豆苗といえば・・・切ってもまた生えてくるお得な野菜!
そして栄養価もとても高い優秀な野菜!
たくさん料理の幅がある使いやすい食材!
良いイメージを兼ね備えた主婦の味方ですよね。
ですが1回目収穫の方法で2回目以降の成長が・・・
格段に差が出ること知っていますか?
水替えの仕方で・・・
2回という壁を打ち破れるかも??
と、お得な豆苗をもっとお得に楽しむためのポイント。
出し惜しみ無く一挙公開!
いままでキッチンで育てたことの無い人も。
何度も育てている人も。
分かりやすくお伝えしていきますよ。
豆苗のおススメレシピもご紹介!
ぜひチェックしてみてくださいね。
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豆苗を室内で育てる方法!基本編!
一度刈り取って食べた豆苗。
どのようにすればまた伸びてくるのでしょうか。
袋のパッケージにも載っていることもありますよね。
捨ててしまったという人のために基本の育て方のご紹介です。
まず根元3センチくらいを残し、はさみでチョキンと切ります。
そして1回目の豆苗料理を楽しんでください。
おススメのレシピも後で紹介しますね。
そのあと、茶色い豆の部分と4センチくらいの茎の部分がのこります。
この残すのが3センチくらいというのがポイントです。
良く見ると豆に近い下のほうに分け芽が出ています。
2枚あるとおもいますが、そのどちらも刈り取らないようにしましょう。
分け芽の上で刈り取る。ということです。
そうすることによって、成長しかけていた分け芽からどんどん成長しますよ。
でも、この下で切ってしまっても成長はして何回かは収穫できるんです。
ですが、なにも葉のないところからだと収穫までに時間がかかる!
また、1から育てようと豆からたっぷり栄養も取られるので、収穫の回数も減りますよ。
次に容器を準備します。
豆苗を買ったときについていたトレイ。
または深めのお皿。
鉢植えの皿・・・無ければバットなどでもOK。
要は、豆苗が入り、水を注げるくらいの深さがあれば大丈夫です。
そこに豆苗をいれます。
根が窮屈にならない程度の広さがあるのが好ましいですね。
水の量は下の根が浸るくらい。
そして豆が水に付かない程度です。
そして2回目を収穫するまで、水を替えながら育てます。
2回目収穫する際も、1回目と同じように収穫しましょう。
と、簡単に基本的なことをお伝えしました。
実際にやってみると水の替え方や頻度は?
日光の当て方は?
肥料をあげたらもっとそだつ?
肝心のレシピは?
などたくさん疑問がでてきますよね。
テーマ別に一つ一つ解消していきましょう!
日当たり
簡単にキッチンで再生し、収穫できること。
こんなメリットから瞬く間に家庭の定番野菜となった豆苗。
本当にキッチンでそのまま育てていいのでしょうか?
皆さんの家のキッチンはどこにありますか?
すこし前の流行の間取りは窓際に設置されていました。
ですが、最近の流行といえば主流はカウンターキッチン。
こだわりさんのキッチンはアイランドキッチン!
など、窓に面していないことも多くなってきましたよね。
そんな中、ほんとうに日光は必要ないのでしょうか。
豆苗も植物です。
実は多少の日光があったほうが早く生育するのです。
キッチンの中でも、窓に近い場所におきましょう。
せめて1日のなかで数時間窓から光が降り注ぐような場所がいいでしょう。
まったく日が当たらない!
という場合、お出かけする前などにリビングの窓際に移していきましょう。
わたしも日中は仕事をしています。
なので、朝仕事前にレースカーテンと窓の間に豆苗を忍ばせ出勤しています。
帰ってくると、豆苗は太陽の方向に向かって少し曲がって伸びています。
次の日は曲がったほうと反対に太陽がくるようにして置きます。
するとまた反対方向に伸びているので、すこし可愛いなと癒されます。(食べますが。)
最初に豆苗を買ったときには本当に室内だけで育てていました。
そのときは成長も遅く、緑の色も少しぼやけた色でした。
日光欲しさに野外に出してしまうと、衛生的にも気になりますよね。
収穫量は増えますが、豆苗は生産しているときから完全に室内で行われています。
なので、無理に野外にだす必要はありません。
かといって完全にシャットアウトしてしまうのももったいない。
しゃきしゃきとした健康な豆苗を味わうには少しの日光は必要なのです。
では、元気に育てるために欠かせないお手入れ。
水やりについてお伝えします。
水やり
水やり。といっても実際に行うのは水替えです。
先ほどもお話ししたように、生産から豆苗は室内で行われています。
なのですごく大きなメリットとして農薬の必要がありません。
それは私たちの身体にもとても嬉しい事実です。
ですが、農薬がない分なにかトラブルがあったときに戦える力はありません。
そこで重要になるのが、この水やりです。
水替えは、基本的には毎日行います。
毎日新鮮な水を豆苗に与えるのです。
そうすることで、水の腐敗を防ぐことができますね。
すると虫もつきにくくなるというメリットもあり、根ぐされの心配もなくなります。
水替えの頻度は?
