マリーゴールドの花言葉に隠された本当の意味とは?

LINEで送る
Pocket

花屋さんの店先で可愛らしく咲いている、マリーゴールド。

手にとったり買って帰りたくなる花ですね。

 

可愛らしいのでプレゼントにも良いですよね。

色も品種もさまざま。

 

また、花言葉やマリーゴールドにまつわる物語も魅力の一つです。

そういった豆知識を知ってさらにマリーゴールドに詳しくなっちゃいましょう!

 

今回はそんなマリーゴールドの花言葉についてまとめてみました。

 

<スポンサーリンク>

 

 

 

マリーゴールドの花言葉とは?

 

 

マリーゴールド全般の花言葉は「勇者」「可憐な愛情」です。

 

「可憐な愛情」は、見た目でも納得できますね。

「勇者」については、ギリシャ神話から来ているようです。

 

このあと、色や品種ごとに花言葉をお伝えしていこうと思います。

 

 

突然ですが、春、というとどんな色をイメージしますか?

ピンクなんかもかわいらしいですが、私は黄色なんです。

 

春、桜が咲く少し前に菜の花が咲きますよね。

菜の花を見ると、ああまた春が来たんだなって実感が湧いてくるんです。

 

そこで私がとても好きな色、黄色の花言葉から紹介します。

 

 

黄色いマリーゴールドの花言葉

黄色の花言葉は「健康」です。

 

マリーゴールドは春から秋の終わり頃まで、長く鑑賞できる花です。

一つの花も10日くらいは咲き続けてくれます。

超長持ち~。

 

小さいながらもとっても丈夫に育つ花なんですね。

そんなイメージから「健康」という花言葉が生まれたのではないでしょうか。

 

さらに、黄色は太陽もイメージさせる色ですよね。

健康に過ごせるのも、明るい太陽の光があってこそです!

 

 

そしてギリシャ神話に登場する太陽神アポロンとも関係のある色なんです。

やはり太陽とマリゴールドには関係があるんですね。

 

ところで、私はスペインが好きで、良く旅行に行きます。

スペインの田舎に行くと、オレンジの木があちこちに植えられているのを良く目にします。

 

だからオレンジ色は、スペインの一つのイメージになっているんです。

そのオレンジ色の花言葉を紹介しましょう。

 

 

オレンジのマリーゴールドの花言葉

オレンジの花言葉は「真心(まごころ)」「予言」です。

 

(この色もギリシャ神話の太陽神アポロンにまつわる色です。

アポロンについては、後ほどまとめてお伝えしますね。)

 

先程、黄色のマリーゴールドの花言葉の中で、太陽神アポロンが出てきましたね。

このオレンジのマリーゴールドにも関係があるんです。

 

アポロンは神話の中では特に偉大な神です。

それだけに物語にたびたび登場します。

その物語は後ほどご紹介しますね。

 

 

さてマリーゴールドと一口に言っても、いろいろな品種があるのをご存知ですか?

花屋さんで見比べてみると、花の大きさにも違いがあるのがわかります。

 

フレンチマリーゴールドとか、アフリカンマリーゴールドなど様々です。

私は小さく咲くフレンチマリーゴールドが好きです。

 

そして、品種によって、また違った花言葉があります。

それらを見ていきましょう。

 

<スポンサーリンク>

 

 

 

マリーゴールドの花言葉は品種によっても変わる!

 

 

フレンチマリーゴールド

 

 

フレンチマリーゴールドの花言葉は「いつも側に置いて」です。

本当に側に置いておきたくなる可愛い花で大好きです。

マリーゴールドといえばこのお花の形を思い浮かべますよね。

見た目とはうらはらになんだかすごくけなげな花言葉ですよね。

 

実はこの品種は、かつてフランス王室で好んで栽培されていました。

当時の宮廷にははたくさんの決まり事が多く、またいろいろな行事がありました。

 

自由な時間はほとんどなかったようです。

ですからほんのひととき、ガーデニングを楽しむ貴族が多かったんですね。

 

あのマリー・アントワネットもガーデニング用の庭を持っていました。

もしかすると彼女もマリーゴールドを見て楽しんでいたかも知れませんね。

 

 

アフリカンマリーゴールド

 

また、アフリカンマリーゴールドの花言葉は「逆境を乗り越えて生きる」です。

アフリカンという名前の通り、中世ヨーロッパの時代にアフリカから運ばれてきたものです。

フレンチマリ-ゴールドよりも、まん丸くてかわいらしいフォルムですよ!

 

だからアフリカでもヨーロッパでも育つんですね。

そんな強いイメージからこの花言葉がつけられたのでしょうか。

 

 

マリーゴールドの原産地はメキシコです。

しかし今では全世界的に見ることができます。

 

海外旅行にでかけても、旅先でマリーゴールドに出会うと嬉しくなります。

私の好きな国スペインにバルセロナという街があります。

 

この地域に伝わる、サン・ジョルディの日というのがあるんですよね。

 

この日、女性は愛する男性に本を贈ります。

そして男性は女性に赤いバラをプレゼントします。

素敵な習慣だと思いませんか?

 

このように、ヨーロッパの人々は好きな人に花を贈る習慣が根付いているんですよね。

サン・ジョルディというのも、キリスト教の守護聖人の名前ですし。

 

 

そしてマリーゴールドという名前もキリスト教と深い関係があるんです。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

ミニサボテンの育て方!簡単なお世話の方法は?

 

 

キリスト教とマリーゴールドの花言葉にはこんな関係があった!

 

 

マリーゴールドの「マリー」って?

