チューリップの育て方!誰でもできる基本の植え方!

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チューリップをベランダや玄関先で育てたい。

でもどうやったらいいのかわからない。

そんなお悩みをお持ちの方に必見!

 

チューリップは庭先や公園などに地植えされているものだと思っていませんか?

 

実はプランターでチューリップが育てられるんです。

 

チューリップをプランターで育てる方法や消毒などについて、順を追って説明していきます。

 

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チューリップの育て方!いい球根を見分けるためのポイント

 

 

チューリップの球根を買う時の選び方は次のようなものです。

  1. 手に取って重いものを選ぶ。
  2. 同じ品種の中で大きいものを選ぶ。
  3. 球根を見て傷や汚れのないものを選ぶ。

この3点が重要です。

 

理由はこのようになります。

  1. 重たければ重たいほど内容の良いチューリップが咲くということですね。
  2. チューリップの球根は、品種が違うと大きさも違ってきます。
    同じ品種であれば大きい方を選ぶことが重要。
    球根の一番太い部分を測って、太いものを選びましょう。
    太いほど咲かせる花も大きくなります。
    サイズは標準で10~11cmぐらいで、特大サイズは13cm以上のものがあります。

  3. どの球根を選ぶ場合も同じですが、外見がツヤツヤしていて汚れや傷がないものが好ましいです。

 

ちなみに、チューリップの球根は消毒した方がいいという話をきいたことがあります。

一昔前はそのような話は聞きませんでした。

でも、より安全に球根を育てるためにはした方が無難ですよね。

 

長期間土の中で過ごす球根なので、消毒することで病気や腐敗から守れることも確かです。

消毒の方法は、「ベンレート」「オーソサイド」などの消毒用の薬剤に、球根を15分~30分ぐらいつけておくだけです。

気になる方はやってみてください。

 

小さくて見た目の悪いチューリップの球根には申し訳ない!

キレイな花を咲かせるためにも大きくてきれいな球根を選んでいくことが大事ですね。

 

チューリップの球根をプランターに植える場合はどうしたら良いのでしょうか?

その方法をお伝えしていきますね。

 

【おすすめ記事はこちら】

ヒヤシンスの育て方!水栽培できれいな花を咲かせるポイント

 

 

チューリップの育て方!球根の植え付け方法と注意点は?

 

 

チューリップの球根は寒くなる10月~11月ごろに植え付けを行います。

植木鉢の場合は深さが30cm以上あるものが好ましいです。

ただ、今回はプランターに沿った植え方を説明していきます。

 

準備するもの

  • 球根
  • プランター(深さ30cm以上で穴のあいているもの)
  • 土(市販の培養土でも良いのですが、球根専用に配合されたオリジナル配合球根用土なら尚のことOKです。)
  • 移植ゴテ
  • 球根の肥料
  • 鉢底の石

 

球根の植え方の手順

  1. 水はけがよくなるように鉢底に石を敷きます。
  2. 鉢の半分ぐらいのところまで土を入れます。
  3. 球根をとんがっている方を上にして並べます。
    株と株の間隔は、球根が2~3個入るぐらいの間隔で植えてください。
    チューリップは近しい仲が嫌いなようです。
  4. 球根がしっかり隠れるぐらいの土をかぶせます。
  5. 肥料を撒きます。
  6. 最後に土をかぶせておしまいです。

 

ひとことアドバイス

浅いプランターの場合は、球根を球根1個分の土がかかるぐらいの浅い所に植えます。

そうすることで根っこが張るスペースを確保してあげられます。

また、球根同志がくっつきすぎると根っこや葉っぱが病気にかかりやすくなりますので注意ですよ!

 

植え付けはとっても簡単ですね。

プランターと土を用意すれば球根をポンポンと入れていくだけで植え付けが終わります。

 

私もひさしぶりに植えてみたくなりました。

春になってチューリップが咲くのが楽しみですね。

 

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チューリップ植え付けた後はどうやって育てればいいの?

