マーガレットの育て方!来年もキレイに咲かせる簡単なコツ

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幼稚園などの入学式でもらうこともあるとっても身近な花。

マーガレット。

 

マーガレットは本来多年草だと知っていますか?

 

多年草ということは・・・

毎年暖かくなるとかわいい花が楽しめるはず!

 

しかし!実はそうとは言い切れないのです。

なぜなら日本はご存知の通り、縦に長い国!

北海道と沖縄では全く気温が違いますよね。

 

ですので何もしなくても冬を越せる地域は限られているのです。

具体的には関西地方から南と言われています。

 

ですがご安心ください。

冬越しを出来ない地域での冬越しをするための方法。

 

そして、室内で管理する際の注意点もあわせてお教えしましょう!

たくさんのお花を付けるマーガレットの世界へようこそ!

 

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マーガレットの育て方!3月までの管理方法!

 

 

マーガレットが最適と思う気温は、15度から20度前後です。

これを大きく下回る、最低気温が2度以下になると・・・?

冬を越えるために、お手入れが必要になります。

 

最低気温2度というとどれくらいでしょう。

雪の日を思い浮かべてください。

 

雪は乾燥してる場合なら6℃、通常では4℃、

湿っている場合では2℃ほどで降るそうです。

 

ですので雪が降るような地域では、そのままはダメ!

な可能性が高いということですね。

 

お手入れの方法とは?

  1. 室内に取り込む。
  2. 日当たりのいい場所で育てる。

の二つに限ります。

 

凍らせないことを大前提に、室内へ取り込んでしまいましょう!

とはいっても11月や12月はすでに寒いです。

寒い室外からいきなり暖かい部屋に入れると・・・?

 

びっくりしてしおれてしまいます。

ですので、段階で分けてください。

 

1日目 軒下。

2日目 玄関。

3日目 ろうか。

4日目 部屋の窓際。

という具合です。

 

室内での水やりは控えて行いましょう。

もともと乾燥気味で育てるのがベストです。

水を与えすぎて根ぐされにならないようにしてくださいね。

 

そして寒い冬を越えて、小鳥の鳴き声も聞こえてきました。

春になり暖かくなってきたら、いよいよ外に出してあげましょう!

 

出すときも取り込んだときと同様、段階を踏んでくださいね。

いつもマーガレットの気持ちになってください。

 

びっくりさせない。

大事に大事に。

 

思いやりをもって接してあげてくださいね。

次では、外で育てるマーガレットの管理方法についてお伝えしますね。

 

【おすすめ記事はこちら】

 

 

マーガレットの育て方!暖かくなってきたら屋外管理!

 

 

冬を共に越したマーガレットを外に出します。

さて、どこに置くのでしょうか?

 

ヒントは原産地です。

マーガレットの原産地はアフリカの西にある島国です。

そこは赤道に近く、とても暑い国なんですよ。

 

カナリア諸国という国で生まれました。

 

もうおわかりですよね?

 

マーガレットは太陽が大好き!なのです。

日光が半日上しっかりと注ぐ場所を確保しましょう。

風通しもよくなるように建物や他の植物とは密接しない場所で育てます。

 

ただ夏場は要注意。

高温多湿は大嫌い!なのです。

 

風通しのよさは確保しつつ、半日は影で育ててくださいね。

太陽の動きによって、半日影になるような場所があれば最高ですね。

無ければ、明るい日陰なんかでも大丈夫です。

 

次は、水やりの加減についてお話しましょう。

 

マーガレットは少し乾いている土を好みます。

 

なので表面がしっかり乾いてから次の水やりをするようにします。

そのほうが根も活発に育ち全体の健康なりやすいのですよ。

 

ではこうして1年ほど育てていくと・・・?

 

初めはかわいいサイズ感だったのにどんどん大きくなってきますね。

大きくなった株を大きいまま育てるのか。

それとも株分けするのか。

 

あなたの選択で、マーガレットの行く末がきまります。

次で詳しく見ていきましょう!

 

 

 

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マーガレットが大きくなりすぎた!開花時期に株分けOK?

 

 

育てていくうちに、どんどん大きく・・・

鉢のサイズ感とお花が合わないと、残念な見た目になってしまいます。

そうなったときの、マーガレットの茎の部分を見てみましょう。

 

なんだか茶色っぽくなってきていませんか?

 

それはマーガレットが木になろうとしているのです。

またまたご冗談を!

と突っ込みたくなる気持ちは分かります。

 

ですが、これは大真面目な話なのです。

そして木化し始めると、だんだん花の付きが悪くなってしまうんですね。

これはなんとしても阻止したい!

 

そんなときには切り戻しをして、またもとのサイズ感に戻しましょう!

株分けとも言いますが、マーガレットは木化してしまう植物。

 

基本的には株分けは行いません。

切り戻し、もしくは挿し木で対応しましょう。

 

用意するもの

  • 切れ味のいいはさみ
  • 水が入れられる容器(何でもOK)
  • 土(赤玉土など)

 

手順

  1. マーガレットの先端10センチくらいをはさみで切ります。
  2. 水の入った容器に切り口をつけて、2,3時間吸水させる。
  3. 湿らせた土に植えつける
  4. 1ヶ月くらいで根が出てこれば成功!

 

春から秋にかけて花を楽しめます。

ですがこの株分けの作業を行ったのが秋だとしたら・・・

 

冬の間は室内でしっかりと根が出るまで育ててください。

外に出すのは次の春からにしましょう。

 

そしてはるに植木鉢や外に植える場所があれば植えつけましょうね。

目安としては、春に行うなら6,7月。

秋に行うなら暖かい日を選んで行いましょう。

 

そして、そんなことをしながら月日は流れました。

こんもりと小さな花がたくさん咲きます。

 

一株あるだけでもとても華やかなマーガレット。

キュートな花を楽しんだ後は・・・?

