バラの剪定方法!冬にやっておきたい花を咲かせるための準備

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そこに咲いているだけで、綺麗でいい香りが漂うバラ。

バラの香りが、一番好き!という方も多いのでは?

 

とっても美しく、魅力的な香り、なんだか特別な花に思えます。

そんなバラをいつも楽しみたくて、鉢植えで育てている方もいらっしゃいますよね。

 

いつまでも綺麗に咲いていて欲しい。

 

そう思うのは当たり前です。

でも知っていましたか?

 

そのまま育てるだけでは成長が止まったり、

病気になってしまうこともあるんですよ。

 

でもご安心ください。

今回はその対策でもある剪定と植え替えについて分かりやすくご紹介します。

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バラの剪定方法!冬剪定はいつ頃始めるべき?

 

毎年綺麗なバラを咲かせるには?

とても重要で不可欠なのは、冬の剪定です。

 

剪定といえば枝を切るお手入れのことです。

たさ、バラはとても繊細な植物です。

ですので頭ごなしにブチブチと切ると、そこからばい菌が入り枯れてしまうのです。

でも、しっかりとルールを守れば、バラの剪定は簡単で誰にでも出来ますよ。

 

さぁ!張り切って剪定をしましょう。

 

用意するもの

  • 剪定ばさみ
  • 継ろう

 

まず初めにいつ剪定するのでしょうか?

イメージとしては寒い寒~い冬です。

 

冬に行う理由は、

  • バラが冬眠状態に入る。
  • 根からの吸収、成長がとまるのでダメージが少ない。

ということです。

 

枝自体が寝ている隙に剪定を行うことで、大切なバラに負担無く、剪定が出来るんですね。

人間でいう麻酔状態のようなものです。

 

寒くなりきった時期にするので、12月ごろから2月までに行いましょう。

 

剪定する際のポイント

  1. 切れ味のいい剪定ばさみを使うこと。
    つぶれたように切れてしまうと、枝の皮がめくれたりして雑菌が入りやすくなります。

  2. もしバラの枝に葉が残っていたら、剪定する2週間前くらいに取り除きましょう。
    そうするとバラの枝が深い冬眠状態になることが出来ます。

 

剪定をする枝は?

まずバラの枝の太さを見てください。

弱っている枝や、やわらかい枝を切り落とします。

ハサミを入れてスッと切れてしまうような枝に、まず花は咲きません。

張り切って切りましょう。

(ダジャレじゃないですよ)

 

次に、「鉛筆よりも細い枝」は切り落とします。

反対に言えば太さのある枝は残します。

細くやわらかい枝が虫も付きやすく、混雑してくると病気にもなりやすいので不要です。

 

そして、残った枝の中で

「2年以上経っている古い枝」があればそれも切り落とします。

 

このような枝を切り落としたら、最後に切り口に継ろうを塗る。

 

大きさが元の半分くらいになっていれば成功!

全体のバランスも見て、剪定できれば尚GOODですよ。

 

このとっても簡単な作業で病気や虫を予防できます。

養分も必要なところだけに使えるようになるので、美しい花が期待できますよ。

ぜひ行ってくださいね。

 

体の一部を大幅に失う剪定です。

麻酔状態でさっと終わらせてあげたいものですね。

 

すばやく行うためにも、しっかりと理解してポイントを押さえて行いたいものです。

では、剪定に適した具体的な時期を次でご紹介します。

 

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バラの冬剪定をやり損ねた!何月までならセーフ?

 

やろうやろうとは思っていても寒い冬です。

バラと一緒に冬眠したい~と、

私たち人間も動きも鈍くなりますよね。

お手入れをし忘れた(先延ばしにしてしまった)というあなた!

 

ではいつまでに剪定をすればいいのでしょうか?

寒い時期ですので、作業するのも本当に億劫ですよね。

 

基本的な考え方としては、2月までに全てを終わらせるつもりでいましょう。

というのは2月ごろになると、どんどん春にでる新芽が動き出します。

 

新芽が出る=根からの吸収が始動!です。

 

なのでこれ以上暖かくなると、冬眠状態から目を覚まし、

まさに今からたくさん養分を取るぞ~!

 

というときに

チョキン!

 

と切られてしまっては、大変なストレスがかかること、ご想像いただけますか?

 

ですので、冬の冬眠中で暖かくなる前。

最悪でも2月末までには行いましょう。

 

2月に入ってまだ何もされていないという方がいらっしゃるなら、

さぁ!今から急いで行いましょう!

