ビオラの育て方!6か月以上長く咲かせるためのポイント

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ビオラの花をたくさん、そして長く楽しむためのコツってあるの?

実は基本の管理をすることが一番大事。
しかもコツコツと根気よくやればビオラはその気持ちにこたえてくれます。

今回は、基本の管理方法と、冬の過ごし方、病害虫の対策についてお伝えしますね。

 

ビオラの育て方!花をたくさん咲かせるコツ

 

ビオラはパンジーと並んで冬の時期に人気のお花。

パンジーよりも少し小柄な花を咲かせるビオラ。
いろんな色があって寄せ植えや花壇に植えるときれいですよね?

管理の仕方次第で1週間でダメになってしまうこともあれば6か月以上も長く咲かせることもできるんです!

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コツは大きく分けて3つ
その方法についてお伝えしていきますね。

 

花が咲き終わったら何をすればいいの?

 

ビオラの花は咲き終わったら種を付けます。
それを取っておいて来年咲かせるのもまた楽しみですが、それをやるのは1つか2つまでにしましょう。

終わってしまった花をいつまでもそのままにしておくと、当然ですが種ができますね?

その種を作るのにビオラがエネルギーを注いじゃうんです。
そうすると、新しい葉っぱもつぼみも出てきません。

こういった事態を避けるためにも「花がら摘み(はながらつみ)」をこまめに行いましょう!
この花がら摘み、やり方は簡単。

手でやってもらってもいいんですが、できたらハサミでやる方がいいです。

それはなぜか??

 

切り口がきれいになるから。

切り口がきれいな方が、後々病にもかかりにくくなります。
なので、できたらハサミで行ってくださいね。

ハサミは普通の園芸用のものでOKですよ。

 

ハサミは用意できましたか??

 

それではさっそく花がら摘みのやり方を・・・。

花がら(咲き終わった花のこと)の部分をもって、一番近くの葉っぱの生えている根元のところでチョキン!!

これだけです。

 

ね?簡単でしょ??

 

この「花がら」ってどうやって見分けたらいいでしょう??

ビオラの花って咲き終わってくると、花びらの先のほうがだんだんとクルン♪ってしてきます。
これが咲き終わりの合図です。

慣れてくれば、クルン♪とならなくてもなんとなく、「あ、これもうすぐ終わるな」っていうのがわかってきます。

ちょうどこんな感じですね。

この簡単な作業をしないでいると風通しも悪くなるし、新芽やつぼみも出てきづらいし、いいことありません。
風通しが悪いとカビが発生して病気になることもあるんですよ(´;ω;`)

水やりの前なんかに花がら摘みをこまめにやって、次の花を咲かせる準備をしましょう。

 

これで花がら摘みはマスターできそうですね??

 

花がらを摘むだけだと、どうしても問題が出てきます。

どういう問題かというと「だんだんと横に広がって来て、見た目が悪い!」っていうこと。

次はそんな場合の対処方法についてお伝えします。

 

ビオラが横に広がってきた!対策は?

 

花がら摘みも大切な作業の一つですが、それだけだとどうしてもタテや横に広がってきてしまいます。
ビヨヨーーンと間延び(まのび)した状態ってことですね。

これを「徒長(とちょう)」といいます。
でも、別に覚えなくても大丈夫ですよw

ただ、覚えておくと一段深い園芸談義ができちゃうかもしれませんね。
それは置いといて・・・。

この徒長したビオラ、放っておくとよくないの??
花はちゃんと咲いているのに?

 

そうなんです!

 

花は咲いていても徒長した状態が続いているってことは弱く育ってしまっているってことなんです。
じゃあ、一体どうすれば元気な姿に戻ってくれるのか?

これには「切り戻し(きりもどし)」という作業をしてあげます。

ビオラは一般的に強い植物といわれています。
寒さにも比較的強いですが、この話はまた後程・・・。

何が言いたいかっていうと、
「多少失敗しても大丈夫」ってことです!

 

初心者の方ですとなんとなく不安があるかもしれません。
なんといってもこれまで大事に育ててきたビオラにメスを入れるんですから。

つまりハサミで切るってことです!

 

よく言われるのはざっくり今の株の2/3~1/2くらいのところでジョキジョキ!!
っていう方法。

これだけ大雑把にやってもまたちゃんと育つんだからスゴイなと思います。

これを「切り戻し(きりもどし)」といいます。

この切り戻し、やる時期によって目的が違ってきます。

冬にやる場合は、「新芽を出してどんどん咲かせる」ことが目的。

 

春にやる場合は、「蒸れを防止して病気対策」することを目的としています。

 

冬にやる切り戻しの「新芽を出してどんどん咲かせる」って何??
花がら摘みをしていると、その少し下の方にぴょこんと小さな芽が出ていることがあります。

 

この芽!