 

 

さて、チューリップの球根の植え付けが終わりました。

チューリップは植え付けのあとの管理次第で花が大きく咲くことも全然咲かないこともあります。

 

水やり次第で生きるか死ぬかというほど大事な作業になってきます!

最後までよく読んで頂くよう、お願いします。

肥料は花が咲く前は、固形の化成肥料を土に混ぜてやってください。

 

チューリップの育て方は、まず水やりに注視して下さい。

 

日当たりなどもご説明していきたいと思います。

 

水やり

ここ、大事ですよ。

 

植え付けをしてから2週間は根っこが伸びる大事な期間。

たっぷりとお水をあげて下さい。

 

冬場は寒いからといって水やりを怠ると、根っこが乾燥してしまいます。

そして、その後いくら水をやっても吸い上げることができなくなってしまうんです。

 

そうすると葉っぱだけが育って花が咲かないという現象が起きてしまいます。

芽が出ていないのでついつい忘れがちになるかもしれません。

 

でもこの時期の水やりがとても大事なんですよ!

 

その対策としては家の中の目立つところに

「チューリップの球根に水をやること!」

大きな字で書いて貼っておくのが良いかもしれません。

 

水やりの仕方もテクニックがあります。

 

ゆっくりとあげること。

一気にあげてしまうと、球根が十分に水を吸わないうちに流れ出てしまいます。

 

球根に向かって「はい、お水だよ」と言いながら吸わせるようにあげて下さいね。

数分間の時間を置きながら、数回に分けて水やりすることが大事です。

チューリップの球根は大水飲みですね。

 

しかしきれいな花を咲かせるなら、これも楽しみの1つにして下さいね。

 

それでは、日当たりはどうなんでしょうか?

チューリップの日当たりについて説明していきます。

 

日当たり

チューリップが開花するには日光が欠かせません。

日当たりが良く風通しの良い場所に置くことが大事です。

 

ベランダなら最適ですよね。

 

芽が早く出すぎちゃった!

なんていう場合は、つぼみが出てきたら半日ぐらい日の当たる場所に置きます。

あとの半日は日の当たらない場所に置くと開花を遅らせることができますよ。

 

チューリップは、寒さと日当たりと水が大好きなようですね。

寒さにさらすと花芽が出るチューリップは、水と寒さでやる気が出るタイプのようです。

せっかくここまで苦労して育てた球根ですからきれいなお花を見たいですよね。

 

 

チューリップがきれいな花を咲かせるためにやっておきたいこと

 

 

水やりや日当たりなどに気をつけていればチューリップはきれいな花を咲かせてくれます。

しかし、チューリップは球根を植えてから開花するまでの期間が長いお花です。

 

ただ球根にお水をやっているだけではつまらない!

そこで、寄せ植えに挑戦してみるのも良いかもしれませんね。

パンジーやビオラなどがチューリップの寄せ植えには定番です。

 

忘れがちな水やりも、寄せ植えすることによってちゃんとできます。

そして、チューリップが咲くまでの間もお花を楽しめて一石二鳥ですね。

 

春になると寄せ植えした植物やお花も大きくなってきます。

さらにチューリップも顔を出して、豪華なプランターになること間違いなしです。

 

チューリップが開花するまでの間に、お隣さんがたくさんいたとなればチューリップもさぞ喜ぶことでしょう!

しかも、見た目にもきれいで家族もきっと喜んでくれますね。

 

チューリップには実はいろんな種類があります。

今度は一風変わったチューリップをご紹介していきます。

 

 

 

ちょっと変わったチューリップの球根5選

 

 

普段なら見かけることの少ない希少なチューリップを5種選んでみました。

 

スカーレットベビー(原種系)

スカーレットベビーは「ベビー」という名のとおりの見た目。

背丈が小さく一見してこれがチューリップ、というくらいかわいらしいピンクがかった赤の花びらです。

 

葉っぱの中に隠れている小さなつぼみから花を咲かせ、花びらが外向きに開いています。

花底部が黄色くなっているのが特徴です。

開花期:3月中旬~4月中旬

 

レッドライディングフット(原種系)