 

では、反対にお手入れが早すぎたらどうなるでしょう。

新芽に影響があるのか。

枯れてしまわないか。

心配ですよね。

早くお手入れしてしまった場合、次で詳しくお伝えします。

 

 

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バラの剪定方法!時期が早かったらもう新芽が出ないの?

 

寒くなりきらない時期。

バラは寒い日は冬眠、暖かい日はまた起きる。

というのを繰り返しています。

 

先ほどお伝えした時期よりも早く剪定してしまった。

そのとき一番簡単に早すぎたと判断できる方法があります。

それは、すぐに切り口から水が出てくる場合です。

 

そのバラはまだ活動していて、養分なども作り出している状態。

ダメージをしっかり受けてしまっています。

余り好ましくありませんよね。

 

運がよければ来春に新芽は出るかもしれません。

ですがそうは言い切れないところもあります。

 

先ほどもお伝えしたとおり、剪定にはルールがありましたよね。

 

まだ冬眠状態になる前だと、葉も生い茂り、枝も元気です。

なのでポイントである切り落とす枝の見極めが困難になります。

 

その判断を間違えてしまうと、

必要な枝が残らずそのまま・・・ということもありえるのです。

 

運よく良い枝が残れば、また新芽が出て花が咲いてくれることもあります。

肩を落とすにはまだ早いですが、時期を守るというのは大切なことなのですね。

 

剪定時期についても、大体お分かりいただけたと思います。

そうして何年も育ててきたバラ。

ずっと同じ鉢では生育障害が起こることがあるのをご存知ですか?

次で、その対策でもある植え替えについてお伝えしますね。

 

 

バラの剪定が終わったら?春に向けて植え替えをしよう!

 

剪定が終わったバラの植え替えについてご紹介します。

まず、どうして植え替えが必要なのか。

同じ鉢でずっと育てていると、忌地現象(連作障害)が起こります。

さらに、化学肥料が残留し生育障害を引き起こしてしまうのです。

 

それが原因となり、成長が止まったりします。

そして病気になりやすくなったりしてしまうのですね。

 

その対策として、土と鉢を新しく変える植え替えを行います。

新しい鉢と新しい土に植え替えるということですね。

 

植え替えの手順

  1. 鉢からバラを抜く。
  2. 根と土をほぐしながら、半分くらい土を落としていく。
  3. 新しい鉢と土に植えつける。
  4. 念のため支柱を立てて、水を鉢の下から出るまでたっぷり与える。

 

ポイントは太い根はちぎれてしまわないようにすること。

細い根は休眠期の間なら多少は大丈夫です。

 

大きく育てる予定のないバラは同じ大きさの鉢に植え替えてOKです。

 

ポイントが分かると、とても簡単ですね。

 

バラはとっても肥料食いです。

なので毎年同じ場所で、お手入れなしには生きられません。

連作障害が起こらないためにも植え替えしてあげてくださいね。

 

ここまで出来ればもう安心です。

さぁ、今回のまとめに入りましょう!

 

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バラの上手な冬剪定の方法~まとめ~

 

今回はバラの剪定方法と植え替えについてご紹介しました。

とても綺麗な花ですから、植えたらずっと綺麗に咲いていて欲しいですよね。

 

ですが、健康で綺麗に咲くために、バラには冬のお手入れが不可欠です。

 

今回お伝えしたとおり、

冬眠する冬の時期に手入れをしっかりとしましょう。

そうすることで、春からまた美しい花が楽しめます。

剪定と植え替えもポイントさえ掴めばとても簡単でしたね。

 

では、振り返りましょう。

  1. 12月後半から2月までの冬眠の時期に剪定する。
  2. 剪定の目安は鉛筆の太さと年数で見極める。
  3. さっぱりしたら、植え替えしよう!
  4. 毎年冬にはお手入れしてね。

 

ということでした。

 

来春にまた美しいバラに癒してもらうためにも。

冬は私たちがバラに尽くしてあげましょうね。

みなさんのバラがいつまでも健康で美しく咲きますように!

 

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コメント

  1. みかん より:

    バラの剪定って難しそうで今まではやって来なかったけど、ポイントさえ間違えなければ以外と簡単そう!
    早速やってみますね(^_^)

    1. kantyu-shiraku より:

      みかんさん

      コメントありがとうございます!

      実は時期を間違えなければバラの剪定は簡単なんですよ。
      ポイントは「寒さ」
      そして切れ味のいいハサミを使うことです。

      チャレンジしてみた感想もお待ちしていますね!
      みかんさんのバラが来年もきれいに咲きますように・・・。

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