ブーゲンビリアの育て方!沢山咲かせるちょっとしたコツは?

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贈り物でブーゲンビリアを頂く事はよくありますよね。

 

そろそろブーゲンビリアが一番きれいな時期。

 

 

今年の母の日は切り花のカーネーションではなく何年も楽しめるブーゲンビリアを贈ってみてはいかがでしょう。

 

でも育て方なんて知らないから困ったなどうしようなんて思っている方。

日々のお手入れはとっても簡単で、ちょっとしたコツさえつかめば何年も花を楽しめます。

 

 

今回は、日々の基本的な管理方法から冬の管理方法まで1年間のサイクルを紹介します。

 

 

さらにもう一点、何年も花を楽しむための植え替えの方法まで紹介しますね。

 

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ブーゲンビリアの育て方~基本編~

 

 

ブーゲンビリアは植物の性質としては、結構強いつる性の植物です。

 

暖かい南米出身の植物なので当然のように寒さに凄く弱いです。

でも暑さには凄く強くて日光も大好きです。

 

春から秋の間は外でも大丈夫なのですが春と秋の朝晩の温度には注意が必要です。

 

目安は5℃。

これを下回ると少し痛んできます。

まあでも0℃でもなんとか越冬はできますがかなりいたむので注意が必要です。

なので寒い時期はお部屋の中に入れてあげましょう!

 

後は、水やりにも少しコツが必要ですがそんなに難しくありません。

 

 

ブーゲンビリアは日当たりは好き!

で日陰が嫌い。

日光は大好きなのでですが日の当てすぎは生育の過程で支障をきたします。

 

 

なので次は日当たりのちょっとしたコツについて紹介します。

 

 

どんな日当たりの場所が好み?

日光が大好きなブーゲンビリア実は日当たりが良すぎるとどんどん大きくなってしまいます。

 

ブーゲンビリア元気に育てたいところですが大きすぎるのは・・・。

やはり家で観賞するのに部屋の中なので大きくなりすぎるのは困りますよね。

 

 

実はブーゲンビリアに限ったことではないですが植物は基本的に朝日(東側の日光)が大好きです。

 

逆に午後からの西陽はすごく葉を痛めやすい。

 

なので午前中よく日光に当てたら午後は日陰に移すと凄くいいですよ。

それとは対照的に日陰にずーと置いておくと枯れてしまうので注意してください。

 

 

日当たりがよくて大きくなってしまったら剪定(せんてい)して大きさを調整するという方法もあります。

けど少し手間ですよね。

なので日陰と日光を上手に使い分けるほうが大きさもコントロールできて育てやすいかもしれないですね。

 

 

次は、日当たりの管理と同じくらい重要なポイント水のやりかたについてお伝えします。

 

そんなに難しいことはなくちょっとした気遣い程度のやり方でうまく育てられます。

 

 

水やりはどれくらいの頻度で行うのがいいの?

ブーゲンビリア南米出身。

なので日当たり大好きなのと同じくらい水も好きです。

 

ブーゲンビリアは乾燥にも強いのですが水をあげればどんどん大きくなります。

ただ、水をあげると株は大きくなるのですが茎や葉が大きくなるだけ。

それどころか花が付くはずだったところに棘が生えてすごく痛い(´;ω;`)

 

なのであげすぎには注意が必要ですよ!

 

それから、水をやりすぎると植物を育てている時によく聞く現象が起こります。

根腐れ(ねぐされ)って聞いたことありませんか?

その名の通り、根っこが腐ってしまいます。

そうすると水や養分などを吸い上げられなくて枯れてしまうんです。

 

水が大好きなブーゲンビリアですが、コツは乾燥気味に育てる事です。

 

だいたい春から秋は葉が少ししおれてきたらたっぷり与える程度。

感覚としては2~3日に一回程度で真夏は頻度が増すかもしれませんね。

 

そのあたりは毎日ブーゲンビリアを観察することで鍛えられるかも!?