 

来年に向けてまた準備を始めましょう!

次で詳しくご紹介します。

 

 

 

マーガレットの花後の管理!来年もきれいな花を咲かせるための準備

 

 

マーガレットを毎年楽しむために。

花が咲き終わった後に簡単なお手入れが必要です。

 

約15センチ以上伸びている茎は根元から剪定しましょう。

だいたい春なら4月、秋なら10月に花を付けます。

 

そして、花が咲き終わった後に剪定を行います。

遅くとも11月までには終わらせるつもりで行ってください。

 

あんまり遅くに行ってしまうと、来年の開花が遅れてしまうことも!!

目安としては、春は6月、秋は11月に剪定してくださいね。

 

そうすることでこんな効果があります。

 

  1. 木化しようとするマーガレットを足止めできる
  2. 足止めできたおかげで、花の付きがよくなる。
  3. 全体的なバランス、サイズ感がよくなる。

 

お分かりいただけましたか?

 

切り戻ししないよりもした方がたくさんのメリットがあります。

ぜひ花を楽しんだ後は、お手入れをしてあげてくださいね。

 

マーガレットが木化してしまうと・・・

花が付きにくくなり、冬は越したけど花が咲かない!

 

なんて話しは良くあります。

正しいお手入れが必要なのです。

 

お手入れといえば、「花がら摘み」と言う作業をご存知ですか?

 

花が咲いている間に行うお手入れのことなのですが・・・

やるのとやらないのとでは、花を付ける数にもおおきな差が・・・

とにかく次で詳しく説明しますね!

 

 

 

花がら摘み

「花がら摘み」ときくと、どんな作業と想像しますか?

 

枯れたあとの花を取り除く作業だと私は思っていました。

でも「枯れた」というとちょっとニュアンスが違うんですよ。

 

花がら摘みとは。

その名のとおり、咲き終わった花を取り除く作業です。

 

どんどん新しい花を咲かせるために。

咲き終わった花をそのまま付けておいては、咲かないのです。

 

ではマーガレットの終わりかけの花の見方です。

花を良く見ましょう。

 

どれもかわいくて同じ花に見えます。

でも咲きたての花と終わりかけの花では、唯一違うところがあります。

それは真ん中の黄色い部分です。

 

咲きたての花は真ん中が平らになっています。

反対に終わりかけの花は?

真ん中が少し盛り上がってくるのです。

 

盛り上がったマーガレットを見つけたら。

切れ味のいいはさみで切ります。

 

花のすぐ下ではなく、葉をかき分けて根元を切りましょう。

これがマーガレットの「花がら摘み」なのです。

 

イメージと違ったのではありませんか?

  • 枯れた花を摘むのではない。
  • 一見元気だけどももう終わりかけの花を摘む。
  • それによって、またどんどん新しい花を咲かせる。

ということなんですよ。

 

では、花がら摘みもお分かりいただけましたね。

次は切り戻しについてお教えします。

 

どんどん大きくなるマーガレットを止めることは出来ません。

ですが、それを少しでも食い止めたい。

 

長く花を楽しむために不可欠な作業なんですよ。

 

 

 

切り戻し

先ほども少しお伝えしました。

春と秋には切り戻しという作業を行います。

 

これはマーガレットにとって一番重要なお手入れです!

しっかりと理解して行いましょう。

 

切り戻しを行うメリット

  1. かたちを整えることが出来る。
    そのままにしておくと、よく伸びた茎とそうでない茎。
    どちらにも花がつくので、形の悪さが際立ちます。
    マーガレットといえば・・・
    やはりこんもりと、山形に咲いているのがかわいいと思いませんか?
     
  2. 花がふえる!
    ひとつの茎を切ると、その切り口の下から2つの新芽が出ます。
    ということは、そのままにしておけば一つの花のみ。
    切ることで二つの花が咲くのです!
    まるで魔法のよう!
     
  3. 株が元気になる
    切り戻しをすると、当然小さくなります。
    そうすると栄養もたくさんいらなくなるのです。
    ということは、マーガレットの株が疲れない。
    そして次の開花を万全に迎えることが出来るのです!

 

メリットがありすぎです!

切り戻しをしない理由が見当たりませんね。

 

切り戻しの際に、きった枝は挿し木にも使えます。

 

なので、

  • もとの母体もメンテナンスできる。
  • 切った枝でふやすこともできる。

と一石二鳥なのです。

(いや、4鳥くらい・・・?)

 

そして、切り戻しで風通しがよくなると・・・

病気に強くなり、害虫の発生も防いでくれます。

 

このきわめて重要な切り戻しさえ出来れば・・・

毎年マーガレットを楽しむことが出来るはずです!

 

それでは簡単にまとめましょう。

 

 

 

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マーガレットをきれいに咲かせるコツ~まとめ~

 

 

いかがでしたでしょうか?

かわいい花をたくさん楽しめるマーガレット。

 

綺麗に咲かせるために。

長年楽しむために。

少しのコツが必要でしたね。

 

それではまとめます。

冬は室内に取り込みましょう。

徐々に気温の変化に慣れさせてあげてください。

 

水やりは基本的には乾燥ぎみに・・・

太陽はうんっとたくさん与えましょう。

 

花を楽しんでいる最中にも花がら摘みを忘れずに。

一年の最後は、来年に期待をして切り戻しでリセット!

 

ということでした。

 

基本的に大きなお手入れは春と秋の切り戻しだけです。

そのほかは、楽しみながら自分がやれるときにやる。

と言うスタンスで十分楽しめますよ。

 

それでは、楽しいマーガレットライフをお楽しみくださいね!

 

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