ミントの室内での育て方!上手に育てる5つのポイント

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今回は初心者の方が一番最初に育てる事が多いハーブの「ミント」についてご紹介します。

ミントといえば強く、育てやすいイメージがある方も多いのでは?

そんなイメージも手伝って室内での育成を望む方も多いですよね?

 

私もよく、栽培キットからミントの育成を始めた方から相談を頂きます。

ミントは本当に育てやすい植物なのでしょうか?

室内だけで育てる事は出来るのでしょうか?

 

私が多く相談を受けた内容を中心にご紹介していきたいと思います。

コレを読めば皆さんの悩みも解決しますよ!

 

もはや説明不要な程に日常生活の中でも見かける有名なミント。

皆さんはこのミントに600種以上の品種がある事を知っていましたか?

 

知っている様で知らないミントの事。

ここで詳しくなってみませんか?

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ミントを室内で育てる方法!一年中育てられるの?

 

 

植物を室内で育てる時に毎回、疑問に思うことはありませんか?

一年中、室内に入れてていいのかな?と。

今回のミントはどうでしょうか?

 

ミントがどの様な植物かを知って頂いて、答えを見つけていきましょう!

ミントは非常に生命力の強いハーブです。

 

基本的に失敗しない植物なんていわれます。

また一年を通して収穫が出来る程にスクスク成長します。

 

根が生きていれば放っておいても復活するくらいタフな植物です。

真冬や真夏以外なら大概は成長します。

 

ミント育成の適温は15℃~20℃とされていますが、温度の一定な室内なら特に気にする必要もありません。

ここまで読んで答えは何となく分かりましたでしょうか?

 

生命力の強いミントは一年中、室内で育成が可能です。

鉢と鉢底石、ハーブ用か野菜用の培養土さえ用意出来れば育成可能となります。

 

また始めから一式揃えてある栽培キットもあります。

生命力が強いので細か過ぎるこだわりは不要です。

色々な意味で初心者の方が取り組みやすいハーブなんですね。

 

ただし、基本的な注意点のみ気を付けましょう。

  • 日光を当てる
  • 鉢植えなどの場合は株元の蒸れに気を付ける
  • 室温15℃~20℃程で管理する

 

ここだけはポイントとして押さえましょう。

他の植物を育てるポイントとさほど変わりません。

 

丸暗記でも損は無いですよ!

ここまでで疑問は一つ解消したでしょうか?

 

ミントは非常に生命力の強いハーブなんですね。

上にも書いた様に上の葉が枯れていても、根が生きていれば復活もします。

 

でも中には上の葉も枯らさず育てたいと思う方も居るかもしれません。

そうでなくても、葉が枯れてしまうのは心配ですよね?

葉を枯らさない為の方法や注意点はあるのでしょうか?

 

もちろんあります!

続いてはそこを詳しく見ていきましょう。

 

ミントを室内で育てる方法!葉が茶色くなったり枯れてしまう原因は?

 

 

生命力の強いハーブとはいえ、植物である以上は枯れる事もあります。

少しでも枯れてしまうのを避けるには、どんな事に気を付けるべきでしょうか。

 

ミントが枯れてしまう理由から考えてみましょう。

ミントは乾燥が苦手な特徴があります。

 

水をしっかりと与えないと枯れてしまう事もあるんです。

鉢植えのミントの水やりは、土が乾いたらたっぷりとあげる事が目安となります。

 

とはいえ水やりのし過ぎは根腐れの原因となります。

根の部分がベチャベチャのままになる様な事がない様に気を付けて下さい。

 

また水やりのし過ぎ、肥料のあげ過ぎで徒長(とちょう)する事があります。

徒長とは葉と葉の間に細い茎がヒョロヒョロと伸びてしまう状態をいいます。

徒長すると株元の蒸れの原因になる他、栄養が取られてしまうので株元が育たないなどの弊害が出ます。

 

万一、徒長した場合は徒長した部分を小まめに切り取りましょう。

よくミントの茎がヒョロヒョロとして自立しない、という相談を受ける事があります。

それはこの徒長が原因だと思われます。

 

ミントは成長が早い分、剪定(せんてい)もしっかりやらないといけません。

収穫を兼ねた剪定で良いので、伸びてきたらしっかりと実施しましょう。

株元が蒸れて枯れる原因となります。

 

また、病気や虫に付かれる原因にもなりますよ。

ハーブといえど、弱れば虫にやられる事だってあるんですね。

 

上に書いた日光にも注意が必要です。

育成に日光は必要ですが、直射日光では葉焼けする事があります。

カーテン越しに当てるなど、半日陰で育てて下さい。

 

この様に生命力が強いとはいえ、枯れてしまう原因はいくつかあります。

また、根腐れや病気などの場合は復活もしない事があるので特に注意しましょう。

枯れる原因、特に根腐れや病気には注意する点は押さえられましたか?

 

ここまで押さえられればスクスクと成長してくれる事でしょう。

しっかりと成長したら気になる事がありますよね?

収穫です!

 

続いてはそんな収穫の方法と、気になる剪定の方法を見ていきましょう!

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ミントの剪定と収穫のやり方は?

 

 

せっかく育ったミントはしっかり収穫してあげたいですよね?

収穫目的で育てる方も多く、この項目も多くの方から質問をされます。

 

早速、収穫と剪定の方法を紹介しますね!