 

せっかく出てきたんだからうまく活用してあげたいですよね?
花がらを摘んだ後、新芽に1番近い根元の部分で切ってあげましょう。

それで切り戻し完了です。

もし、まだ新芽の痕跡がなかったら??
そういう場合は、2~3節(ふし)下の茎の根元で切ります。

そうすると最初に説明した、2/3~1/2くらいの長さになっているはずですよ!

これを、できたら1週間に1回くらいのペースでやってあげるのが理想です。

 

切り戻しって結構一つ一つ見ていかないといけない作業なので、正直意外と手間です。

 

でも、切り戻しをやった株と、やり忘れちゃった株では元気が違います。
元気が違うってことは花が咲き続ける時間も違ってきます。

手間をかければ料理だっておいしくなりますよね?
花も手間をかければその分キレイに長く咲いてくれるんですよ ^ ^

 

新芽を出すための切り戻し方法はこれでOKですか??

では、春バージョンの「蒸れを防止して病気対策」する切り戻し方法についてです。

この切り戻しは、だんだんと花芽(はなめ)のつかなくなってくる3月以降のお話です。
花芽というのは簡単に言うと、花や新芽のことですね。

このころになると、春のお花がだんだん出てきてウキウキわくわくの季節です。

 

でも、虫の被害や、病気にあう確率が高くなってきます。

それを避けるためにも蒸れ防止をするための、この切り戻しは必要な作業ですね。

やり方は簡単、今度こそザクザク2/3ほどの場所を切るだけ。

この時期はとにかく蒸れないように、風通しを良くすることが肝心!

これで切り戻しはマスターできましたね?

 

知っていましたか??
実は、切り戻しをしても新しい芽を出すためのパワーが足りないとうまく成長できないんです!

 

そのパワーの素が「肥料」。
次はその肥料のやり方についてお話していきます。

 

花に必要な栄養を!

 

ビオラの花に限らず、長く咲かせるコツはなんといっても「追肥(ついひ)」!
もちろん、花がら摘みや切り戻しだって大切な作業ですよ。

 

 

ただ、脇芽を増やしたり、花を咲かせるためにはやっぱり肥料の力を借りないとうまくいきません。

私たち人間だって、思いっきり運動した後はたくさんご飯食べるじゃないですか??
ビオラにとって花がら摘みや切り戻しがハードな運動で、追肥が栄養補給なんですね。

栄養補給をしないで、どんどん切り戻しをしていったりすると当然ですが、力が出ない!!

 

そのために追肥は欠かせない作業ですね。

 

追肥って具体的にはどうやるの??

追肥用の肥料って基本的には2種類。

液体の肥料(略して液肥(えきひ))と、固形の肥料(置き肥(おきひ)なんて呼ばれます)です。

 

この二つの違いは、効き目の早さ。

 

液肥は早く効果が出るけど、効き目の無くなるのも早い。

液体なので水やりとすると一緒に流れて行ったりしやすいってことですね。

 

置き肥は効果の出始めは遅いけど、長持ち。

水やりの度にゆっくり溶けていくので、効き目長持ちなんです。

 

どちらか片方でもいいんですけど、ダブルでやるともっと効果的!!

 

液肥の場合は使う物にもよりますが、そのまま使えるタイプと、既定の濃度に薄めて使いタイプがあります。

そのまま使えるタイプのほうが、手間もかからず、すぐに使えます。
でも、薄めて使いタイプのほうがコストパフォーマンスが高かったりします。

 

そのあたりはホント、お好みで。

 

そのまま使えるタイプも、薄めて使うタイプも「ハイポネックス」っていうのをよく聞きますね。

他にも、有機肥料でできているものもあったり、意外と成分見ていると楽しいです!
これってもしかして私だけ?!

 

液肥は大体1か月に2~3回、株元にかけてあげます。
1か月に2~3回なので、10日に1回~2週間に1回くらいってことですね。

毎月10日、20日、30日は液肥の日と決めると意外と忘れないでできますよ!
なんだか、どこかの大手スーパーのCMのような文句ですけどね( ´∀` )

 

ここで肝心なのは、液肥の追肥を始めるタイミング!

 

園芸店などで買ってきた場合は、好きな鉢やプランターに植え付けをしていると思います。
その植え付けから2週間過ぎてから始めましょう!

