うどんこ病の対策と原因は?

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突然ですが、うどんこ病って聞いたことありますか?

私はよく、そのうどんこ病について質問されることが多いんです。

 

なぜそういった質問が多いのかというと

「うどんこ病はどの植物にもかかる可能性のある、メジャーな病気」

だからに他なりません。

 

うどんこ病にかかると

  • 実がならない
  • 野菜などは味が悪くなる
  • 花が咲かない

などの状態になってしまいます。

 

さらに厄介なのが、近くの同じ植物に感染してしまうことです。

 

メジャーな病気な上に、かかると厄介なうどんこ病について紹介していきます。

原因を知ることで対策を知り、予防と対処の方法をマスターしましょう!

 

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うどんこ病の原因を知ろう!

 

 

うどんこ病は、特徴的な白い粉のようなものが付く症状があります。

この白い粉のようなものに原因となるものが隠れているのです。

 

その正体は「カビ菌」なんです。

菌はなにで繁殖するかご存知ですか?

 

答えは胞子です。

この胞子が付き、その後にカビが生じます。

 

白い粉のようなカビが発生し、それを放っておくと侵食が進み枯れてしまうこともあるんです。

そして胞子により繁殖するので、近くの同じ植物にも感染が広がってしまいます。

 

うどんこ病の原因は「カビ菌」であることは押さえられましたか?

そしてカビ菌であるが故に「胞子」で繁殖することもポイントですよ。

 

大元の原因が分かったところで発生しやすい時期を見てみましょう。

 

 

 

うどんこ病が発生しやすい時期は?

 

 

発生しやすい時期は通常のカビとは異なり、少し広い期間となります。

5月~10月頃で気温は25℃前後の時です。

梅雨、初夏、秋口が目安であり真夏はほとんど発生しません。

 

また発生の前に乾燥が長く続いていると発生しやすくなります。

これは胞子が飛ぶ条件が揃うからです。

 

発生しやすい時期に関わらず、いつでも発生する可能性はあります。

 

 

発生しやすい季節、気温などは覚えられましたか?

またその前に乾燥が続くと可能性が高くなることも押さえておきましょう。

これらの条件が揃う時は要注意ですよ。

 

ではどんな注意をすれば良いか?が気になるところですよね。

具体的な方法を見ていきます。

 

【おすすめ記事はこちら】

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うどんこ病の具体的な予防法は?

 

 

ここまでに書いた原因の「カビ菌」「胞子」から、発生前の気候と発生しやすい時期が分かりました。

その条件を塗り潰していくことで予防ができるんです。

 

乾燥気味が続くようならば、適宜で水を与えてください。

また風通しの良い場所で、よく日光に当てましょう。

こうすることで「胞子」がつくことを防ぎ、「カビ菌」の好む蒸れた環境を防いでいきます。

 

植物の生育過程では蒸れに注意をしましょう。

密集させないことを意識します。

また繁殖し過ぎたツル、葉は間引きを行い風通しを確保してあげましょう。

 

その他では肥料の与え過ぎにも注意が必要です。

肥料を与え過ぎると抵抗力が落ち、病気にかかりやすくなります。

また肥料やけといって、根が痛むこともあるんです。

 

人間と同じで、植物も栄養バランスが偏ると病気になっていまうんですね。

うどんこ病の場合は、特にチッ素を多く含む肥料に注意が必要になります。

 

 

いかがでしたか?

ここまで書いたように原因への対策をすることで予防になります。

 

「カビ菌」「胞子」「なりやすい気候」をしっかりと覚えて、それらを塗り潰していきましょう。

 

とはいえ予防を万全にしても、残念ながら病気にかかることもあります。

予防法だけではなく、病気になった後の対策まで知っておきましょう。

 

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うどんこ病になってしまった時の対策は?

 

 

気をつけて予防をしていても病気になってしまうことはあります。

人間も同じですよね。

病気になってしまった時の対応を知っていれば不安も和らぎます。

 

ここでしっかりと対応を覚えて頂き、もしもの時に備えてください。

 

基本的には病気の治療となりますので、薬剤での処置が必要です。

自然治癒することもありますが、周りの株に感染しますので適切に早く対処しましょう。

 

 

 

病気に気づいたら早く対処、処置をしましょう。

その際に薬剤で菌を叩く必要があるのですが、薬を使う方法と薬以外を使う方法があります。

 

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

うどんこ病の対策でおススメの薬剤は?

お分り頂いている通り、うどんこ病の原因は「カビ菌」が原因です。

 

薬で治療をする場合は、この菌を叩くために殺菌剤を使います。

市販の中の総合殺菌剤の分類の薬剤を使いましょう。

園芸店やホームセンター、ネット通販で手に入ります。

 

ポイントは対雨生(たいうせい)、耐光性(たいこうせい)であること。

また残効性(ざんこうせい)の高いものから選んでください。

残効性が高いと使用回数が減り、最終的に野菜などでは収穫時の残留性は少なくなるんです。

 

その他では炭酸水素カリウムが有効となります。

こちらは食品にも使われるので安心して、収穫などの前日まで使えますよ。

 

 

使うべき薬剤のポイントは分かりましたか?

なるべく残留しないものや、安心できるものを選びたいですよね。

 

続いては薬剤を使用しない対処方法です。

 

 

うどんこ病の対策を薬剤無しでする方法とは?

うどんこ病を薬剤を使わずに治療したいと思う方も多くいます。

薬剤を使わないのであれば蔓延を防ぐために、発生部位の除去が必要です。

 

症状が軽ければ発生部位のみを取り除き、株全体が病気であれば株ごと取り除きましょう。

この時に落ちている葉や、周辺の雑草を取り除くことも忘れないでください。

取り除いた部分、取り除いた落ち葉や雑草はしっかり密閉して廃棄しましょう。

 

重曹や酢を使う除去方法もあります。

しかし、この二つはあまりおススメしておりません。

 

重曹スプレーは濃度を間違えると葉が硬くなったり、枯れることもあるのです。

酢は食酢の方が効果が高いようなのですが、使用後の匂いが気になります。

 

上に書いた薬剤なら人体にも影響ありませんので、デメリットのある重曹や酢を選択する必要はないのです。

 

 

ここでのポイントは、しっかりと取り除くことです。

また周りの落ち葉や雑草までキレイにしましょう。

 

重曹や酢を使用して対処することをおススメされた事があるかもしれません。

でも、デメリットがあることも覚えておきましょう。

 

最後におさらいです。

 

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うどんこ病の予防と対策~まとめ~

 

 

比較的メジャーであり、厄介でもあるうどんこ病について紹介してきました。

ポイントは覚えられましたか?

絶対に覚えておきたいポイントは7個です。

おさらいしましょう。

 

  1. 原因は「カビ菌」で、「胞子」で繁殖すること
  2. 乾燥が続いた後に発生しやすく、冷涼で湿気の多い時にかかりやすい
  3. 風通しに注意で、置き場所の他に葉の間引きなども必要
  4. チッ素の多い肥料で発生する可能性が高くなる
  5. 専用の薬剤で対処をする方が確実で、総合殺菌剤やカリウムのものを使う
  6. 発生部位は速やかに切り取り、密閉した上で廃棄をする
  7. 発生時は周りの落ち葉、雑草まで捨てる

 

この7個をポイントとして押さえましょう。

 

これさえ知っていれば、うどんこ病の予防も対策も出来ます。

ぜひ参考にして下さい!

 

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