そもそも「マリー」という名は聖母マリアからとられたものです。

 

キリスト教では聖母マリアにちなんだ祝日が10回くらいあるそうです。

スゴイ!

 

そんな、聖母マリアにちなんだ祝日は春から秋まで、長い期間続きます。

マリーゴールドはその間ずっと鑑賞できる花なんですね。

 

なのでこの花にマリアの名をつけたと言われています。

マリーゴールドを「黄金の聖母マリー」なんて訳してみると、何だか見ていて飽きませんね。

 

きちんと育てればマリーゴールドは日本の夏も乗り越えられる、

コスパ最強のお花ですよ。

マリーゴールドの育て方!種まきから始めるならココに注意!

 

 

さてここまでマリーゴールドの花言葉を見てきました。

 

「勇者」「可憐な愛情」に加え、

黄色は「健康」。

オレンジは「予言」「真心」でしたね。

 

あなたが好きな花言葉はありましたか?

 

 

実はこれらの花言葉は遠い昔のギリシャ神話からきている事、ご存知でしたか?

それは太陽神アポロンにまつわる、悲恋の物語です。

 

いくつかあるのでご紹介しますね。

 

 

 

ギリシャ神話とマリーゴールド~花言葉の由来~

 

 

昔々のお話です。

 

かつてアポロンに恋をした、カルタという可憐な少女がいました。

彼女は偉大な神であるアポロンの側で、ただ見つめる事しかできませんでした。

 

その一方で、つのる恋心に

徐々にカルタは恋の病で弱って、とうとう魂だけになってしまったのです。

 

最後にカルタの魂は黄色く燃えさかる太陽に吸い込まれていきました。

そして跡には黄色く咲く1本のマリーゴールドが残されていたという物語です。

 

アポロンは、太陽の神様なので最後には思いは届いたということなのでしょうか?

「可憐な愛情」という花言葉にぴったりな話ですね。

 

 

またアポロンに恋するのは女性だけでなく男性もいました。

(どれだけイケメンだったのか…)

 

クレムノンという青年はアポロンを慕い、いつも見つめていました。

 

それを見た雲の神が嫉妬して雲でアポロンをおおってしまったのです。

なんと知らない間に三角関係に突入ですよ。

 

そしてクレムノンは悲しみ、ついに死んでしまいます。

それを知ったアポロンも悲しみました。

 

そして、アポロンは後にクレムノンをオレンジのマリーゴールドに変えたという事です。

ここから、「真心」という花言葉が生まれたんですね。

 

 

このように、マリーゴールドにはアポロンの物語が多く登場します。

それも悲恋の物語が。

 

マリーゴールドの花言葉には恋愛に関係あるものが多いのも納得できますね。

そしてこの花には、「嫉妬」「悲嘆」などの暗いイメージの花言葉もあるようです。

 

それらもアポロンにまつわる悲しい物語から来ているのですね。

そんなアポロンの物語を思いながらマリーゴールドを買うのも素敵だと思います。

 

 

もし私が花をプレゼントされるとしたら、普通は花束が嬉しいです。

少しだけもらって、家で花瓶に移し替えて眺めるのがすきなんですよね。。

 

でもみんながみんな、花束が好きというわけではありませんね。

マリーゴールドの場合は「寄せ植え」がおススメ。

 

理由を説明しますね。

 

 

 

マリーゴールドを贈るなら寄せ植えが良い理由!

 

 

花を贈るには、主に「花束」「フラワーアレンジメント」「寄せ植え」があります。

どれを選ぶかは好みの問題になりますが、贈られたあと育てる事を考えてみましょう。

 

少しでも長く育てるなら、寄せ植えがベストです。

寄せ植えの場合はマリーゴールド以外にもいろいろな花を植えてあるので、

見るのが楽しいという意味もあります。

 

さらにマリーゴールドには「コンパニオンプランツ」という役割もあるんです。

コンパニオンプランツ、ご存知でしたか?

 

何種類かの花がお互いに良い影響を及ぼし合うというものです。

それで害虫が抑えられたり花が元気に育ったりするんです。

 

特にマリーゴールドは様々な花と相性が良いようです。

土の中のセンチュウという害虫の予防に効果的という事も知られています。

 

なので、夏の暑さなどに注意し寝ければいけなこの季節に

マリーゴールドを贈るのであれば、

寄せ植えがおススメなんですよ。

 

 

さてここまでマリーゴールドについて様々な事を書いてきました。

最後にもう一度振り返ってみましょう。

 

<スポンサーリンク>

 

 

【よく読まれている記事はこちら】

エアープランツの種類!初心者におススメ10選!

 

 

マリーゴールドの花言葉~まとめ~

 

 

マリーゴールドには「健康」「可憐な愛情」など、色ごとに様々な花言葉がありましたね。

 

黄色の花言葉は「健康」。

オレンジの花言葉は「勇者」「可憐な愛情」。

 

また品種では、フレンチマリーゴールドの花言葉が「いつも側に置いて」。

アフリカンマリーゴールドの花言葉が「逆境を乗り越えて生きる」でした。

 

 

またそれらの花言葉には、ギリシャ神話の太陽神アポロンにまつわる物語がありました。

そしてマリーゴールドの名が聖母マリアからつけられた事、意外じゃなかったですか?

 

あなたも花屋さんで何種類かマリーゴールドを買ってみてはいかがでしょうか?

ぜひ寄せ植えにして、あの可愛い花を長く育ててくださいね。

 

 

【関連記事はこちら】

マリーゴールドの育て方!種まきから始めるならココに注意!

 

<スポンサーリンク>
LINEで送る
Pocket

SNSでもご購読できます。

コメントを残す


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください