サンスベリアの育て方!3つのポイントを押さえて空気浄化!

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観葉植物に興味がある方はサンスベリアを聞いたことがあるでしょう。

そう!!

空気清浄効果が高いということで、一時話題となった植物です。

 

上に真っ直ぐ伸びる緑の葉は、まさしく観葉植物にはもってこいですよね。

観葉植物に興味がある方なら一度は育ててみたい植物じゃないでしょうか。

 

でもこのサンスベリアは、他の観葉植物とは少しばかり育て方が異なります。

そのため、サンスベリアの育て方についての質問はとても多いんですよ。

 

葉が枯れてしまったり、ブヨブヨして弱ってしまったりと間違った育て方をすると元気に育ってくれません。

 

そこで今回は、サンスベリアの正しい育て方のご紹介をします。

観葉植物としてのサンスベリアを紹介しますので、しっかり長く楽しみたいですよね。

 

正しく育てられるようにポイントを押さえていってくださいね!

 

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サンスベリアを育てる時に必ず押さえたい3つのポイント

 

 

サンスベリアを育てる時は、環境からの観点で見た重要なポイントが3つあります。

 

主な原産国はアフリカとなり、比較的乾燥している地域の植物なんです。

また茎が地下を横に這っていて、地上部には葉が出ている構造となっています。

 

上に葉が力強く伸びた見た目なのはこのためなんですね。

 

原産国のアフリカとはだいぶ気候が違いますし、少し変わった構造なこともあって環境がより大切。

まずは基本の基本である環境についてのポイントから知っていきましょう。

 

 

1つ目のポイントは日当たりについて

まず1つ目のポイントである日当たりについて紹介します。

 

サンスベリアは日当たりを好みますので、必ず日当たりの良い場所で育てましょう。

耐陰性といって暗いところでも育つことはできるのですが、日光が足りないと健全に育つことができません。

お部屋の真ん中よりもやはり窓際がおススメです。

 

暗い部屋に置いたままにしておくと、徒長というヒョロヒョロと細長く伸びてしまう育ち方をしてしまいます。

しっかりと元気に育てるには日光が必要なんです。

 

基本的には日光の入る部屋で、レースカーテン越しに育てるのがベターとなります。

うちの場合は、かすみガラスの前に置いていますよ。

カーテン越しになるような場所がなければ、かすみガラスでも十分元気に育ってくれています。

 

それが難しい場合でも、1日に4~5時間は明るい場所に移動して日光浴をさせましょう。

 

4月~9月の気温の高い時期なら屋外での日光浴も可能です。

でも屋外に出す時は直射日光を避けましょう。

 

明るい日陰に置くことを意識してあげてください。

特に西日などには注意が必要ですよ。

 

葉焼けを起こしてしまい、葉の変色に繋がってしまいます。

続いて2つ目のポイントにいきましょう!

 

2つ目のポイントは水やりについて

恐らくサンスベリアを育てる方の多くを悩ませているポイントかもしれません。

ここからは水やりについて紹介します。

 

サンスベリアは乾燥地帯の植物ですので、基本的には乾燥に対して強い植物です。

2週間くらいなら水やりを忘れても問題ないほど。

(冬場はもう少しほうっておいても大丈夫な時もあります)

 

また逆に水やりのし過ぎでは根腐れを起こしやすく、水やりの頻度に重要なポイントがあるんです。

 

水やりをするタイミングは土の乾燥を見て決めます。

多くの植物栽培で同じような説明がされますが、サンスベリアの場合は特に守らなければならない点です。

 

もはや決まり文句になっていますが、水やりのタイミングは「土が乾いたら」与えてください。

サンスベリアの場合は、この土が乾いたらの判断を土を触って決めます。

 

まず土の表面が乾いて白っぽくなっていることを確認しましょう。

その際に見るだけではなく、指で土を触ってみてください。

 

触って土が固くなっていれば水やりのタイミングです。

 

ここまで乾いていたら、鉢底から水が溢れるくらいにたっぷりと水やりをしましょう。

逆を言えば、土が白っぽくなり固くなるまでは水を与えてはいけません。

 

水やり後と、乾燥時の両方の状態を覚えておくと便利ですよ。

また水やり後の鉢皿の水捨ても忘れないでくださいね。

 

