥料の場合は10~15日間隔であげる。
  • 固形肥料は、1~2か月間隔であげる。

でした。

 

寒さに弱いガジュマルです。

冬をどう乗り切ったらいいのかをご説明します。

 

【おすすめ記事はこちら】

 

ガジュマルが室内で冬を快適に過ごすには?

 

 

ガジュマルの木はとっても寒がりです。

冬を快適に過ごしてもらうには、室内の温かい場所に移動する必要があります。

 

暖かい所が大好きなガジュマル。

気温が5℃以下になると葉っぱが黄色くなって落ちてしまうのです。

 

寒い季節の夜も窓辺は冷えますから離してください。

冷たい風や霜は厳禁です。

地域にもよるのですが、冬でも日中は暖かくなることがありますよね。

 

そんな時は、少しだけベランダなどの日当たりの良い所に置いてあげても大丈夫です。

冬は特にガジュマルの体をいたわってあげて下さいね。

 

暖かい地方の植物は、大きさも見栄えも格段に違います。

しかし、冬を乗り切るという事が課題になりますね。

 

ところで、ガジュマルも病気にかかるんですね。

次はガジュマルの病気対策についてご説明します。

 

ガジュマルの病気対策!

 

 

先程もお伝えしましたように、ガジュマルの葉っぱが落ちてくる病気あります。

その原因は以下のようなものです。

 

水やりしすぎると水はけが悪くなって、土中の酸素がなくなってしまいます。

そうすると根っこが腐ってしまいます。

 

また、「ハダニ」「カイガラムシ」のような害虫がついて病気になることもあります。

まず、ハダニやカイガラムシはガジュマルの葉っぱに排泄物を残します。

この排泄物から出る「すす菌」が繁殖してガジュマルの枝や葉っぱにつきます。

 

すると葉っぱが黒ずんでいき、病気になります。

水やりもそうですが、ハダニやカイガラムシはどうやって防げるんでしょうか。

ここのところをもう少し詳しくご説明していきますね。

 

ハダニ

ハダニがついてしまうのは「乾燥」が原因なんです。

最初にツブツブの赤い斑点が付きます。

これで葉っぱの養分を吸い取ってしまうんですね。

 

次いで葉っぱに蜘蛛の巣状に糸を張ります。

対策は水洗いしてからきれいに拭き取り、〆は薬を吹きかけておくことです。

 

ハダニの予防法は、水をやりすぎない、エアコンの風に当てない、適度に湿度を保つなどです。

ハダニは乾燥している場所に発生しやすいということです。

 

ハダニにやられた場合は、水洗いをして良く拭き取り薬をかけておくようにしましょう。

適度な湿度と水やりに注意することも覚えておいてくださいね。

次はカイガラムシの番です。

 

カイガラムシ

アブラムシに匹敵するカイガラムシの対策です。

プロレスをさせたらどっちが強いんでしょうか。

冗談ですが。

 

一見すると茶色いポンポンみたいな感じがします。

他にも白いイモムシのようなものもいます。

 

しかしこれがつわものなんですね。

からが硬いから薬剤を使っても取れないんですよ。

 

見つけたら、先の尖ったヘラのようなもので一つ一つ取り除くしか手がないようです。

カイガラムシの好きな場所は暗くて狭い所のようです。

 

なので、ガジュマルはなるべく明るくて広い場所に置いてあげましょう。

もちろん日当たりが良く風通しの良いところも加えておきます。

 

時々葉の裏なども小まめにチェックすることをおすすめします。

ハダニは乾燥したところが大好きです。

適度な湿度を保って下さいね。

 

カイガラムシは普通の薬剤では簡単に取れません。

取る時は、先のとがったもので1つ1つ取り除かなければなりません。

 

ガジュマルに暗くて狭い場所は禁物です。

明るくて広く、風通しの良い所に置きましょう。

以上がガジュマルの病気対策になります。

 

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ガジュマルを元気に大きく育てる方法~まとめ~

 

 

いかがでしたでしょうか。

おわかりになりましたか。

 

ガジュマルの様々な病気は、水やりが一番の原因であることですね。

植え替えをすると大きく育ちます。

 

またガジュマルは太陽が好きですが、直射日光を長時間あてるのはNGです。

冬は暖かいお部屋で大事に休ませてあげる事も大切になります。

 

ガジュマルの病気は主に水のやり過ぎやハダニ、カイガラムシなどによるものが原因です。

このようにガジュマルは病気さえなければとても育てやすい植物です。

 

大切な人からいただいたお土産です。

ガジュマルの花言葉のように「健康」に家を突き破るくらい大きく育てて下さいね。

 

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