ミニバラの室内での育て方は?注意点と植え替え方法は?

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なんだか特別な花「バラ」

 

そのなかでも、ひとまわり小さな花をつけるものがあります。

それが「ミニバラ」です。

 

その風貌はとても可愛く、いろんな色が存在します。

ひとつの株のなかでたくさんの花が咲くので、人気のお花のひとつです。

 

しかも、室内で育てることができるのです。

今回は室内独自の育て方を簡単にご紹介します。

 

一般的に難しいと言われるバラですが・・・

ミニバラは簡単に育てられることから初心者向けのお花です。

 

なにか室内で育てるお花を探している方。

ミニバラの魅力をお伝えします!

 

きっと気に入っていただけるはずです!

 

初心者向けとはいっても・・・

かかりやすい病気などはバラと全くおなじ。

 

ですが対策をすることによって防ぐことができます。

地植えの場合とはまた違う室内での対策。

育て方にも少し違いがあります。

 

ポイントを抑えながらお伝えしていきますね。

 

さぁ!ミニバラを育ててみましょう!

 

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ミニバラの育て方~室内におススメの種類は?~

 

 

まず、ミニバラの基本から見ていきましょう。

ミニバラにはたくさんの種類があります。

 

例えば…

1センチほどの小さな花が咲くもの。

 

4センチくらいの中くらいの花が咲くもの。

 

株自体の背丈も小さいものから2メートルくらいまで。

 

実にさまざまなバラがミニバラと呼ばれています。

 

 

今回は室内でミニバラに挑戦!

ということですので、室内におススメの種類を紹介します。

 

というのは、バラは基本的に太陽が大好き!

室内で成功できる種類は限られてきます。

 

 

日かげ耐性のあるインドアローズ

日照の少ない地域で生まれたバラのことをインドアローズといいます。

 

  • フォーエバーローズ
  • パレードシリーズ
  • パレスシリーズ

今回紹介した品種や色はあくまでも一例です。

あなたの好みに合ったインドアローズもたくさんあると思うのでじっくり探してみてくださいね!

 

 

さらにどのシリーズも花の持ちがよく、耐陰性があります。

もともと北欧の日光の当たる時間が少ない場所で生まれました。

 

なので、とても室内で育てるには向いているのです。

初心者の方にはもってこいの種類ということです。

 

 

日光はどれくらいあたっていればいい?

もう一度いいます。

もともとバラは日光が大好きです。

 

なので、基本は日光のあたる窓際で育てます。

先ほどお伝えした種類を選んだ方も、これは同じです。

 

もし、数日して蕾が落ちた。

葉の色が変色してきた。

 

こんなことになれば、日光に当てるため、外に出してあげましょう。

ただし真夏の直射日光は避けましょうね。

ミニバラがビックリしてしまいますよ!

 

 

水やりはどれくらいの頻度で?

室内で注意する点。

 

それは乾燥です。

 

バラは乾燥気味に育てる。

といわれますが、それは地植えの場合です。

 

なので、鉢植えの場合にあまり「乾燥気味」を意識しすぎるのは禁物!

 

鉢植えの場合は水やりをすることによって、土のなかの空気を入れ替えるという役割もあります。

土の表面が乾いたら、水やりをしましょう。

 

夏場などは一日で乾くときもあります。

その場合は朝と夕方の2回、水やりしても大丈夫ですよ。

バラの様子をよく観察してあげることが大事なんですね。

 

水やりの時のコツは、

根元だけに水やりするのではなく、土全体を湿らせるように!

 

そうすることで、株全体の湿度も保たれます。

葉の乾燥も少しは防げるはずですよ。

 

 

さぁ、基本的な育て方は以上です。

あとは、花が咲き終わった後の花がらを摘んであげる。くらいです。

 

花がらを摘むことで次に咲く花がスムーズに咲けるようになります。

なので花がたくさん楽しめますよ。

 

では花をたくさん咲くために必要な養分はたりているの?

土の力だけで大丈夫?

肥料は必要ない?

 

育て始めると色々な疑問が出てきますよね。

特に鉢植えの場合は土のちからにも限界があります。

その辺も踏まえて次で肥料についてお伝えしますね。

 

 

 

ミニバラの肥料の選び方~室内の追肥ポイント~

 

 

室内の鉢植えで育てている場合。

肥料のあげ方には注意することがあります。

 

それは量を必ず守るということ。

鉢植えの場合、地植えとの決定的な違いは土の量です。

 

そのため、養分も少なく、水分の保湿量も少なく・・・

ついつい多めに与えたくなるものです。

 

ですが、それがNG!

 

というのは土の量が少ない=即効性がある

なので、一気に養分が入ると根が腐ります。

 

バラの場合も「多すぎる肥料」=食べられないほどの料理だと思ってください。

 

びっくりすることにより、栄養を吸収しきれず、根が持っていた養分さえ放出し始め・・・

もはやパニック状態です。

 

ですので、肥料を与えるときは規定の量をしっかり守る。

これが大前提となります。

 

室内の場合水やりをほぼ毎日行います。

そのため地植えとはちがい、水と一緒に養分も流れていきます。

 

なので少しずつ、定期的に肥料も与え続けるのが理想です。

毎日、もしくは毎週少しずつ与えていきます。

 

12月から2月は休眠しますので、与える必要はありません。

でも、室内で暖かいとずっと休眠しない株も存在します。

その場合には変わらず与えましょう。

 

 

愛情をたくさんかけて、毎日のお世話も慣れてきた頃・・・

あれ?と、なにか異変を感じたら、それは病気かもしれません。

 

トラブルはどんなときにもつき物です。

トラブルになってしまうことが仕方がありません。

 

さも、原因を探る必要がありますね。

原因が分かれば、防ぐこともできます。

 

 

次では異変に気付いた際の症状から対策を見ていきましょう。

 

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ミニバラが病気になったらどうする?~症状で見る病気と対策~

 

 

あれ?なんだかいつもと様子が違う気が・・・

毎日よく観察しているとすぐに気付きます。

 

ですが、日々の忙しさにしっかり見る時間がないこともありますよね。

私も、ゆっくり植物と過ごせる時間は週末だけ。

 

週末すらあやしい時もあります。

ですが、ポイントさえ抑えていれば大丈夫!