 

そして冬場はそんなに水を必要としないので1週間に一回程度たっぷり与えます。

 

 

私も以前よく冬場には乾燥するので水をやりすぎてしまうことがありました。

そのせいで枯らせてしまっ足りしたんですが。

冬場の水やりは1週間に一回程度という事を知ってからはブーゲンビリアへのお世話の仕方も変わりました。

冬は忘れたころに水を一回あげるような間隔になってきました。

 

結構、この冬場の水やりは「あれ?この前はいつ水あげたっけ?」というくらいでOKだったりしますよ。

 

また水の管理少しだけ注意が必要ですが乾燥気味さえ心がければきれいなブーゲンビリアになります。

 

 

次はブーゲンビリアにとっての大事な栄養。

肥料のやり方についてお伝えしますね。

実は日当たりや水管理と同じく種類と与え方に注意が必要なんです。

 

肥料の与え方で失敗すると枯れてしまうこともあります。

でもポイントさえ分かっていれば簡単だから大丈夫ですよ。

 

 

肥料はなにをどれくらいあげればいい?

肥料、市場には沢山の種類があって何をどれくらい与えればいいのかわからないですよね。

 

昔、理科の時間にならった植物の3大要素思い出してください。

窒素、リン酸、カリこれがブーゲンビリアにも必要なのですが注意する点は成分量です。

 

肥料によく8-10-10なんて書いてあったりします。

この数値は窒素・リン酸・カリの順で書かれているんです。

この中で真ん中(リン酸)と最後(カリ)の数値が多いもので緩効性と記載されているものを選んでください。

 

無ければ10-10-10の緩効性肥料でもOK。

 

 

出来れば粒状のもので5グラム程度を二か月に一回与えてください。

窒素分が多いと株だけが大きくなっていくので注意してください。

 

液体肥料もいいのですが与えた後が残らないのでつい多く与えてしまいます。

そして最悪の場合肥料焼けを起こして枯れてしまうことがあります。

 

後、即効性の肥料も絶対に与えないようにしてください。

 

 

肥料は園芸店等で売っているもので大丈夫です。

緩効性か即効性かわからなければショップの方に聞いてみてください。

 

  

肥料はこんなのがおススメですよ。

 

肥料の与え方までわかってきましたね。

では次はきれいに見せるための誘引(ゆういん)方法を紹介します。

 

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【おすすめ記事はこちら】

カーネーションの育て方!母の日の贈り物を長持ちさせたい!

 

 

ブーゲンビリアをきれいに見せるために誘引(ゆういん)をしてみよう!

 

 

ブーゲンビリアは誘引しなければ太陽の方にどんどん伸びてしまい枝が徒長(とちょう)してしまいます。

太陽大好きでかわいいですけどね^^

 

変に枝が伸びると日当たりが悪くなります。

そうすると花芽の付きも悪くなるので誘引して向きの調整が必要ですよ。

 

この時の注意点は枝の角度を45度以下にして上に行かないように気を付けます。

 

そして出来れば下向きくらいの気持ちで誘引すると伸びる力が弱まり花芽を沢山つけるようになります。

なので上から下にたらすような感じに誘引します。

みどりのヒゴやリングを使ってクリップ等で止めていきましょう。

 

おススメのクリップはこちら

 

この時多い枝はチョキンと切って間引いても大丈夫ですよ。

 

 

植物って不思議ですね。

枝の角度で成長を調整出来るなんて。

 

 

次はきれいな花を咲かせるために欠かせない剪定(せんてい)方法を紹介します。

 

 

ブーゲンビリアの花をたくさん咲かせるコツは剪定!

 

 

ブーゲンビリアは花が咲き終わっってもどんどん伸びます。

ブーゲンビリアは枝を更新(こうしん)することで花芽を沢山つけていきます。

 

この剪定(せんてい)方法を切り戻し剪定といいます。

実は長い枝よりも短い枝の方が花芽が良く付き咲きますので長くなった枝は、2~3節残して剪定(せんてい)してしましょう。

 

最初は結構切るので不安かもしれませんが心配御無用です。

時期はそうですね。

やはり成長期の前(6~8月)にすれば成長期に伸びてきて切りすぎたかもという不安は少なくなりますよ。

 

 

もうブーゲンビリアの管理方法かなりベテランになってきた気分ですね^^

植物を育てていくうえですぐに知りたいことが分からないなんてことありますよね。

 

 

そうこうしているうちに枯れてしまうなんてことよくあります。

次は結構枯れてしまうことが多い冬の管理方法を紹介します。

 

枯れてしまう事が多いですが実は簡単な管理方法で越冬できます。

 

 

 

ブーゲンビリアが来年も花を咲かせるには冬の過ごし方が肝心!

