ほうれん草の育て方!プランターで初心者が栽培する方法!

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今回はほうれん草について紹介していきます。

「葉っぱもの」などと呼ばれる植物の代表的な存在です。

 

ほうれん草は地植えはもちろん、プランターでも栽培が可能です。

しかも、どちらで育てるにしても注意点に大きな違いはありません。

 

「葉っぱもの」代表のほうれん草の栽培方法を覚えて、家庭菜園の幅を拡げる機会にしてください。

ポイントを押さえれば上手に栽培できますよ!

 

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ほうれん草をプランターで育てるための基本情報

 

 

ほうれん草は比較的育てやすい植物として有名です。

理由は寒さに強く、多少の日陰でもぐんぐんと育つ強さがあるからなんですよ。

暖かいベランダなどであれば12月の手前くらいまでは植え付けが可能

これも魅力の一つですよね。

 

実は、ほうれん草には大きく二つの品種があり、「東洋種」「西洋種」に分けられます。

 

「東洋種」は根元が赤く深い切れ込みです。

剣葉で、あくが少なく食べやすいことからおひたしやサラダに用いられます。

 

「西洋種」は地上部が淡色で、葉は丸い濃い色をしています。

バター炒めなどの料理向きです。

 

どちらもおいしそうですよね( ´艸`)

 

収穫まで考えるのであれば、ここの品種についても選択をしてみるといいでしょう。

ちなみに栽培方法に違いはありません。

 

ほうれん草の育てやすさや、品種がある点は伝わったでしょうか?

 

ほうれん草はとても栄養価の高い植物です。

是非、いつでも収穫して食べられるように工夫して育ててみてくださいね。

 

植え付け時期をあまり選ばないことも特徴です。

植え付け時期をズラすことで、収穫時期が重なることを防げますよ。

 

例えば、10月に植え付けて、12月にもう一度別のプランターなどに植え付ける。

そうすることで冬の間にほうれん草は買わないで済んじゃうかも?!

 

慣れてきたら参考にしてください。

 

続いてはほうれん草をプランターで育てる方法を紹介していきます。

 

具体的な項目ごとの紹介です。

植え付けから見てみましょう。

 

 

ほうれん草のプランターでの植え付け時期

まずは植え付けの時期から紹介です。

 

割と融通が通り、植え付け時期の幅が広いとすでに紹介しました。

しかし原則となる基本的な基準が存在します。

その基準をしっかりと知りましょう。

 

春の植え付けでは2月下旬から4月上旬頃となります。

秋、冬の植え付けでは9月上旬から10月下旬頃です。

 

いずれも収穫時期は植え付けから一ヶ月後程度が目安。

 

種まきの方法についてとても参考になる動画がありました。

丁寧に解説してくださっているので初めての方でも安心して取り組めると思いますよ!

いかかでしたか?

そんなに難しくなさそうですよね?

この種まき方法は多くの野菜でも使える基本的なことがたくさん詰まっています。

ぜひマスターしてみてください。

 

種まき時期の注意点としては、秋蒔きの場合は台風や長雨の影響を受けやすい点です。

それにより病気にかかりやすくなります。

夏蒔き、夏獲りの場所では立ち枯れ病などの湿度による病気が心配です。

 

なので初心者の方は春蒔きで栽培することがおススメとなります。

 

植え付けの時期はお分かりになりましたか?

初心者の方はなるべく春蒔きと覚えてくださいね。

 

続いてはプランター選びを紹介していきます。

また併せて用土についての紹介です。

 

 

ほうれん草をプランターで育てるためのプランター選びと土作り

プランターでの栽培となりますので、プランターサイズも気になるところですよね。

ここからはプランターサイズの選び方の紹介です。

 

プランターは小型(45cm~)あるいは、中型(60cm~)のものを選びましょう。

 

ほうれん草は数センチ間隔で育てられる上に間引き(まびき)ながら栽培できます。

間引きというのは後程お伝えしますが、他と比べて成長の遅い芽を摘むことです。

 

もったいないような気もしますよね?

