朝顔の育て方!毎日たくさん咲かせる方法は?

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お子さんが夏休みの宿題で持ち帰る朝顔のプランター。

 

新学期が始まるまで、私でもうまく育てられる?

 

夏の暑さで枯らしてしまったら…。

 

植物を育てた事もないのに、どうしよう。

 

 

でも大丈夫!

朝顔の基本的な育て方を、ポイントを押さえてご紹介します。

 

 

さらに!

親子で頭の痛い夏休みの「宿題」(笑)。

そこで、朝顔を使った自由研究もお伝えしていきますね。

 

 

さあ、お子さんと一緒に朝顔の基本的な管理をしっかりマスターしていきましょう。

 

そして、すてきな花がたくさん咲く「朝顔のプランター」にしちゃいましょう。

 

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朝顔の育て方!~基本編~

 

 

朝顔はタネから簡単に育てられる花です。

でも、簡単だからこそ基本を理解して、もっとたくさんきれいな花を咲かせたプランターに仕立てたいですよね。

 

 

そこで、栽培の基本をしっかり理解して、お子さんと一緒に育てましょう。

 

 

朝顔の植え付け方法

朝顔の種は、気温が低いと発芽しません。

 

暖かくなり気温が安定して20℃以上になる5月上旬くらいから蒔くことが大事です。

目安はゴールデンウィーク明けです。

 

 

まず、園芸用の培養土をプランターの8分目あたりまで入れます。

株間15~20㎝の間隔で、人差し指1㎝ほどの深さの穴を5つあけます。

その穴に1粒ずつ丁寧に種を蒔きます。

 

さて、この朝顔の種ですが、とても硬いのです。

そこで、一晩水に付けてから蒔くと発芽率が高まりますよ。

 

 

実は最近の朝顔の種。

 

初めからキズを付けてあるものもあるようです。

というのも、そうやって加工することで発芽しやすくしているんだとか。

 

種袋に「発芽処理済」と書いてあるものを選べば、発芽の心配もあまりしなくてよさそうですね。

本来、朝顔は発芽率のいいお花。

我が家では毎年こぼれ種から発芽するくらいなので、あまり神経質にならないでくださいね。

 

 

ではタネを蒔いたらどこにプランターを置いて、どのように水をあげればいいでしょうか?

 

 

植え付け後の日当り、水やりは?

種が発芽するまではこまめな水やりは欠かせません。

 

発芽してくるのは、種まきしてから1週間ほどです。

双葉が開いたら、よく日の当たる場所に移動させます。

 

病害虫の発生を予防するためにも、さらに風通しの良いところに置いてあげてくださいね。

 

 

暑い夏を乗り越えるための水やりはコツも必要です。

夏場の水やりは早朝がベスト。

 

でも夏の高温で水切れは必至。

そんな時は、夕方気温が下がり涼しくなってから2回目の水やりをしてください。

 

なんだか萎れてかわいそう、すぐに水をあげなきゃ…。

だからと言って、慌てて気温が高い時間帯に水やりするのはNGです。

 

プランターの中が蒸し風呂状態となり、根が傷んでしまいますよ。

 

 

また、夏は天候が不安定。

突然、大雨になったりします。

夏のゲリラ豪雨、ものすごい時がありますよね。

 

プランター栽培の場合、水切れに注意する事が特に大事です。

でも、水のやりすぎで根腐れしてしまうことだってあります。

 

必ず、土の表面が乾いているか手で触って確認してから水をあげてくださいね。

 

 

やっと双葉が開いたところで気になるのが肥料ですね。

 

肥料はいつ、どんなタイミングであげたらいいのでしょうか?

 

 

朝顔に肥料は必要?

園芸用の培養土を使っている場合はすでに肥料が含まれています。

 

なのであらかじめ肥料を施す必要はありません。

 

 

本葉が2~3枚付き始めたら薄めた液肥を与え始めます。

液肥は週に1回程度、固形肥料であれば月に1回程度が目安です。

 

 

その後は、下の葉が黄色くなるなどの肥料不足のサインが見られた場合。

このときは適宜追肥します。

 

また、「窒素」肥料が多い場合は、葉ばかりが茂って花が付かないという事も…。

そんな時は、花や野菜の実の付きを良くする成分の「リン酸」を多めに含む肥料を与えてあげましょう。

 

 

葉が茂り出しツルが伸びてきたら?