 

 

ブーゲンビリアは冬5℃を下回ると生育をほぼ停止してしまします。

なのでこの時期は室内に入れ10℃位を維持できるような場所に保管しましょう。

 

冬でも日当たりは好きなので朝日を十分に当ててあげましょう。

鉢が重い場合は簡単に移動できるようにキャスター付きの台に乗せてあげると楽ですよ!

 

こんな感じのものです。

 

ここからが重要で冬の水管理、結構これで枯らしてしまうひとが多いので注意が必要!

水は1週間に一回で鉢の底から水が出てくるくらい与えます。

これはすでに水やりのところでもお伝えしましたね。

 

冬は乾燥しがちで心配になって多く与えてしまう事があります。

ですが、ほぼ休眠しているのでそんなに水やりの必要はありません。

 

鉢の表面が乾いているのでと思い水を与えすぎると根腐れ(ねぐされ)を起こして枯れてしまうこともありますよ。

 

水やりの頻度さえ注意していれば大丈夫です。

 

 

ブーゲンビリアは結構強いので良く育ちます。

ところが株の勢いだけがよく花が咲かないなんて相談もたまに受けます。

それは次の方法で結構解決されますよ~。

 

 

ブーゲンビリアの花が咲かないのは植え替えが必要だから!

 

 

ブーゲンビリアは成長が早い植物なのですがそれに伴って根の成長も早いです。

根の成長が早いので放っておくと根詰まりを起こして株が弱り枯れてしまいます。

 

大体2年に一回位の間隔で植え替えをするとブーゲンビリアをすごく長持ちさせることができます。

基本的には少しずつ大きめの植木鉢にしていくのが理想です。

 

しかし飾り場所の都合などで出来ない場合はまた同じ鉢に植えることも可能です。

ただし病気などにかかっていない場合ですね。

病にかかっていたりすると、鉢に残っているわずかな土にも病気の原因が潜んでいることがあります。

なので同じ鉢の使いまわしは避けた方が無難です。

 

では話を戻して植え替え方法をお伝えしましょう!

 

  1. 作業工程は植木鉢から株を取り出す
  2. 土をすべて落として長い根をカット
  3. 鉢に園芸用土を半分くらい入れ株を置く
    この時根が内側にいかないように注意して下さい。

  4. 後は上まで用土を入れ、たーっぷり水を与えます。
    ここが重要でこの時は毎日水を与えます。(1週間~10日位)

 

他の植物の植え替えとそんなに変わらないですよね?

 

きれいな花を咲かせるために生育上必要なことなのでこの機会に頑張ってトライしてみましょう^^

 

 

最後にブーゲンビリアの育て方をおさらいです。

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ブーゲンビリアをたくさん咲かせる育て方~まとめ~

 

 

ブーゲンビリアに花をたくさん咲かせたいなら・・・

 

日当たりは午前中位でやめましょう。

西日はあまり好きじゃないのです(^-^;

 

次は水やり、乾燥ぎみに管理して葉っぱが萎れそうになったらたっぷり与える。

冬はやり過ぎに注意して一週間に一回くらいでいいです。

 

 

次は肥料のやり方これは成分10-10-10や10-15-10の成分量。

必ず緩効性の粒状の肥料2ヶ月に一回くらい与えゆっくり効かせます。

施肥量(せひりょう)は一回に5グラム程度で少なめにやるのがコツです。

 

 

植え替えは2年に一回くらいやると株も丈夫になってきれいに咲きます。

 

 

最後に剪定は切り戻しで6から8月頃にしてください。

凄く繁って多いところは枝を根本からカットして透かすと通気もよくなります。

 

 

こんな感じで栽培するのですがこの機会に色々チャレンジしてみてください。

 

贈ってくれた方も花を一緒に楽しめるといいですね。

 

 

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