ラベンダーの育て方!冬の間にするべき4つのこと!

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ラベンダーの魅力はなんといっても紫の綺麗な花。

それと香りですよね。

 

日用品でも「ラベンダーの香り」と書かれているものが多くあるくらい有名なものとなっています。

 

意外と知らない方も多いんですがハーブの一種に分類されます。

ハーブの中でもっともフローラルな香りと位置付けられるのがラベンダーなんですよ。

 

育てる上では多年草という魅力もあります。

1年だけではなく数年に渡って生き続けます。

長く付き合うことが出来る点も魅力なんですよ。

 

他にもラベンダーは品種が多くある事も魅力です。

形も香りも違ってきます。

育てやすさまで変わってくるんです。

 

今回はラベンダーの冬支度を中心に様々を紹介していきます。

 

ちゃんとラベンダーの品種の説明もしていきますよ!

育てやすい品種もご紹介していきますので参考にして下さいね!

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ラベンダーの育て方!冬の間は室内?それとも屋外?

 

 

今回はラベンダーの育て方をみていきましょう。

ラベンダーはもともと乾燥した少し荒れた土地で生息しています。

基本的には暑さに弱く、寒さには強い事が特徴です。

 

とはいえ品種も多くある上に、品種によって特徴が変わります。

ですが概ね、高温多湿を嫌い寒さには比較的強い事が特徴です。

 

ラベンダーはレースラベンダーを除いて寒さには強い品種です。

でも霜と積雪には注意が必要となります。

 

地植えに比べて鉢植えの場合だと土が凍りやすくなります。

そうすると霜で根が傷んでしまいラベンダーが枯れてしまう事もあるんです。

 

また積雪がある場合は雪の重みで花茎(かけい)が折れてしまう事も考えられます。

 

冷え込む時期は室内などで保護をした方が良いんですね。

ただ暑さには弱いので暖房の効き過ぎる部屋は避けましょう。

 

温暖な地域では軒下などに移して霜が付かない様にするだけでも大丈夫です。

冷たい風に当たると折れてしまう事もあるので風除けは必要ですよ。

 

他にもラベンダーは日光が好きという特徴があります。

室内であっても日当たりの良い部屋に入れてあげて下さい。

 

冬場はカーテンなどは開けて管理しましょう。

日当たりが確保出来ない場合でも、週に1回は日光浴をさせてあげて下さい。

 

もう一つ。

多湿を嫌う特徴があります。

風通しの良い場所を選んで下さい。

 

部屋に入れたり、軒下に保護した時。

良くあるのがこの日光不足と風通しが悪くなる事です。

 

元気がなく葉が茶色くなったりしてしまいます。

そんな時は場所を変えてみましょう。

日光が好きな特徴を覚えてあげると自然と置き場所も決まってきますよね。

 

風通しに関しては葉の剪定(せんてい)も必要となります。

だいたい秋〜冬に剪定をする事で株が蒸れるのを防ぎます。

 

この冬の時期の剪定は余計な葉を取り除き、形を整える為の剪定となります。

葉を取り除くことで風通しがよくなります。

株の蒸れを防ぐ事が出来るんです。

 

形を整える剪定ですから、基本的には伸びた分だけの茎を切りましょう。

 

1〜2年経つと茎があちこちに伸びて形が崩れてしまいます。

そのため昨年以前の古い茎は、茎の根元から切り落としてしまいましょう。

 

蒸れを防ぐ事が1番。

数年経つものは形を保つ事も意識して剪定をして下さい。

 

ラベンダーの基本情報。

冬場の管理場所と注意点のポイントはOKですか?

 

じゃあ、肝心の水やりの方法も気になるところですよね。

続いては気になる冬の水やりについて説明します。

 

 

ラベンダーの育て方!冬の間は水やりが必要ない?

 

 

ラベンダーは乾燥気味の環境を好みます。

とはいえ水やりが必要無いという事ではありません。

 

土が乾燥したら水やりをしましょう。

葉っぱが少し柔らかく垂れたらあげるタイミングです。

 

あまりあげ過ぎてしまえば根が腐ってしまいますので注意して下さい。

 

水をあげる時は葉や株に直接かからないようにしましょう。

土全体に行き渡らせるイメージです。

 

あげる時は鉢底からしたたるくらいあげましょう。

たっぷりあげて、乾くまではあげないのが基本です。

 

冬場は土が凍るリスクが伴います。

あげる時間帯は朝のしっかり日が出た後がおススメです。

 

植物の根も呼吸をしています。

二酸化炭素を出して新しい酸素が必要なんです。

水をたっぷりやる事で土の間に溜まった二酸化炭素を出し、新しい酸素を取り入れる事になります。

 

乾燥気味を好むからといって全く水やりをしない訳ではないんですよ。

 

また冬には成長が鈍ります。

心配だからといって水をあげ過ぎたりも無いようにして下さいね。

先ほどお伝えしたように、これが蒸れの原因になるんですよ!

 

ここまで水やりについてはお分かりになりましたか?

乾燥気味が基本でしたが、水やりは必要ということでしたね。

 

ハーブとして人気の高いラベンダー。

基本的な情報がわかってきましたね。

ところで、一体どんな種類があるのか知っていますか?

次はそんなお話です。

 

 

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ラベンダーは寒さに強い?