でも、これ。

ほうれん草なので、食べられます。

サラダにちょっとしたスプラウトとして混ぜ込むのもいいですよね?

 

ちょっと話がそれてしまいました。

要するに極端に大きいプランターは必要ないんです。

 

栽培に使う用土は野菜用の培養土を使うことをおススメしています。

酸性土壌を嫌うため、プランターで育てる場合は市販の培養土を選択しましょう。

 

プランター選びや用土はお分りなったでしょうか?

 

極端に大きいサイズのプランターは必要ないことと、野菜用の培養土を使うことがポイントでした。

 

続いてはほうれん草の育成環境の基本を覚えていきましょう。

それぞれに大切な注意点がありますので、しっかりと押さえてくださいね。

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ほうれん草をプランターで育てるための環境と注意点

 

 

ほうれん草をプランターで育てるための育成環境を押さえていきましょう。

こちらも基本項目として覚えていると便利ですよ。

 

ほうれん草の生育適温は15~20℃です。

 

寒さにはとても強く、0℃まで耐えることができます。

ただし霜に当たると傷むのと、生育が悪くなるので対策が必要となります。

 

(不織布などのべた掛けなどで発芽率を上げることができます。

ただ初心者の方は春蒔きをおススメしていますので、ここの心配はありません。)

 

基本的には日光の当たる場所に置きます。

強い直射日光は避けたいので少し日陰になる場所にしましょう。

また風通しの良い場所が良いです。

 

夜になっても明かりが当たる場所は避けましょう。

理由は、ほうれん草が日が伸びたと勘違いし花を咲かせるためです。

 

これを「とう立ち」と呼びます。

 

花を咲かせると栄養が花に持っていかれます。

結果、収穫する葉の部分などの栄養価が落ちてしまうのです。

しっかりと夜は遮光しましょう。

 

なのでほうれん草のプランター栽培は、ベランダがおススメです。

 

日当たり、日陰への避難、風通しの確保、夜も部屋のカーテンを閉めればベランダ側は遮光ができますし。

場所に悩む方はぜひ、ベランダで試してみてください。

 

ここまでのポイントはいかがでしたか?

色々な意味で春蒔きの方が育てやすいですよね。

初心者の方は特におススメの栽培方法で試してみてください。

 

こんなに注意していてもうまく育たないこともあったり・・・。

続いてはそのほうれん草がしっかり育たない理由を見ていきましょう。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

アブラムシを退治したい!薬剤をなるべく使わない方法!

 

 

ほうれん草がうまく育たない理由は?

 

 

ほうれん草のプランター育成で貧弱になる理由は大きく分けて二つあります。

 

一つは生育不良です。

もう一つは病害虫。

 

生育不良は上記の生育環境のほかに、残りは水やりと肥料について押さえれば防ぐことができます。

もう一つの病害虫も同じく生育環境を整えれば防ぐことが可能です。

 

それぞれを細かく見ていきましょう。

ポイントを押さえていけば、ほうれん草をしっかりと育成できますよ。

 

まずは生育不良を防ぐために、まだ紹介していない水やりと肥料を確認します。

 

 

ほうれん草のプランター栽培の水やり

ほうれん草は乾燥を嫌います。

用土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。

 

水やりは基本的に天気の良い日を選んでします。

日が出ている間に水やりをし、日が陰ったら葉が乾いた状態にします。

こうすることで病害虫を防ぐことに繋がるんですよ。

 

梅雨や秋の長雨の時に水やりをする場合は頻度を落とします。

用土表面が乾いてから2~3日後を目安にしてください。

 

この時期の水やりのし過ぎも病害虫の原因になります。

 

ほうれん草の水やりは押さえられましたか?