あくまで基本は乾燥を好む植物であることを覚えてあげましょう。

続いては最後の3つ目のポイント。

 

3つ目のポイントは気温について

ここでのポイントの最後は気温です。

上にも書いたように原産国はアフリカとなります。

 

アフリカのイメージ通りに寒さには弱い植物となり、日本の冬の寒さには耐えられません。

 

気温が10℃を下回るとサンスベリアの成長がストップします。

 

10℃以下では冬眠してしまうんですね。

さらに5℃を下回った場合は枯れてしまいます。

 

日本の冬の気候には耐えられないんです。

つまり10℃を下回らないように管理をする必要があります。

 

室内で育てている場合でも、冬場は10℃を下回るようなこともありますよね。

必ず温度の調節が可能な部屋で育ててあげてくださいね。

 

 

ここまでの3つの重要なポイントは押さえられましたか?

基本の基本な上に、元気が無くなったり枯れてしまったりの多くの原因ですよ。

 

必ず押さえておいてくださいね。

 

 

続いては比較的相談の多い、サンスベリアの葉がブヨブヨしてしまうという状態について説明します。

こちらも上の重要なポイントと重なるのですが、より詳細に見ていきましょう。

 

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サンスベリアの葉がブヨブヨになり枯れてしまう理由

 

 

ここからはよく質問のある、サンスベリアの葉がブヨブヨになり枯れてしまう原因について考えていきます。

理由は大きく2つが考えられるのですが、より深く知らなければならないのは1つだけです。

 

まず考えられる理由の1つは低温障害が挙げられます。

 

こちらは上で説明した通りに10℃以下とならない管理で防げますよね。

そのため難しい点はないかと思われます。

 

 

次に考えられるのは水やりです。

 

こちらも上で説明した通りで、乾燥を好むことがポイントとなります。

でも、この水やりについてはもう少し細かい説明が必要なんです。

 

なぜなら季節ごとの気温で、さらに細かくやり方が変わるからなんですよ。

恐らく1番失敗の多い点になりますので、細かく見ていきましょう。

 

 

春~夏の暖かい期間

春の最低気温が10℃を超えた暖かい期間です。

この時期の水やりの目安を紹介していきますね。

 

暖かい期間はサンスベリアが好む時期でもありますので、基本的な水やりのやり方で問題ありません。

 

土が乾いてから4~5日後に水やりをしましょう。

ただ湿度が高い夏場には注意が必要ですよ。

 

そのために土の感触のチェックも必要となります。

 

 

秋からの涼しい期間

気温が下がってくる季節ですので、暖かい期間よりも間隔を空けましょう。

 

土が乾いてから1週間くらい経ってからの水やりが目安です。

こちらもあくまで目安期間が延びていくという目安ですので、やはり触った感触で覚えられるとより完璧だと思います。

 

 

冬の寒い期間

もっとも注意が必要なのが、こちらの冬の寒い期間となります。

 

もし10℃を下回る環境に置いているのなら、水やりは不要です。

説明した通り10℃を下回るとサンスベリアは冬眠しています。

 

冬眠中に水を与えても吸い上げませんから、与えた分全部が余分な水になってしまいますよ。

 

また室内の場合は温度管理ができると思いますので、10℃以上での管理も可能ですよね。

 

その際には冬眠しませんので多少の水やりが必要です。

この時は1ヶ月に1度程度の水やりとしてください。

 

ここの冬場に水やりをし過ぎる失敗例が多くあるようなんです。

年中同じような間隔で水やりをしてはダメな植物なんですね。

 

もとより乾燥気味に育てることを念頭に入れましょう。

 

 

ここでは水やりについて少し詳しく紹介しました。

土の状態を見て決めるのが基本なんですが、概ねの目安も参考にしていただければと思います。

 

また冬場だけは、かなり水やり頻度を落とす必要があるので注意しましょう。

葉がブヨブヨになる原因の多くはここですよ。

 

 

次は毎日のことではありませんが、サンスベリアを長く楽しむために必要なことの紹介です。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

パキラの室内での育て方!剪定のやり方次第で大きく丈夫に!

