インドアプランツとしてポピュラーなパキラ。
和風・洋風を問わず、どんなお部屋に置いても不思議とオシャレに馴染む、頼れる植物です。
手がかからず、管理もしやすいのがポイント。
成長の勢いが良く、剪定にも耐え、育てやすいので初心者にもオススメです。
そんなパキラ。
実は花が咲くということを知っていますか?
でも、自宅のパキラに花が咲いたという人はなかなかいないのでは?
というのも、花を咲かせるには、ある条件が必要だからなんです。
いつも見慣れているパキラに花が咲く。
そう思うと何だかワクワクしてきませんか?
「せっかくならパキラの花が見てみたい」、そんな人は必見!
ちょっぴり不思議な形をした可愛らしいパキラの花。
そんな花に出会えるかもしれませんよ!
Contents
パキラは実生(みしょう)じゃないと花が咲かないって本当?
そもそも、日本に流通しているパキラのほとんどは挿し木で育てたものがほとんど。
挿し木というのは、株の一部を切り、別の培養土に挿して根を育て、株を増やしたものです。
残念ながら、挿し木で育てたパキラには花が咲きません。
これが、多くの方が育てているパキラに花が咲かない原因です。
でも、実生の株には花が咲くんです!
実生というのは、種から育てたもの。
なぜ実生の株でなければ花が咲かないのか?
それは、実のところよく分かっていません。
専門家でもわからないらしいのです!
ですが、種から育てたものからしか花が咲かない、そんなパキラにロマンを感じませんか?
というわけで、花を咲かせるためのある条件。
それは、パキラが「種から育てられた実生株であること」です。
ところで、見た目で、挿し木か実生かを見分けることなんてできるんでしょうか?
パキラが挿し木か実生(みしょう)か見分ける方法は?
実は見た目で、はっきりと分かります。
挿し木の場合、上から下まで、木の太さはほぼ同じ棒状。
ところが実生株の場合は、根元に向かってずんぐりと太くなっています。
木の太さがこれだけ違うので、見分けるのは簡単。
流通している株が挿し木のものが多いため、市販の実生株を探すのは難しいかもしれません。
でも、意外にも100均の小型の観葉植物の中に実生株があったりするといった情報も。
見つけられたらラッキーかもしれませんね。
また、ネット通販でも実生株を手に入れることができます。
小型なものでは、500円くらいから。
高さ50㎝程度のものでは、5,000円くらいから販売されているようです。
ネット通販の場合、実生かどうかきちんと問い合わせをしてから購入することをおススメします。
種から育てる実生パキラの場合、花が咲くまでどのくらいかかるのでしょうか?
【おすすめ記事はこちら】
パキラの花を見るにはどのくらいの期間が必要?
パキラの花を見るためには、種から育てて、5年から10年ほどかかると言われています。
長い道のりのようですが、一度開花して実ができれば、その後は毎年開花し実が成ります!
自分で種を採ることだってできます。
楽しみの多いパキラにするため、根気強く育ててみてはいかが?
パキラは花が咲くので花言葉をもっています。
どんな花言葉なのでしょうか?
パキラの花言葉!意味や由来は?
さて、パキラの花言葉。
それは、「快活」と「勝利」です。
何とも前向きで力強い気持ちにさせてくれる言葉ですね。
「快活」という花言葉。
それは、たとえ枝を切り落とされても、すぐまた新たな芽をたくさんつける、生命力にあふれた木であることに由来しています。
そしてもうひとつの花言葉「勝利」。
それは、その昔とても貧しかった人がパキラの苗を育てて売ったところ、大金を得る事ができたことに由来しています。
こういった花言葉から、パキラはさまざまな場面で大活躍してくれる観葉植物。
「病気の克服」「商売繁盛祈願」「受験合格」「就職活動成功」など、ポジティブに捉えていたい人にはピッタリ。
金運を呼び込みたい人にもおすすめです!
ただし、お見舞いに「鉢植え」を持って行くのはNG!
そもそも、鉢植えの植物は「根付く」という意味を持っています。
そのため、「根付く」から「寝付く」という言葉を連想させてしまうと大変。
「いつまでも退院しないでください」という意味に誤解させてしまう可能性も。
お見舞いの品としては「鉢植え」は不適切なので、気を付けておきましょう。
それでは、パキラの花が咲くのはどんな場合でしょうか?
振り返ってみましょう!
【よく読まれている記事はこちら】
パキラの花を楽しむためのコツ~まとめ~
パキラの花を楽しむためには、実生株である必要があります。
実生株とは、種から育てた株のこと。
でも、日本で流通しているパキラのほとんどは挿し木で育てられたもの。
実生株を見つけることから気を付ける必要があります。
挿し木か実生株かを見分ける決め手は根元の部分。
実生株は挿し木と違って、根元の部分がずんぐりと太くなっていて、なかなか印象的な姿をしています。
ネット通販などでは、パキラの実生株として販売されているものもあるようです。
注意深く探してみましょう。
また、実生株であっても、すぐに花を見る事ができるわけではありません。
種から育てて5年から10年はかかると言われています。
でも、一度開花して実を結ぶと、その後、毎年開花し実が成るという嬉しいプレゼントが!
インドアプランツとして優秀なパキラ。
花や実も楽しめるなんてすてき。
根気強く育てて、楽しみの多いパキラを目指してみませんか?
【関連記事はこちら】
はじめまして。実は、挿し木のパキラでも花は咲くのです。
我が家のパキラは実生株から枝をカットして、根っこを出させて植えた
挿し木のパキラから花を咲かせました。親の実生株は二十年以上
未だに花を咲かせたことはありませんが、挿し木の子供パキラは
八年ぐらい経った昨年、初めて二つの花を咲かせました。
今年も同じ七月上旬に花が咲きました。そして今回は実が成り
今も丸く生長しています。種を採取できるのが楽しみです。
逆に親の株はどうした?と思っています。
はるぱぱさん、コメントと貴重な情報ありがとうございます!
挿し木でも、土の状態などがいいとお花が咲くんですね(⌒∇⌒)
ちゃんと実もなっているとのことで、これからの成長もますます楽しみですね!
もし、種が収穫出来たらまた教えてくれると嬉しいです♪