ミントは成長が非常に早く、鉢植えなどの場合は直ぐに葉や茎が茂ってしまいます。

 

そうすると株元の蒸れに繋がります。

その為、伸びてきたら直ぐに剪定が必要なんです。

伸びた分の3分の1から半分程、切り取って下さい。

 

収穫を兼ねてやってしまいましょう。

切った部分は枝分かれし、次の茎が成長しますので心配いりません。

 

またミントは花が咲くのですが、花が咲くまで育てると香りが弱くなるので注意しましょう。

剪定や収穫は基本的に一年中出来ます。

 

ただ夏や冬といった気温が極端な時期は避けましょう。

その他、蒸れてしまう事が病気や虫付きの原因になると言いました。

湿度の上がる梅雨前から、梅雨の間にしっかりと剪定してしまう事をお勧めします。

 

ここまで剪定と収穫についてはお分かりになりましたか?

極力、葉を枯らさない為にはお勧めとした梅雨前後に実施してみて下さい!

 

この様に葉が早く伸びるという事は、その分だけ根も伸びるという事になりますよね。

続いては根が伸びた時に心配な事。

根詰まりを防ぐ為の植え替えについて説明します。

 

【おすすめ記事はこちら】

 

ミントの植え替え時期は?

 

 

成長が早いミントを鉢植えする場合、どうしても根詰まりという問題が付きまといます。

植え替えをして、対処するしかありません。

この場合、植え替えの手順や時期はどうなのでしょうか?

 

植え替えについて少し詳しく説明したいと思います。

 

植え替えの手順

  1. 水を控えて乾かし気味にする
  2. ミントを鉢から取り出す
  3. 黒くなった根をカットする
  4. 根が減った分、葉と茎もカットする
    (伸びた分の3分の1から半分程が目安)
  5. 培養土を入れた鉢に戻す
    (根を切っているので元の大きさの鉢で大丈夫)
  6. 薄めた液体肥料を与える
  7. 2~3日日陰に置く
  8. 新芽が出るので、3センチ程になったら2週間に1回液体肥料を与える

以上が手順となります。

 

必ず根のカットと、葉や茎のカットも併せて実施をして下さいね。

また植え替えの時期に関しては一年中実施が可能となります。

 

ただし、暑い夏は避けた方が無難でしょう。

上に書いた剪定と併せてやると楽なので、梅雨前後の実施をお勧めします。

 

植え替えの方法はお分かりになったでしょうか?

生命力が強い分時期の縛りはあまりなく、その点も育てやすいメリットになってます。

 

そんな生命力が強いが故によく紹介される栽培方法があります。

皆さんは聞いた事があるでしょうか?

また注意点まで知っているでしょうか?

 

続いては、そんな少し特殊な育て方の知らないと苦労してしまいますよ!というお話です。

 

ミントは土なしでも育てられる!初心者でも簡単に出来る方法

 

 

ミントには水耕(すいこう)栽培という生育方法があります。

これは土を使わずに水に浸けて育成する方法です。

ミントは本来なら土を使って育てる事が理想です。

 

ただ、生命力が強いので水耕栽培も可能であるというニュアンスになります。

基本的には向いていない育成方法なので、初心者の方にはお勧め致しません。

 

ネットなどで調べると数多く出ては来ますが、簡単なものではない事を覚えておいて下さい。

メリットもたくさんありますが、土以上に管理が難しくなります。

 

また正しく育てないと成長が弱かったり、一番の特徴である香りも弱くなります。

ここではやり方などは詳しく触れませんが専用の道具も必要ですし、しっかりとした知識も必要です。

 

初心者の方向けとは言い難いやり方ですので、まずは理想となる土での育成から始めましょう。

こちらも私が良く受ける質問の一つでした。

質問を受けた際も、私は初心者の方にはお勧めしておりません。

 

まずはしっかりと育てる喜びを知って頂きたいからです。

揃える道具も増えますので、まずは基本的な育成から始めましょう。

 

その方がミントは育てやすいというメリットが活きてきます。

ここまで私が受ける相談で、特に多いものを中心に紹介をしてきました。

知らない事もあったのではないでしょうか?

 

ポイントを忘れない為に、最後にまとめです。

 

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ミントを室内で上手に育てる方法~まとめ~

 

 

ミントの育成方法はお分かりになったでしょうか?

室内で育てる時のポイントを中心にお伝えしました。

 

ポイントは押さえられたでしょうか?

生命力の強いハーブとはいえ、基本的な注意点を押さえる必要がありましたね?

  • 日当たり(半日陰がベスト)
  • 水やり(乾燥は苦手)
  • 病気や虫(水の与え過ぎは駄目)
  • 蒸れに注意(剪定を都度実施)
  • 植え替え(根詰まりに注意)

 

この様に基本的な注意点が押さえられれば、しっかりと育成出来ます。

鑑賞にも、収穫して使うにも色々と楽しめる魅力があります。

 

育てやすい点もミントの魅力です。

元気に育てて、ミントの魅力を存分に楽しんで下さいね!

 

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コメント

  1. 37mama より:

    最近何かハーブを育ててみたいなぁーと思っていました。友人がミントが育てやすいと軽く聞いていてこの記事を読みましたが、ミントに沢山の種類があるとこにまず驚きました。そして本当にすぐ始められそうで是非挑戦してみたいと思いました。まずは日当たりと気温に注意しながら、手軽にキットで売っているものか、水耕栽培に挑戦してみます。

  2. かみさん より:

    室内での育て方というタイトルが気になり、記事を拝見いたしました。ミントは丈夫な植物で適度な水やり、日光で簡単に育つという点に魅力を感じました。
    剪定と収穫が一変に出来るのもめんどくさがり屋の私にとっては魅力的に感じました。根をカットし植え替えというのは知見がなく驚きました。栽培の難易度は記事にもある通り難しくなさそうですので、梅雨の時期を狙い栽培に挑戦してみようと思います。

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