正しく水やりをしないと病害虫の原因になりますので、しっかりと覚えておきましょう。

 

続いては肥料について詳しく見ていきます。

 

ほうれん草のプランター栽培での肥料

ほうれん草の肥料の説明の前に、まず間引きについて知ってください。

ほうれん草は収穫までに二回の間引きが必要です。

 

1回目は発芽後の本葉が2~3枚になった時となります。

発育の悪い葉は間引きをして、残りの葉を育ててください。

 

2回目は本葉が4~6枚になった時です。

株を大きく育てるために5cm程度を目安に間引きします。

 

そして肥料はこの一回目の間引きの後に与えます。

液体肥料を規定量与えてください。

 

その後は草丈が10cm程になったら、液体肥料を十日に一回程度で規定量与えます。

生育が良くなり収穫も増えます。

 

ここまでの水やりと肥料は大丈夫でしょうか?

しっかりと育成するためにポイントを押さえてやりましょう。

また収穫までを考えて肥料も与えてください。

 

続いては知っておきたい病害虫です。

 

ほうれん草のプランター栽培で知っておきたい病害虫

病害虫はかからないに越したことはありません。

でもやはり、植物の栽培ではつきものとなります。

 

大切なことは早めに対処をすることです。

そして早めに気づくために病害虫について知っておくことが重要となります。

気付ける知識を持っておきましょう。

 

ほうれん草の代表的な病害虫。

病気でいえば「はべと病」、「立ち枯れ病」、「モザイク病」です。

害虫は「アブラムシ」、「ハダニ」

 

「はべと病」は葉に黄淡色のシミができます。

「立ち枯れ病」は茎に症状が出て、黒く褐色となるのが特徴です。

「モザイク病」は茶色や黒褐色の斑点ができます。

 

それぞれ初期症状が出たら対処してください。

感染した株ごと処分をするか、薬剤の散布で対処できます。

 

農薬に抵抗があるかもしれません。

市販のものでも自然由来の比較的安心して使える薬剤がありますので、そちらで対応しましょう。

 

いずれの病気も湿度が原因となることが多いです。

風通しの良い場所の確保、水やりや肥料のあげ過ぎはしないなどの予防が必要となります。

 

害虫の「アブラムシ」や「ハダニ」はついてしまったら視認できます。

見つけたら早めに駆除をしてください。

 

こちらも市販のデンプンなどを主成分とする自然由来の薬剤があります。

そちらでの駆除がおススメです。

 

またどうしても繰り返してつくようでしたら、園芸店などに売っているマルチシートなどをかけて乗り切りましょう。

 

病害虫の知識は覚えられましたか?

湿度や株自体が弱ることで発生してしまいます。

 

また発生しても早めの対処で乗り切ることができます。

しっかりと観察してあげましょう。

 

最後におさらいをします。

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【よく読まれている記事はこちら】

ハダニの駆除方法!お手軽に家にあるもので退治する方法!

 

 

ほうれん草のプランター栽培の育て方~まとめ~

 

 

ここまでほうれん草のプランター栽培の育て方をお伝えしてきました。

基本のポイントは押さえていただけたでしょうか?

 

必要なプランターや用土、育てる場所はベランダがおススメとしました。

また初心者の方は病害虫と冬越しの心配を無くすために、植え付けを春蒔きにしましょうとお伝えしましたね。

 

水やりと肥料も大切なポイントです。

しかしあげ過ぎには気をつけてください。

病害虫の原因となります。

 

また二回ある間引きも忘れないでくださいね。

 

「とう立ち」という言葉は覚えましたか?

夜は明かりを当てないようにしないと収穫が少なくなりますよ。

カーテンを閉めるなどの工夫をしましょう。

 

病害虫の初期症状も大丈夫でしょうか?

何より早めの対応が必要となります。

知識として身につけてください。

 

ほうれん草は比較的に育てやすい植物です。

 

収穫までできれば楽しみも広がります。

 

ぜひ上手に育ててあげましょう!

 

【関連記事はこちら】

いちごの育て方!ランナーを活用して毎年収穫する方法

 

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コメント

  1. yk より:

    ほうれん草が家で栽培できるという発想がなかったので、興味がわきました。まずほうれん草に種類があることを知らなかったので、これからスーパーで選ぶときなどに気になって見てしまいそうです。記事の中には動画での説明もあり、とてもわかりやすかっです。間引きの2回目の、5cmまでというのが、どこから5cmなのか、幅が5cmなのか、というところが疑問に思いました。

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