ダリアの育て方!初心者がプランター栽培するときの基本は?

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花屋さんなどでもパッと目につき、一目惚れする方も多いダリアについて紹介します。

 

ダリアは品種が多く、大きさや色も形も様々ある花です。

 

特徴的な鮮やかな大輪の花は、周囲を明るくするほどの魅力を持ちます。

迫力も存在感も抜群の花と言えるでしょう。

 

大輪の花だと育てるのも難しそうに見えますが、実際はどうなんでしょうか?

 

ダリアの詳しい育て方をみていきましょう。

 

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ダリアってどんな花?

 

 

ダリアは主に球根から育てるのが一般的です。。

この場合は夏から秋にかけて花を咲かせてくれます。

 

またダリアは非常に品種が多い花としても有名です。

超巨大輪と呼ばれるものから、超極小輪と呼ばれるものまで様々あります。

 

色や形は好みの問題ですが、大きさでは育て方に注意が必要です。

もし150センチを超えるような品種を選ぶことがあれば、支える支柱が必要になります。

それほど品種の振れ幅があるのがダリアの特徴なんです。

 

ダリアはフラワーアレンジメントなどでもよく使われます。

切り花での流通量も多い、とても人気の花と言えるでしょう。

 

ダリアには多くの品種があることは分かりましたか?

お気に入りのものを見つける楽しみも大切です。

 

でも、育てられる品種かどうかまで見てみてくださいね。

 

 

続いては基本的な育て方の紹介をしていきます。

特徴と一緒に押さえていきましょう。

 

 

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ダリアの基本情報

 

 

ここからはダリアの基本の情報を紹介していきます。

具体的には花の栽培時に必要な日当たり条件、置き場所、用土、水やりと肥料です。

 

 

日当たり条件

では、まずは日当たり条件から見ていきましょう。

 

ダリアはメキシコ原産ということもあり、日光を好みます。

 

基本的には日当たりの良いところで育てたいのですが、強過ぎる日光には耐えられません。

30℃を超えるような日の直射日光や強い西日には注意してください。

 

鉢植えなら半日陰になる軒下や、ベランダへ置いてあげましょう。

ベランダの場合は照り返しにも注意が必要です。

 

日差しの強さや季節によって置き場所を変えましょう。

鉢植えの強みでもありますよね。

 

 

置き場所

鉢植えの場合は、適宜の移動ができるので上の日当たりに合わせて決めれば大丈夫です。

 

冬場のみ冬越しに注意が必要となります。

冬のダリアは地上部が枯れてしまい、地中の部分のみが生きている状態です。

 

この状態だと気温0℃までしか耐えられません。

そのため、0℃を下回る地域では保護をする必要が出てきます。

 

気温以外でも霜に当たると弱ります。

室内へ保護をしてしまえば、問題なく冬越し可能です。

ただ室内へ鉢ごと取り込むことが難しい場合と、庭植えの場合は球根を保護しましょう。

 

球根の保護は以下の手順です。

  1. 必ず秋の内に土の中から球根を掘り起こす
  2. 乾燥させた後、木箱かダンボール箱へ入れる
  3. 風通しの良い、温度変化の少ない場所で春まで保管する

 

 

用土

続いては用土です。

 

草花用の市販の培養土を使用すれば、問題なく栽培可能となります。

 

覚えておきたいポイントは水はけの良い土が必要であること、酸性の土壌を嫌うことです。

 

このポイントは市販の培養土で解決できますよ。

 

花の栽培では「水はけの良い」の条件が多く出ます。

この場合、鉢底に大きな軽石を入れておきましょう。

 

水はけがアップしますよ。

軽石ではなく鹿沼土(かぬまつち)でも良いです。

 

 

水やり

鉢植えの場合は夏と冬で注意点が変わります。

 

夏場は土の表面が乾いたら水を与える程度の目安にしましょう。

鉢底に貯まった水は毎回必ず捨ててくださいね。

根腐れの原因になってしまいます。

 

また併せて霧吹きなどで葉に水を吹きかけましょう。

病気と虫の予防になります。

 

この時は花と蕾には水がかからないようにしてください。

花の生育が悪くなってしまうんです。

 

夏場は水を与える時間に1番の注意が必要です。

昼間の暑い時間に与えると、土の中が高温で蒸れた状態になります。

夕方の涼しい時間帯にあげましょう。

 

冬場は上に書いたように地上部は枯れています。

球根の状態での管理になるんです。

球根は乾燥に強く、多湿に弱い性質となります。

 

冬場の水やりは必要ありません。

少し湿った程度の水で管理すれば心配はありませんよ。

また球根を掘り起こして保管できれば、そちらの方が無難だと思います。

 

 

肥料と追肥

ダリアの肥料は植え付けの時、春、秋の3回与えるタイミングがあります。

 

球根の植え付けの時には緩効性(かんこうせい)肥料という、ゆっくりと効果が出る肥料を土に混ぜてあげましょう。

普通に市販で手に入ります。

 

その後はダリアが成長しやすい5月頃と、夏の暑さを越した後の9月頃に追肥をしましょう。

それぞれ1ヶ月程度の期間で、規定量に薄めた液体肥料を10日に1回ペースで与えます。

市販の液体肥料で、何にでも使える幅広いものがありますので簡単に手に入りますよ。

 

 

ダリアの基本情報はいかがでしたか?