名前の由来はグリム童話の「赤ずきんちゃん」です。

 

春の芽吹きの時期になると、葉っぱの内側に白い斑点や縞が現れてきます。

たまに庭などにひそかに咲いているときがあります。

開花期:4月~5月

 

アイスクリーム(八重咲き)

名前に興味をそそられますね。

 

ピンクの花弁の中に、真っ白な八重咲きの花が咲くのが特徴です。

花言葉は「愛の宣言」というそうですよ。

開花期:5月上旬~下旬

 

春のあわゆき(八重咲き)

2010年に品種登録されたチューリップです。

 

富山花卉球根農業協同組合のオリジナル品種

球根の販売時期:9月中旬~12月上旬

 

農林水産省登録品種。種苗法により育成者権が保護されていますので、営利を目的とした増殖は許諾が必要となります。

富山県花卉球根農業協同組合のHPより抜粋)

 

サンネ(原種系)

果実の香りが特徴の、高級希少品種

 

ピンクの花弁は香りがないのが多い中、この品種だけは香りが強い特殊な品種です。

開花期:4月下旬~5月上旬

 

 

すばらしいチューリップの品種がずらりとならんでいます。

興味があればちょっとネットで検索してみてください。

特に原種系は小さいながらも品格を感じさせてくれます。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

水仙の育て方!植えっぱなしでも綺麗に咲かせるには?

 

 

チューリップをきれいに咲かせるためのポイント~まとめ~

 

 

今回は、チューリップの基本の植え付け方法や希少な品種について紹介してきました。

そのポイントは、

  • 球根を選ぶときは、大きくてきれいなものを選ぶ。
  • チューリップは水が大好きですので、土が乾かないようにたくさんやること。
  • 水やりをする時は時間をかけて少しずつ、チューリップに飲ませてあげるようにやること。
  • チューリップは寒さとお日様が大好きです。
  • チューリップのプランターに他の花や植物を寄せ植えすると、長期間きれいな状態が楽しめます。

ということでしたね。

 

以上のことを実行して、素敵なチューリップライフをお楽しみください。

 

【関連記事はこちら】

春の花!ガーデニング初心者向けの冬に植える花5選

 

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コメント

  1. さと より:

    チューリップは見た目にも可愛くて有名な花ですが育て方を見て意外な所が多かったです。
    寒さに強いんですね…外見の暖かさからなんとなく寒さに弱いと思っていたので。植える時の隣との間隔をあける事になんか共感してしまいました(笑)人と同じで適度な距離感を必要な花なんですね♪水と日光が大好きな元気な花でますます好きになりました!
    ちょっと変わったチューリップの記事にそれぞれの画像が表示されていたら分かりやすいなぁと思いました。
    あ、小さくて見た目の悪い球根では上手に育てても綺麗なチューリップは咲かないのでしょうか?

  2. さゆり より:

    春に向け、チューリップを植えようと思っていたところこちらの記事を見つけました。
    マンション住まいのため、もちろんプランターでということになります。
    そしてもう少し、簡単に育つイメージがあったのですが、いろいろとコツがあるということ知りました。
    特に、植え付けして2週間が水やりが大切ということ。
    これは知らなかったので、すごくためになりました。
    また、珍しいチューリップの紹介、興味そそられます。

  3. tyny より:

    チューリップなら誰でも簡単に育てられると思い、何度か球根を買ったことはありますが、茎が異常に短かったり、花がうまく咲かなかったりとあまりうまくいきません。球根の選び方は知らなかったので、好きな色の花の球根をただなんとなく選んでいました。今後は重くて、同じ品種の中で大きいもの、傷や汚れのないものを選んでみます。

  4. くぽ より:

    一昨年から、冬にチューリップの球根を植えてきましたが、プランターの深さが、30センチも必要なことは初めて知りました。確かに、すらりと茎が長いチューリップには、しっかりした根を張らすために、深さが必要ですよね。
    春に、キレイな花を咲かせるために、しっかり準備してあげないとな、と思いました。
    プランターだと、たくさん球根入れたら、芽がでなくなってしまいますか?

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