 

 

サンスベリアに必要な植え替え

 

 

サンスベリアは大きく育っていきますので、適宜で植え替えが必要になります。

目安は2年に1度くらいですので、頻繁にやる作業ではありません。

 

でも植え替えをしないと確実に元気に育ちませんので、こちらについてもしっかりと押さえていきましょう。

 

長い間、同じ鉢で育てていると根が密集して窮屈になります。

そうなると水を吸い上げられなかったり、酸素不足となり最悪は枯れてしまうんです。

 

それを防ぐために2年に1度は植え替えをしましょう。

 

 

まず知っておきたいのが植え替えの時期です。

暖かい期間の5月~9月が適した季節となります。

 

次に植え替えですので、サンスベリアに適した土も知っておきましょう、

園芸店などでサンスベリア用の培養土が売っていますので、そちらを選べば失敗はないと思われます。

 

もし分からなければ「ゴールデン培養土」という土を選んでみてください。

割と有名な土ですので取り扱いも多いと思いますよ。

見た目はこんな感じですね。

 

 

 

そしてもう一つ用意をしたいものが、植え替え後の鉢です。

大きくなったから植え替えるわけですから、植え替え後の鉢は一回り大きいものを選びましょう。

 

ただし大き過ぎるものはダメです。

根よりも土が多くなり過ぎると、うまく水を吸い上げられなくなります。

 

 

ではここからは植え替えの手順を見ていきましょう。

用意するものと併せて紹介しますので、しっかりと覚えてくださいね。

 

 

植え替えで用意するもの

植え替えをするときに用意するものは以下のものです。

 

  • サンスベリア用の土(植え替え後)
  • 鉢底用の土か軽石
  • 一回り大きい鉢
  • 根切りバサミ
  • ジョウロ
  • 小さめのスコップ(移植ゴテ)

 

続いて手順の紹介となります。

 

 

植え替えの手順

  1. 鉢からサンスベリアをゆっくりと抜き、ほぐしながら古い土や根を取り除く
  2. 黒くなった古い根を切り取りながら、余計な土を落としていく(土は3分の1くらい落とせば十分です)
  3. 用意した新しい鉢の底に鉢底土か、軽石を敷き詰める(必要があれば鉢底ネットで土や石の落下を防ぎましょう)
  4. その上に3センチほど土を敷き詰め、根を整理したサンスベリアを植える
  5. 植える際にはサンスベリアが倒れないように、土で隙間を埋めてく
  6. 植え終わったらジョウロで水をまんべんなく与える(鉢を左右にゆすりながらやると良い)
  7. スッと水が引くようであれは問題なく、引かないようなら土を足す
  8. 養生のために、風の当たらない明るい日陰におく

 

以上となります。

 

植え替えについてよくわからなければこちらの動画を参考にしてみてください。
丁寧でわかりやすいので、私も参考にしています。

 

植え替えの後には1つ注意することがあります。

植え替え後の養生中は、土が乾ききるまで水を与えない。

ということ。

 

そのため代わりに霧吹きなどで葉に水を与える葉水をします。

肥料も与えないでくださいね。

 

植え替え後1週間ほどは養生期間ですよ。

 

 

頻度は多くないですが、長く育てていけば必ず植え替えをする時が来ます。

最初は難しそうや、面倒と思うかもしれません。

 

でも用意するもの、手順さえ分かっていれば意外に簡単に終わりますよ。

なれれば10分くらいで終わってしまう作業です。

 

それでは最後にまとめをしましょう。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

アイビーの育て方!室内で枯らさないための簡単な方法

 

 

サンスベリアの育て方の基本は?~まとめ~

 

 

ここまで見ていただいていかがでしたでしょうか?

他の観葉植物よりも少し繊細な部分があったかもしれませんね。

 

でも暖かい地域の植物で、乾燥気味を好むことを知っていれば覚えやすいと思います。

 

また特に冬場の注意が必要でしたよね。

 

それも寒さに弱い特徴があるからでした。

ここも気温10℃を知っていれば乗り越えられると思います。

 

最後は植え替えでしたが、こちらは他の植物とも共通したものです。

この機会に知らなかった方は覚えてみると良いかもしれませんね。

 

決して難しい作業ではありません。

事前の準備と、暖かい時期の実施だけ注意しましょう。

 

ちゃんと手入れをすれば長いことサンスベリアを楽しむことができます。

また長く育てるほど愛情も湧くものなんですよ。

 

ぜひサンスベリアを長く楽しんで、たっぷり愛情を注いで育ててあげてくださいね!

 

 

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