エキナセアというお花をご存じですか?
かわいらしいお花を咲かせるのですが・・・
それだけではありません。
とても魅力的なお花なんですよ。
お花の形だけ見ても、たくさんの種類があります。
背丈も種類によって違い、植えるイメージの幅も広がります。
海外では免疫力アップのために、昔から利用されてきた歴史も!
日本でもハーブティーとして、知っている方もいるかもしれませんね。
そんな方も、この機会に自分で育ててみませんか?
花を楽しんだ後、ハーブティーとしての楽しみ方も紹介します。
自分で育てれば、収穫した時の嬉しさも倍!
そして何より、育てるのがとても簡単なのです。
今まで育てたことのない初心者の方にもおススメできるお花です。
ぜひチェックしてみてくださいね!
Contents
エキナセアってどんなお花?
エキナセアって知っていますか?
かわいい、色とりどりのお花を咲かせるお花です。
元々、北アメリカの先住民の薬として使われていました。
炎症を抑えるため、免疫力を高めるために使われるそうです。
欧米では、ハーブティーとして楽しまれているんですよ。
日本でも、最近ではハーブティーやサプリメントでも紹介されています。
出回っているエキナセアのなかには、園芸用に改良されているものもあります。
ハーブとして使いたい場合には品種の確認が必要です。
エキナセアの購入は、種と苗の2種類あります。
日本では、苗で購入するのが一般的です。
簡単でもあるので、今回は苗からの方法を紹介しますね。
いくつか品種もあるので、お好みのエキナセアを調べてから買いに行きましょう。
エキナセアの種類
さて、どんな種類があるのでしょう。
色で見てみると・・・
赤やピンク、オレンジ、黄色。
白に緑ととても豊富なのがわかります。
花の丈にも差があり、30センチくらいの小ぶりなもの。
大きくなるものなら80センチ以上になるものも!
花の形も様々で、花びらが一枚一枚付いているもの。
八重咲のものなど、同じエキナセアでも色んな顔を持っているんですよ。
日本で、一番ポピュラーなのは「プルプレア」。
その他には・・・
八重咲が美しい「ピンクダブルデライト」。
めずらしいオレンジ色の「サンダウン」。
白色で小ぶりな「ホワイトスワン」。
などがあります。
ポピュラーではありませんが、他にもたくさんの種類がありますよ。
インターネットで手に入る場合もあるので、調べてみて下さいね。
先ほどにも少しお話しましたが、ハーブとして楽しむ時には品種の確認をしてください。
ハーブティーとしての使い方は、もう少し後でご紹介します。
楽しみにしていてくださいね。
では育て方を見ていきましょう!
初心者の方でも挑戦できるように、準備から詳しくお伝えします。
【おすすめ記事はこちら】
エキナセアの育て方~準備から病気予防まで~
では早速、エキナセアに挑戦しましょう。
庭植えでも鉢植えでもできます。
植え付けの時期は涼しい時期を選びましょう。
具体的には、春なら4月ごろ、秋なら10月ごろです。
庭の場合には腐葉土や石灰を混ぜて、土を作ったところに植えます。
鉢植えの場合には、水はけの良い環境を作ります。
鉢の底に鉢底石を敷き、赤玉土と腐葉土を混ぜて入れます。
園芸用の土があれば、それでも大丈夫です。
鉢植えで育てていくと、根詰まりしやすいで、一年に一度は大きな鉢に植え替えます。
その時にからまっている根の土を落としてあげると良いでしょう。
このときに株分けして増やすこともできます。
株分けの方法も最後に紹介しますね。
植える場所、水やり
日当たりのいい場所を選びます。
鉢植えの場合にも、日当たりのいい場所に置きましょう。
根をよく張るお花ですので、根腐れに注意が必要です。
長雨や梅雨の時期には水はけが悪くなり、根腐れしやすい環境になります。
鉢植えなら、雨が続くとわかれば軒先などに避難させましょう。
水やりは、庭植えではほとんど必要なく自然の雨で十分です。
鉢植えのときには極端に乾かなければOK。
花が咲くまでは、表面が乾いてからたっぷり与えます。
暑い時期以外は2~3日放っておいても、大丈夫です。
肥料は必要?
植え付けの時期、その後も涼しい時期に肥料を与えます。
春と秋には生育をスムーズに促進させるため1か月に1度追肥しましょう。
固形の化成肥料を与えます。
鉢植えの場合には液体肥料でもOK。
その場合には1か月に4回ほど与えます。
液体肥料は、固形肥料に比べて即効性がありますが持続しないからです。
肥料は与えすぎると、かえって弱る原因にもなります。
容量を守って、正しく使いましょう。
病気
エキナセアで一番多い病気は「うどんこ病」「灰色かび病」。
どちらもカビが原因で起こる病気です。
予防としては、湿気をためないこと。
水やりの際、できるだけ根本から与えます。
置き場所を、風通しを良くする。
などで予防できます。
とはいっても丈夫なのが取りえのエキナセア。
そこまで神経質になる必要はありません。
ほとんどの場合は一度根が張れば元気に育ちます。
頭に入れておく程度で大丈夫です。
では、育てたエキナセアを使って、ハーブティーを作ってみませんか?