朝顔の花がツル全体にバランスよく咲き、お子さんも大喜びの「朝顔のプランター」にしたいですよね。

そんな時のキレイな咲かせ方を紹介していきますね。

 

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【おすすめ記事はこちら】

サンスベリアの育て方!3つのポイントを押さえて空気浄化!

 

 

朝顔の摘芯(てきしん)と間引き(まびき)の方法は?

 

 

そこで大切な作業が適切な間引きと摘心です。

小学校ではプランターに蒔いた種が発芽したあとは間引きをしないかもしれません。

 

 

朝顔に間引きは必要ない?

間引きをしないでも育つのが朝顔の憎めないところ。

でも、株が混み合うと生育が悪くなってしまします。

 

双葉が開いたら、元気がよく勢いのある株を残し、思い切ってその他の株は全て間引きましょう。

残す時は、株と株の間が15~20㎝になるようにしてくださいね。

 

 

いよいよ本葉が展開してツルがグングン伸びだしてきます。

その次に必要な作業が摘心(てきしん)です。

 

 

朝顔にたくさん花を咲かせる摘芯のやり方!

順調に成長し、本葉が8枚程度になったところで、ツルの先端をチョキンと切って摘心します。

 

この作業をすることで、脇芽からツルが伸びて成長します。

このツルのことを子ヅルと言います。

子ヅルが本葉5枚程度になったら、同じように先端を摘心します。

 

また脇芽が伸び子の次なので孫ヅル。

この孫ヅルが成長します。

このようにして、摘心を3~4回繰り返します。

 

ツルの数が増えるので花数はグンと増えます。

あんどん仕立てのプランターにすれば朝顔の花が株全体に咲いてくれます。

 

 

ところで、長い夏休み。

お母さん達にとってはつらい期間ですよね(笑)。

 

宿題もあれば、長い休みで子どもたちは暇を持て余してしまう事も…。

 

では、夏休みの宿題や子どもさんに役立ちそうな情報をお伝えします!

 

 

 

朝顔の観察!夏休みの宿題もこれでバッチリ!

 

 

「朝顔の観察」が宿題になっているお子さんは、観察する時間帯を学校から指定されるかもしれません。

 

本来、朝顔は早朝に咲いて、早ければ昼間を過ぎる頃にはしぼんでいきます。

だから朝顔という名前がついたくらいなんですが…。

学校からの指定がない場合「朝9時頃と夕方5時頃」がオススメですよ!

 

実は明らかな観察結果が得られるいい時間帯なんです。

 

 

私の子どもは、「自由研究」が夏休みの宿題でした。

植物が大好きだった娘も朝顔を使って宿題を提出したことを覚えています。

 

それは押し花です。

しおりにして提出しました。

 

他にもたくさんの朝顔の押し花を画用紙に貼って額に入れてみてもすてきですよね。

 

 

それに、子どもたちは暑い夏に「水」に触れると直ちに大人しくしてくれます!

そこで、朝顔を使って「色水」を作って遊んでみてはいかがでしょうか?

 

水を入れたビニール袋に摘んだ朝顔を入れてモミモミするだけです。

超簡単!

 

「自由研究」として、色水を絵の具にして、画用紙に絵を描いてみるのもいいですよね。

 

 

お子さんが持ち帰った朝顔を新学期が始まる前までに上手に育てる自信はついてきましたか?

 

では、朝顔の花を暑い夏を乗り切って綺麗に咲かせる育て方をまとめてみました。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

ペチュニアの育て方!1年に3回満開に咲かせる方法!

 

 

朝顔の花をたくさん綺麗に咲かせる育て方~まとめ~

 

 

  1. 種まきは気温が安定して20℃以上になってから。
  2. 発芽したら、日当たりと風通しの良い場所へ移動させる。
  3. 水やりは必ず土の表面が乾いているか確認してからたっぷりと。
    基本は早朝1回。気温が高く株がグッタリしている場合は、朝と気温が下がり涼しくなる夕方の2回。
  4. 肥料は薄めた液肥を週1回か固形肥料を月1回程度。
    葉や花の様子を見て適宜追肥。
  5. 適切に間引きと摘心をすることで、株全体の生育が良くなり、花数が増え、株全体にバランス良く花が咲く。

 

 

いかがでしたか?

 

今年の夏休みは、お子さんと一緒に涼し気ですてきな朝顔の花を毎日眺めながら、楽しく育ててみてくださいね。

 

 

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