特別な難しい点はありませんでしたよね?

 

鉢植えなので、日当たりに悩むこともありません。

唯一は冬越しでしょう。

できる限りで球根の保管を選択してください。

 

 

続いて植え付けと植え替えを見ていきます。

ポイントはいくつかありますが、こちらも難しい作業ではないので安心してくださいね。

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ダリアの植え付けの時期と方法は?

 

 

ダリアは上でも説明した通り、球根から植え付けていきます。

3月下旬~5月頃が良いシーズンとなるのですが、桜の花を目安にすると簡単です。

 

桜の花が咲き始めたらダリアの植え付けシーズン到来となります。

覚えておくと便利ですよ。

 

手順は以下の通りです。

  1. 鉢に培養土と緩効性肥料を混ぜたものを用意する
  2. 5~10センチの深さの土を掘り、芽がでる方を上にして植える
  3. 掘り返した深さと同じ高さ程度の土を被せる
  4. 支柱を立てる
  5. 水をしっかりと与える

 

注意点は土の深さや高さは、品種によって異なる点です。

説明書を読んでいただき、参考通りに植えてください。

 

支柱は大きい品種では必須ですが、小型~中型のものでもあった方が経験上良いと思います。

 

ここまでが終われば発芽まで待つだけです。

発芽までは水やりも控えてくださいね。

 

発芽後は土が乾いてから水やりをしましょう。

大体3週間くらいで発芽します。

 

発芽が2~3本出た時に、太くて元気の良いものを残して他は掻き取ってください。

その後は上に書いた5月の追肥で、グングンと伸びていきますよ。

 

 

ダリアの植え付け時期と方法は分かりましたか?

桜の花が咲く頃に植え付けることがポイントです。

 

また品種によって細かいポイントが変わりますが、大きさの問題が多いです。

基本的なやり方に変わりはないので、基本を覚えておくとよいと思います。

 

 

では次に補足として、球根の選び方を紹介します。

元気のないものを選んでは、その時点で失敗になってしまいますからね。

 

 

ダリアの球根選び

ここからはダリアの球根選びを紹介していきます。

 

ダリアは品種によってはタネから育てるものもあるのですが、ほとんどは球根からです。

そのため球根選びがとても大事なポイントになるんですよ。

 

ダリアの球根選びでは芽が出ているか、そうでないかをまず見ます。

球根の大きさはあまり関係ないんです。

 

実はダリアの球根の発芽率は20%くらいとされています。

なので球根を買う時は、まず芽が出ているものを探すんです。

 

芽が出ているものを見つけたら、その球根全体をよく見回しましょう。

腐っていたり、傷んでいる部分がないかをチェックするんです。

 

芽が出ていて球根全体で傷んでいるところがないものが見つかれば、その球根を選びましょう。

芽が出ていれば植え付けの時にも、上にする側がすぐに分かるので困ることもありませんね。

 

 

ダリアの球根はチューリップなんかと違って、玉ねぎ型をしていません。

尖った部分がなく上下が分かりにくいんです。

 

ただ芽が出ているものを買ってくれば、そこで悩むこともないでしょう。

 

 

これでダリアの基本情報が出揃いました。

では最後にまとめです。

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ダリアの鉢植えでの育て方~まとめ~

 

 

花屋さんなどで一目惚れする方も多いダリアについての紹介でした。

鉢植えの場合は、基本情報の条件に合わせやすいので初心者の方でも安心して育てられます。

 

また球根選びさえ間違わなければ、植え付けから発芽までも失敗することはほぼありません。

 

気をつけたいのは夏場と冬場の管理です。

 

夏場は日当たり、多湿、気温に注意が必要でした。

ただ鉢植えであれば動かせますので、都度日陰などに動かして対処してあげましょう。

 

冬場は球根の状態での冬越しです。

掘り起こしてしまうのも1つのやり方です。

 

鉢植えなら掘り下げて、そのまま室内に取り込むこともできます。

やりやすい方、管理しやすい方で保護してあげてください。

 

それ以外の季節は、追肥などをしっかりとやってあげましょう。

花付きが変わりますよ。

花屋さんで見たダリアに憧れたのであれば、ここは必要な処置です。

 

 

ダリアの大輪はパッと周りを明るくしてくれます。

品種によって花弁の形も違い、それぞれが魅力的です。

 

お気に入りの品種を見つけるのも楽しみの1つの花と言えるでしょう。

花屋さんでも切り花が多く出回っています。

 

ダリアを気にしながら見てみると、育ててみたい!と思うものにきっと出会いますよ。

 

そんな時は今回の基本情報を役立ててくださいね。

 

 

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