 

ビオラもまだ新しいお家に慣れていないんです。

 

新しい環境に慣れてようやく少し根を張ることのできる時期が植え付けから2週間後くらい。
それまでは水やりと日光があれば十分です!!

 

液肥について、ここまで大丈夫ですか?

 

次は、置き肥について語っちゃいます!

 

置き肥はその名の通り「置く」肥料です。
これ、実は置く場所が肝心なんですね。

どこに置けばいいかというと、「鉢に近い場所」。

株元に近い場所に置くと何がいけないのか?
「肥料焼け(ひりょうやけ)」という現象が起こるからです。

この肥料焼けっていったい何??
肥料の養分が強すぎて植物が負けてしまうんです。

 

つまり、植物界のメタボ現象!!

 

人もメタボを放っておけばそのうち病気にかかってしまいます。

植物もそれと同じかちょっと重傷で、根元から枯れてしまう場合もあるんですよ!

 

なので、置き肥をやるときはなるべく鉢に寄せてくださいね。

 

そしてタイミングですが、2か月に1回のペース・・・。
なんとも忘れてしまいそう!!

 

そんなときは、もう、2か月後のカレンダーに〇印をつけちゃいましょう!!

 

忘れないように隔月(かくげつ)1日にしておくといいですね。

 

忘れたころにこの〇印が表れて、
「何だこりゃ??」→「あぁ、そうだったわ。思い出したわ」ってなると思います。

経験者は語る・・・。

 

そんな置き肥での有名どころは「プロミック」ですね。

 

実は、全然関係なさそうですがさっきお伝えしたハイポネックスと同じ会社のものなんですね。
それだけどっちも有名ってことです。

初めてでよくわからないという方には使いやすい肥料なのでおススメです。

こちらも当然、置き肥を始めるタイミングっていうのがあります。

 

それが植え付けてから1か月後

 

それまでは、液肥の時と同じくそっとしておいてあげましょうね。

 

この追肥をうまくやって、花がら摘みや切り戻しの後の花を長持ちさせましょう!

 

そういえば、さきほどビオラは寒さには強い植物だっていうことをチラっとお話したのを覚えていますか?

でも、いくら寒さに強くても霜があたるのはなるべく避けたい!

 

次は、そんな冬の間の寒さ対策についてお伝えします。

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ビオラの育て方!簡単にできる2つの寒さ対策法!

 

ビオラは寒さには強い植物です。

 

霜に何回かあたっても枯れてしまうことはあまりありません。

 

でも、何回かなんです。

 

せっかくここまで育ててきたんです。
簡単には枯れさせたくないですよね??

 

そのための方法を二つお伝えします。

 

  • 日が落ちてきたら玄関に入れる
  • 株の周りにワラを敷く

 

日が落ちてきたら玄関に入れる

 

やり方は文章そのままです。
玄関っていうのがポイントなんですよ。

玄関って家の中でも比較的寒い場所ですよね??

 

今まで2℃とか3℃とかの外にいたビオラがいきなり20℃以上のリビングに入れられたら??

 

人にとっては気持ちいい温度でもビオラにとっては暑すぎる!!

 

ようやくその気温に慣れてきたと思ったらまた外に出される・・・。

 

温度差が激しいと、その分、株が消耗しちゃうんです。

例えば、季節は真逆ですが、夏に暑すぎる車からクーラーがガンガンきいたスーパーに行ってお買い物。
そのあとまた暑さの戻っている車に乗車・・・。

これって意外と体力消耗するじゃないですか?

そんなことをビオラに経験させないためにも、比較的涼しくて気温差がない玄関っていうのがポイントなんですね。

 

プランターや鉢で育てている場合にはこれで対策はバッチリ!!

 

でも移動なんかできないよ!!うちは花壇に植えてるもん!!
そんな方もご心配なく。

そういう場合は次の方法をおススメします。

 

株の周りにワラを敷く

 

ところでワラってどこに売ってるの??
11月くらいになればホームセンターで見かけるようになりますよ。

このワラを株の周りに敷いてあげます。

これだけの作業ですが、結構元気に育ってくれたりします。

 

ワラを敷いた株と、敷き忘れてしまった株ではやっぱり元気さが違うんですね。

 

何がそんなにいいのか?

 

ワラには保温性があるからなんです。

 

それに通気性もいい。なのに保湿性もある。

なんだこれ?魔法の道具なのか?って感じですよね?

風通しって植物を育てる上ではとても大事。
蒸れることでかかってしまう病気にならないようにすることができます。

ワラを敷くのは個人的にはかなりおススメです。
土ばかりの鉢植えや花壇にいいアクセントになりますよ。

注意点は風で飛ばされないようにってことだけです。

ココまで、ビオラの寒さ対策OKでしょうか?