冬から春先にかけて涼しい日は・・・
基本の一日1回の水替えで対応しましょう。
夏場や秋口の残暑がのこる気温の時には・・・
1日2回かえます。
温度が高くなりすぎるのは水が腐敗しやすい原因に!
冬でも一日中暖房が効いていて暑く感じるのなら2回替えてもいいでしょう。
豆苗の様子を見ながら臨機応変に対応してくださいね。
水の替え方にもポイントがあります。
- 一度豆の上まで水を入れる。
- すぐに水を捨てる。
- 豆の下まで水を入れる。
ただ水を捨てて、新しい水を入れるだけではないのです。
そうすることによって、一度根も洗われて清潔になります。
藻などぬるぬるしたものの発生を抑制できるのでしょう。
豆を一度濡らすことで乾燥を防ぐ効果も期待できそうです。
普通は2回の収穫が限度といわれている豆苗。
この方法でわたしはいつも3回の収穫に成功しています。
私も始めて豆苗を買って、2回目を収穫する時はとても嬉しかったです。
本当に自分でもできた!という達成感とお得感に満ち溢れていました。
その2回目収穫する際、私はふと思いました。
肥料を与えればもっと丈夫で元気な豆苗が収穫できるのでは?
と。
同じように考えた人もいるのではないでしょうか。
実際はどうなのでしょうか?次で見ていきましょう!
肥料
植物を何か育てたことのある人。
野菜など栽培したことのある人。
そんな方々なら肥料を使ったことがあるのでは?
肥料を言えば植物の元気の源!
実際に豆苗も肥料を与えれば元気に育つでしょう。
ですが、豆苗は水で育てるという大きな壁があるのです。
水で育てる際。
先ほどもお伝えしたように、いつも清潔!というのが鉄則です。
もちろん肥料で不潔になるわけではありません。
ですが、肥料が入ることによって、藻などの発生を促進することとなります。
発生しやすくなってしまうのです。
運よく発生せずに2回目の収穫ができることもあります。
ですが、肥料をあげたからといって3回目収穫できるようになるわけではなく・・・
メリットがあまりないのです。
なので、肥料はあたえなくても結果は同じ。
ということは肥料はいらない。
ということになりますね。
肥料もタダではないので、メリットが感じられなければ必要ありません。
水の替え方で3回目が収穫できるのであれば、そちらに力をいれましょう!
つぎは、運悪く豆苗が健康に育たなかった場合についてです。
一番多いトラブル。
白カビについてお伝えしますね。
豆苗に白いカビが!原因と対策は?
さぁ!程よく伸びてきた!
収穫するぞ!・・・あれ!?
根っこのほうに白い綿がついてる??
こんなもの付いてたっけ?と目を疑いたくなりますね。
白カビの発生です。
白カビが生えてしまった場合。
他の生えていない部分も食べるのはやめましょう。
カビは胞子をたくさんとばしています。
生えていない部分にもついている可能性は高いのです。
食べるものはいつも安全であるのが大前提。
おなかを壊して節約しても本末転倒ですよね。
ですので、白カビを発生させないことに力をいれます。
原因はきっと水の腐敗。
そして水の量でしょう。
水替えを忘れてしまうとあっという間に濁ります。
そうすると腐敗し、カビを呼び起こす場合があります。
もう一つの原因は豆が水に浸っていませんか?
豆がふやけてしまうとカビが発生する場合があります。
根だけが水に浸かるように気をつけてください。
そして、水替えのポイントを守ります。
1回目の注いだ水で根をゆすぐようにして捨てるんでしたね。
これが本当に大事です。
毎日一度清潔にすることで、大幅にリスクを減らせますよ。
簡単なことですよね。
間違いやすいのが、水を替える際です。
水を継ぎ足して替えた気になっていませんか?
必ず水を替えて下さいね。
水やりとは目的が全然ちがうのです。
あとの対処としては・・・
傷んできたらその部分は取り除く。
しっかりお手入れしていたのであれば、水替えの回数を増やす。
といった方法で対応できるでしょう。
試してみてくださいね。
では取って置きの豆苗レシピの紹介に移りましょう!
豆苗の美味しい食べ方!
豆苗のレシピと検索・・・
すると、インターネットでもたくさんのレシピがありますね。
スープにどんぶり。炒め物に和え物、そしてサラダ・・・
ですが、私はおもいます。
豆苗は炒めてなんぼ!!
豆苗のおいしさを引き出すのは炒めるという調理法に限る!
と私は自負しています。
そんな私の独断と偏見でおススメの3品を紹介します。
CMにもなった!?・・・豆苗ともやしの豚肉まき!