 

異変に気付くには・・・

病気について知っておかなければ気付けない!

 

というわけで、ミニバラがかかりやすい病気を紹介します。

対策もあわせて、しっかり頭に入れておいてくださいね。

 

 

黒点病、黒星病

黒点病の原因はカビです。

 

その名のとおり、葉に黒いポツポツができ始めます。

放っておくとどんどんと広がり、葉が落ちてしまいます。

 

葉がなくなってくると光合成できなくなり・・・

植物として健康に育つことはできなくなる恐ろしい病気です。

 

水の湿気が原因で引き起こされます。

水やりのし過ぎや、(地植えなら)雨が残ってしまうと大量に発生することもあります。

 

 

うどんこ病

うどんこ病は他の植物でもよくある病気の一つです。

 

聞いたことのある人もいるのでは?

うどんこ病とは、白い粉を上から振りかけたような症状が出ます。

 

原因は白カビです。

黒点病とは違い空気で感染しあっという間に一株全体に広がります。

 

見つけたらできるだけ早く取り除きましょう。

風通しが悪い。湿気が残っているときによく発生します。

 

 

 

二つの病気を紹介しました。

どちらも共通していえることは何でしょうか。

 

「湿気が原因」

ということです。

 

対策は、原因の湿気をできるだけ追い出すこと。

具体的には、水はけのいい土を選ぶ。

根元に葉が密集していたら取り除いて風通しをよくする。

 

また、薬剤を使用するのもとても有効です。

あとは、水やりのタイミングを間違えないことにつきます。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

うどんこ病の対策と原因は?

 

 

ミニバラを来年も咲かせるために~簡単な植え替え方法~

 

 

さて、病気についても対策もでき、無事に開花を見届けました。

 

せっかくお家に来てくれたミニバラです。

来年も綺麗に楽しみたいですよね。

 

できることなら再来年も・・・何年後も・・・

と、ついつい欲張るのは私の悪いクセです。

 

ですが、それも夢ではないのです。

植え替えをすることによって、来年も綺麗に花を咲かせることができますよ。

 

植え替えとは・・・

買った頃より大きくなった株を、一回り大きな鉢に植え替える。

と言う作業です。

 

植え替えはなぜ必要?

植物は大きくなるにつれて必要な養分、水分ももちろん多くなります。

 

と言うことは、それらを求めてどんどん根が張ります。

大きくなると言うことは、地面の下でもどんどん大きくなっているのです。

 

根が伸びていくと、地植えの場合なら境なくのびのびと成長できますよね。

ですが、室内で育てていると、鉢の大きさには限度があります。

 

ぎゅうぎゅうになった根は行くところが無くなると・・・

絡まり、根ぐされになってしまうのです。

 

根がだめになってしまうと、もうなすすべなし。

一年後に楽しめる可能性は少ないのです。

 

 

なので一回り大きな鉢を用意し、土を足して植え替えましょう。

植え替えのあとはダメージを受けてしまいます。

 

ですので、株が休眠している時期に行いましょう。

具体的には12月から1月くらいの間にします。

 

1年に1度行うことで、来年の成長に備えることができますよ。

 

この動画は、同じ鉢に植えなおしていますがこの方法でも問題ありません。

ただ、鉢は新しいものにかえておいた方がいいですね。

鉢に残った土に病気の原因がついていたりする場合があるからです。

 

わたしは、お花の中で一番好きなのが白バラなのです。

バラって、なんだか大人で特別な花に思うのは私だけでしょうか?

 

さらに小さくってかわいいミニバラが家の中を彩ったなら・・・

本当に幸せな日々が送れることでしょう。

 

自分でお世話をして花を咲かせてくれたミニバラは本当に愛らしいですよ。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

セントポーリアの育て方!室内で何度も花を咲かせる方法!

 

 

ミニバラの育て方~室内で育てる3つのポイント~

 

 

ミニバラを室内で育てる。

バラと聞くと、難しいイメージをお持ちの方も多かったと思います。

 

ですが、お伝えしてきたように以外と簡単なのですね。

特にミニバラは室内で育てたほうが初心者の方には簡単!

という人もいるくらいです。

 

室内でそだてるためのポイントをしっかりと守ること。

それができれば、誰にでも挑戦できるミニバラです。

 

よく、ミニバラがすぐ枯れた!

なんて書かれていたりします。

 

それは、適した種類を選んでいたのでしょうか?

 

いくらお手入れをがんばっても、日光が大好きな種類は室内では不可能です。

種類選びから、しっかりと知識をもって選ぶことで、成功率が上がります。

 

  1. 種類を選ぶこと
  2. 室内の水やり、肥料のポイントをおさえておくこと
  3. かかりやすい病気をしり、対策をしておくこと

これがミニバラを成功に導く3つのポイントです。

 

 

たくさん可愛い花咲かせたあとは、来年のために植え替えを忘れずに。

ミニバラが元気に花を咲かせてくれるように。

 

私たちが前もって準備してあげましょうね。

 

 

【関連記事はこちら】

バラの剪定方法!冬にやっておきたい花を咲かせるための準備

 

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