 

これだけでも十分ビオラを長持ちさせることはできますが、もう一つ注意しておきたいことが・・・。

 

それが、病気や害虫!!

場合によっては、株ごと処分!なんてことになりかねません。
そうならないようにしっかり対策していきましょう。

 

ビオラに発生しやすい3大病害虫

 

ということで次は、ビオラのかかりやすい病害虫とその対策についてお伝えしますね。

特に注しておきたいのがこの3つ!
うどん粉病、灰色カビ病、アブラムシの被害。

とりあえず順番にお話ししていきますね。

うどん粉病

 

どういう病気がというと、葉っぱに白くぽつぽつなり始め、最終的には葉っぱが真っ白になる病気。

この白さの原因はなんとカビ!
触るとサラサラしています。

 

カビだから湿った状態になると増えるんでしょ?
そう思ったあなた!

 

残念。

 

 

実は乾燥している状態のほうが好きなんです。

このカビ、土の中に潜んでいて、風とともにやってきて葉っぱにペタンとくっつきます。
真冬は生きていける温度になることがほとんどありません。

なので心配いりませんが、植え付け始めて少し経った11月ごろまではうどん粉病の被害に気を付けてくださいね。

園芸経験者ならだれもが一度は経験する、うどん粉病の被害。

予防方法はないのか??

 

もちろんあります。

 

それは適度な湿度を保つこと。

 

なので、定期的に水やりをすること。

でもあまり湿った状態にしておくと今度は別の病気にかかったりします。
つまり基本の水やりができていれば予防になります。

基本の水やりって??

 

それは、「土の表面が乾いたらたっぷりと」です。

さらに、できたら午前中に水やりは済ませましょう。

 

これだけ注意していてもうどん粉病にかかってしまったら??
初期の場合は病気になった葉っぱの部分を切り取ればそれでOK。

手でちぎるとカビの胞子(ほうし)が飛び散ることがあります。
ハサミを使って静かに、でも確実に切り取りましょう!

 

気づかないうちに被害が広がっていたら??

 

その場合は、「酢」で攻撃!

 

なるべく自然派でいきたいなら、うどん粉病には「酢」です。

一般的には30~50倍に薄めた酢を霧吹きでシュシュっとかけるだけでOK。
30~50倍に薄めるってなんかめんどくさそう。

 

でも、実は簡単で500mlのペットボトルに小さじ2杯の酢を入れれば50倍に薄まった酢ができます。
頻度は週に1回まで。

それも面倒・・・。

そんな時は市販の酢の入った薬剤を使いましょう。

自然派の方には「やさお酢」っていうのがおすすめ。
独自にブレンドされた食酢で作られたお酢で、うどん粉病以外にも使えるので、一石二鳥ですね。

うどん粉病の予防と対策についてはOKですか?

 

ところでさっき、湿った状態が続くと他の病気にかかったり・・・なんていうお話をしたのを覚えていますか?

 

それが灰色カビ病。
次はそんな灰色カビ病についてお話しますね。

 

灰色カビ病

 

灰色カビ病は、カビらしい名前ですよね。
高温(20~25℃)で多湿な環境が好き。

 

9月~12月、3月~7月によく発生する病気です。

 

特徴は、葉っぱや花びらに褐色(かっしょく)の点々が表れること。
そのままにしておくと褐色だった部分がどんどん広がって、だんだん灰色になってきます。

まさに灰色になるカビの病気。

気温は避けようがないですが、多湿の状況はさけることができます。

 

風通しを良くすれば、自然と多湿の状態は避けられますよね?

 

じゃあどうやって風通しを良くするの??

 

答えは簡単。

 

実はさっきお伝えしてるんです。

 

そう!!

 

切り戻しをするんです。

 

それでも、灰色カビ病にかかってしまったら??
残念ですが灰色カビ病にかかってしまったらその部分は二度と再生しないんです。

 

なので、切り取るしか方法はありません。
そして胞子が土の中にも残っていることがあるので鉢植えの場合は土も取り替えます。

 

灰色カビ病・・・結構厄介ですよね。

 

なので「切り戻し」!

これはやっぱり大事な作業なんです。
頑張りましょう!

そして、ビオラを育てていくと絶対1回は目にするアブラムシ。
次はこのアブラムシの対策をお伝えしますね。

 

アブラムシ

 

アブラムシ。実は意外と厄介なので見つけたらなるべく早くに退治したい!