二人分
- 豆苗 1パック
- もやし 1/2パック
- 豚ばら肉 150g
- 塩コショウ
中華だれ
- しょうゆ 大さじ1
- 中華スープのもと 大さじ1/2
- ラー油 大さじ1/2
- いりごま 大さじ1
作り方
- 豚バラ肉を広げて塩コショウします。
- もやしと豆苗をくるくる巻きます。
- 耐熱皿に並べてラップ。600wで5分加熱します。
(まだ火が通ってなければ10秒づつ追加してくださいね。)
- 中華だれを混ぜ合わせて、かける。
ご飯はとても進む一品です。
レンジで作れるので、洗い物も少ないのは嬉しいですよね。
今、豆苗炒めてないやん!とツッコミが聞こえてきました。
その通り!炒めていません。
ですが、これはレンジで作っているのに、炒めたような香ばしさを味わうことができるのです。
ぜひお試しください!その意味がお分かりいただけるはずです!
加えるだけでしゃきしゃきがたまらない・・・豆苗チャーハン!
二人分
- 豆苗 1/2パック(1センチ幅に切っておく)
- 焼き豚かベーコン 50g(1センチ角に切っておく)
- なると(あれば) 50g(1センチ角に切っておく)
- ごはん お茶碗(冷ご飯や冷凍でもOK)
- 卵 2個(といておく)
- 油 少し
調味料
- 出汁のもと 大さじ2
- しょうゆ 大さじ1
- 塩コショウ
作り方
- フライパンに油を熱し、焼き豚かベーコンを炒める
- なるとと豆苗を加えてさらに炒める。
- 塩コショウで味付けし、いったん皿に取り出す。
(下でも同じフライパンを使います)
- ご飯と卵をボールで混ぜる(卵がけごはんのように)
- 調味料を4.のご飯に混ぜる。
- フライパンにアブラを熱しご飯を炒める。
- ぱらぱらになれば具材を加えてできあがり!
これはシンプルながらに、しゃきしゃきという歯ごたえのとりこになります。
本来白ねぎを入れるところに豆苗を入れ込んだイメージです。
みんなで包もう!・・・豆苗餃子!
20個
- 豆苗 1パック (みじん切りにしておく)
- 豚ひき肉 100g
- 椎茸 3個(みじん切りにしておく)
- 白ねぎ 1本(みじん切りにしておく)
- にら 1/2束(みじん切りにしておく)
- 餃子の皮 20枚
調味料
- しょうゆ 大さじ1
- オイスターソース 大さじ1
- みそ 大さじ1
- 塩コショウ
- ごま油 大さじ1
作り方
- 豆苗を炒めておく→冷ます。
- 豚ひき肉に塩コショウして粘りが出るまでねる。
- 野菜を全ていれて一まとめにする。
- 調味料を加えてよくまぜる。
- 餃子の皮で包む。
- 焼く。
この餃子も絶品です。
炒めてから包むことによって香ばしさがプラスされて、臭みも取れますよ。
家族でつつんで楽しい時間も味わってくださいね!
ちなみに豆苗ってとっても栄養があるって知ってましたか?
特に、βカロテンと葉酸がたくさん含まれています。
「βカロテン」といえば葉物の緑黄色野菜やにんじんに多く含まれています。
その中でも栄養価トップクラスの「小松菜」。
その小松菜と同じ位のβカロテンが含まれているんです!
βカロテンは脂溶性ビタミンなので油に溶ける性質をしています。
なので、油で炒めて食べることで吸収率アップにも期待できますね!
そして「葉酸」はCMでサプリメントなども最近よくみかけますよね。
妊娠を控えた女性、妊娠中の女性には欠かせない栄養素の一つです。
わたしも葉酸のサプリメントを買っていた時期もありました。
金額はピンきりですが・・・
良質なサプリメントはとっても高い!そしておいしくない!
でも、豆苗(1/2パックで)なら・・・
その葉酸を一日に必要な分を7割以上摂取することができます。
サプリメントを買うよりもとっても安価に美味しく摂取できますね。
なんて優秀な野菜なのでしょう。
豆苗ってほんとにすごいですね。
では、まとめましょう!
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豆苗の基本の育て方~まとめ~
しゃきしゃきとしたおもしろい食感。
とても高い栄養価。
何度も収穫できるお得感。
主婦の味方ともいえる豆苗についてお伝えしてきました。
育てる際はいくつかのポイントがありましたね。
ポイントを守ることで、安全に美味しい豆苗が収穫できます。
もしかしたら3回収穫できるかもしれませんね。
水の替え方をもう一度おさらいしましょう。
水は毎日もしくは1日2回替えます。
いつも清潔にすること。
そして、替えるときには一度根をゆすぐ。
それが大事でしたね。
このとっても簡単なひと手間で、健康でおいしい豆苗を育てましょう。
おき場所は日の当たる室内が最適です。
温度的にいっても15度くらいがベストです。
室内であれば冬場でも夏場でもそのくらいの温度でしょう。
暑すぎると感じる場合には少し位置を変えてあげるのもいいですね。
豆苗の様子を見ながら、我が家のべスポジを探し当ててください!
そして、できることなら2回の壁を越えて3回目の収穫ができれば・・・
ついに、あなたも豆苗マスターです!
収穫した豆苗で美味しい料理も楽しんでくださいね。
収穫の喜びを感じながら愛を持っていただきましょう。
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