 

 

ここではラベンダーの品種について詳しく見ていきましょう。

暑さや寒さへの強さが異なります。

育てやすい品種と難しい品種もあるので覚えていって下さいね。

 

アングスティフォリア系

イングリッシュラベンダーやコモンラベンダーと呼ばれています。

濃い紫の花が特徴で香りも良い品種です。

 

高温多湿に弱いので関東などでは毎年花を咲かせる事は難しいでしょう。

東北地方などの比較的涼しい地域に向いています。

 

ラバンディン系

香料の精油を取るために品種改良されたものです。

よくアロマオイルとして使われているのはこの品種であることが多いですね。

香りはツンとする様な香りの為、アングスティフォリア系より価値は劣ります。

 

暑さに強い事が特徴です。

また株も大きく育つので比較的育てやすい品種となっています。

初めてラベンダーを育てるなら、この品種がおすすめです。

 

デンタータ系

葉がギザギザしているのが特徴です。

薄紫の花で香りも強めです。

 

こちらも暑さに強いのが特徴です。

育てやすい品種と言えますね。

こちらも、初めてラベンダーを育てたい方には向いているかもしれませんね。

 

逆に寒さには少し弱いので、寒さの厳しい地方では冬場の管理方法も変わります。

この辺りの地方で育てる場合は室内での管理がおススメですよ。

 

「プテロストエカス系」

もしかしたら一度は聞いたことがあるかもしれません。

レースラベンダーと呼ばれる品種です。

葉がレースの様で素敵な見た目。

これがこの品種の特徴であり、人気のポイント!

 

花屋さんでの流通は盛んです。

しかし、寒さにも暑さにも弱く初心者の方には不向きとなっています。

 

でも、ラベンダーを育てるならこの品種は一度育ててみたいですよね。

 

 

この様にラベンダーと一言で言っても多くの品種があります。

まずは育てやすい品種から始めまてみしょう。

 

ラベンダーはもともとが寒さに強い花でしたね。

そこに暑さにも比較的強い品種となれば初心者の方でも育てやすいと思います。

 

逆にレースラベンダーの様に暑さ、寒さも弱い品種は難しくなるでしょう。

 

初心者の方は育てやすい品種から始めてみて下さいね!

 

ラベンダーの冬支度や寒さへの強さのだいぶインプットされてきましたね。

続いては春になったらやりたい事。

それが、植え替えです。

 

 

ラベンダーの植え替方法!春がきたらやってみよう!

 

 

鉢で育てたラベンダーが1年〜3年過ぎると植え替えのタイミングになります。

 

理由は根詰まり(ねづまり)ですね。

根が育ち過ぎて新しい根が成長するスペースがなくなるからです。

そうすると元気がなくなり、最悪枯れてしまう事もあるんです。

 

それはなんとしても避けたいですよね!

 

春になったら植え替えの準備。

3月〜5月に新しい鉢でと土を用意して植え替えをします。

注意したいのはラベンダーは繊細な花だということです。

根が傷付かないように丁寧にやりましょう。

 

植え替え手順を説明します。

 

  1. あらかじめ水やりを控えて土を乾燥させておくことがポイント

  2. 新しい鉢に鉢底ネットと鉢底石をセットする

  3. 土を鉢の3分の1まで入れる

  4. 鉢を逆さにしてラベンダーをゆっくりと丁寧に抜く

  5. 優しく根についた土を落とす

  6. 黒くなった根をハサミで切る

  7. ラベンダーを新しい鉢に入れる

  8. 土でしっかりとラベンダーを固定する

  9. 最後に水やりをしておしまい!

 

細かく説明しましたが、一つ一つの作業は難しいものではありません。

なので、慣れてしまえば10分もかからないで終わってしまいますよ。

 

これは買ってきた苗を植え付けているところですが、植え替えの場合も基本的には同じです。

動画で確認した方がより分かりやすくなると思いますよ!

 

 

注意したいのは根の扱いですね。

根が傷むと取り返しがつかなくなる可能性もあります。

土から抜く時、土を落とす時など慎重にやって下さい。

 

春の植え替え時期、植え替え手順はお分かりになりましたか?

大事な根にさえ気を付ければ難しい事はありませんよね?

 

では最後にまとめです。

 

 

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ラベンダーを春に向けて育てよう〜まとめ〜

 

ラベンダーの冬支度はお分かりになりましたか?

ポイントは

  • 基本的には寒さに強い植物
  • 冬でもベランダなど外での管理でOK!
  • 外に出してお日様をたくさん浴びせる
  • 水やりは乾燥気味に!
  • 冬の水やりのタイミングは朝日が昇ってから
  • 冬の間に蒸れ防止のために剪定をする
  • 春になったら植え替えをする

ということでしたね。

 

しっかりともう一度ポイントを押さえていって下さい。

 

また品種も多く、どの品種を育てるかで育てやすさも変わりましたね。

ご自分の育てやすい品種からチャレンジしてみて下さい。

 

繊細な部分もありますがちゃんと管理すれば綺麗に花を咲かせられると思います。

是非、紫の綺麗な花と香りを楽しんでくださいね!

 

自分でサシェやドライフラワーを手作りするのもいいですよね。

 

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コメント

  1. なずな より:

    かつて、ラベンダーの育成に挑戦したことがありますが、その時はコツをつかめずに冬越しもうまくいかなかったため、枯らしてしまいました。
    此方のサイトでは、育てやすいラベンダーの種類から、冬場の管理のコツなどしっかりとした説明がされているので、とても参考になりました。もう一度、ラベンダーの育成に挑戦してみたくなりました。

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