ティーバックも購入もできますが、手作りもいいですよ!
エキナセアの楽しみ方~ハーブティーのアレンジまで~
はじめにもお伝えした通り・・・
エキナセアには免疫を高める効能が期待できます。
花粉症やアレルギーの方にもおすすめです。
リラックスできますので、朝の時間にゆっくり楽しむのも良いですね。
ただ、キク科の植物なので持病のある方、妊婦の方などは注意です。
医師の指示に従いましょう。
ハーブティーにつかうのは、葉と茎と根です。
開花後のエキナセアを収穫します。
収穫後、よく洗います。
丸のまま、2~3日乾燥させます。
パリッとなるくらいが理想的なので、天気が良ければ外で干します。
水分が残ると、カビが生えたりするのでしっかりと乾燥させましょう。
乾燥できたら、ハサミで2センチくらいの長さに切っていきます。
個人的には、この後もう一日乾燥させたいと思います。
切った断面から水分がまた蒸発してくれるからです。
水分を抜けば抜くほど長く保管できますので、しっかり乾燥させてくださいね。
保存する場合も、シリカゲルがあれば容器に一緒に入れましょう。
容器は洗浄した瓶でも、ジップロックでも構いません。
沸騰させたお湯を注ぎ、ハーブティーを楽しみましょう。
どんな味か気になりますよね。
エキナセアのハーブティーは、木のような香りがしてリラックスできます。
好き嫌いがありますが、慣れてくるとハマる香りです。
もし、苦手に感じる方がいれば・・・
柑橘系と相性がいいので、オレンジやレモンピールと合わせると飲みやすくなります。
他には、カモミールやタイムなどともよく合います。
一緒にポットに入れて、お湯を注いでたのしみましょう。
ぜひ試してみてくださいね。
魅力たっぷりなのがお分かりいただけましたか?
来年はもう少し量を増やしたい。鉢植えを2個にしたい。
そんな時には株分けで増やすことはできます。
自分が育てているエキナセアから増やすことができるので、うれしいですよね。
その方法をわかりやすく次で紹介しますね。
一年育ててみたら、ぜひ挑戦してみてください。
エキナセアを増やしてみよう!~株分けと種の収穫~
エキナセアを育ててみて、もう少し育てたい場合。
苗を購入しなくても、自分で増やすこともできますよ。
株分けの方法を紹介します。
時期は植え付けの時期と同じ頃に行います。
大きく育ったエキナセアを掘り起こします。
できるだけ根がちぎれないように2~4個に分けます。
手でほぐしても構いませんし、ナイフを使っても良いでしょう。
そして、用意しておいた鉢へ植えつけます。
庭植えの場合にも、場所を選んで植えてみましょう。
種を使って増やしてみたい場合。
種を収穫する必要があります。
ですが、この頃出回っているエキナセアは無性のものが多いのが現状です。
種が収穫できなかったり、同じように種を植えても、育たないということです。
なので、収穫した種で増やすという方法がかなりレアな方法です。
もし、種が収穫できて、挑戦する場合。
ナイロンポットに土を入れて、種を植えます。
植え付けの時期を4月頃と10月頃になるように・・・
種まきの時期は3月頃と9月頃にしましょう。
芽が出たら、葉の数が5枚くらいになれば植え付けの目安です。
以上のことからわかるように、株分けの方が確実で、簡単ですね。
失敗も少ないのがうれしいところ。
自分のエキナセアを増やしたい場合には、株分けがおススメです。
エキナセアは、寄せ植えもできます。
慣れてきたら、同じ時期に咲く花と一緒に楽しむのも良いですね。
その際には、エキナセアの丈に注意して品種を選んでくださいね。
では、エキナセアについておさらいです。
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エキナセアの育て方~花もハーブティーも楽しもう~
いかがでしたか?
北アメリカで薬として使われていた花エキナセア。
日本で今じわじわ人気を呼んでいます。
その理由は・・・
同じエキナセアとは思えない、たくさんのバリエーション。
元気な印象の花から、小ぶりでかわいらしいもの。
お気に入りのエキナセアをさがしてみましょう!
病気にも強く、育てやすいので初心者の方にもおススメです。
植える場所と水やりの際の注意だけ。
とても簡単ですね。
花付きがいいのも特徴で、きっと綺麗な花を咲かせてくれるでしょう。
花をたのしんだ後は、ハーブティーにも挑戦してみませんか?
しっかりと乾燥させるのがポイントでしたね。
花粉症やアレルギー予防にも、期待できるのもうれしいポイントです。
ハーブティーの味が気に入った人も苦手な人も・・・
オレンジやレモン、カモミールやタイムなどとブレンドしてみましょう。
自分のお気に入りの楽しみ方を見つけてみませんか?
これ以外にも合う食材が見つかるかもしれません。
気に入ったら、来年は増やすことも可能です。
株分けをして、どんどん増やしてみましょう。
切り花としても楽しめるので、多くても困らないお花です。
魅力いっぱいのエキナセア。
ぜひチャレンジしてくださいね!
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