 

何が厄介なのか?
蚊がマラリアの媒介になっているように、アブラムシも病気の媒介になることがあるからなんです。
こいつら、よく茎についていたり、花と茎の境目にいたり結構身をひそめるのが上手です。

なので、水やりの時にチェックしてあげるといいですよ。

そんなアブラムシの発生時期は・・・実は1年中!

特に暖かくなる春、過ごしやすい秋は注意が必要。

 

予防するにはどうしたらいいの??

 

光を嫌う性質を利用してあげるんです。

アブラムシはキラキラするものが苦手。
なので、株元にアルミホイルを置いてアブラムシ除けをする。

それから、好きなものに引き寄せる作戦も有効です。
アブラムシの好きなものって??

 

それは「黄色いもの」。
(やだ!なんかちょっとかわいいかも??)

虫取り用のテープで黄色いものを利用すると、ビオラよりも黄色いほうに行ってくれたりします。

 

何か手間をかけないで駆除する方法は??

 

天敵を放つ!!

 

アブラムシの天敵はテントウムシ。

 

アブラムシのことはテントウムシにお任せしちゃいましょう。
テントウムシ、結構いい仕事してくれますよ!

 

でも、待って待って。

 

テントウムシってどこで見つければ??
そんなかたにおススメなのは・・・

 

 

再び登場の「酢」。

 

これもさっきお伝えした30~50倍に薄める方法や、「やさお酢」を使ってみてくださいね。

 

やさお酢、って実はアース製薬から出ているんですよ。

 

虫といえば、蚊取り線香に代表されるようにやっぱりアース製薬かな?と。
これもおススメの理由の一つです。

 

だた、これは大量発生した場合にはあまり効果がないんです。
なので、大量発生した場合には薬剤をまくしかない。

そうならないためにも日ごろのチェックが大事ですよね?

 

ココまで色々とお伝えしてきましたが最初のほうに何をお伝えしたか覚えていますか?
そんな方のために今回の記事についてまとめてみましょう。

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まとめ

・花がら摘み、切り戻し、追肥で基本的な管理をすること。
・開花時期が冬なので寒さ対策をすること。
・病気や害虫の対策をすること。

〈花がら摘み〉
花がらをもって一番近い葉っぱの根元でチョキン!
花がらは花びらの先がクルンとしてくるのが合図!

〈切り戻し 冬ver.〉
・ザクザク2/3~1/2の場所で切る
 →これだと花芽つくまでに多少時間がかかります。
・新芽の出ている部分に近い茎の根元を切る

〈切り戻し 春ver.〉
ザクザク2/3くらいの場所で切る!この時期は蒸れ防止と風通しを考える。

〈液肥〉
2週間~10日に1回のペースで。
始めるタイミングは植え付けから2週間後。

〈置き肥〉
2か月に1回のペースで。
始めるタイミングは植え付けから1か月後。

〈寒さ対策〉
・鉢植え、プランターの場合
 →夜になったら玄関に入れる。
 →もしくは鉢にワラを敷く
・花壇の場合
 →ワラを敷く

〈うどん粉病〉
基本的な水やりで予防。かかってしまったら酢で対策。

〈灰色カビ病〉
切り戻しで風通しを良くして予防。
かかってしまったら病気の部分を切り取って土も新しいものに変える。

〈アブラムシ〉
予防法はキラキラするもので寄せつけない。黄色いものにおびき寄せる。
発生したらテントウムシにお任せ!または酢で退治。大量発生したら薬剤を使う。

こんな感じでしたね。

地味な作業でもコツコツとこまめにやれば必ずビオラは答えてくれます。

ビオラを6か月以上咲かせる方法、参考になればうれしいです。

 

ぜひ実践してみた感想も聞かせてください!!

 

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コメント

  1. tyny より:

    パンジーよりビオラの方が好きで毎年冬になるとベランダで育てています。色んな色があって冬のベランダが華やかになります。しかし6ヶ月以上も長く咲かせられたことはありません。水をあげすぎてカビが発生してしまったこともあります。この記事を参考に今年は基本の管理をコツコツ頑張ろうと思いました。花がら摘みにも挑戦してみようと思います。勿論、はさみで。

  2. kogitsune より:

    ビオラは冬に彩りを添える代表的な花でとてもきれいです。上手に咲かせている人もいますが、実際自分では育てたことがなく見て楽しむだけでした。1週間でだめになることもあれば、半年もつこともあるという情報は衝撃でした。花がらを摘むことや、切り戻し、追肥について、初心者にもわかりやすく説明してあり、数字などでしっかり教えてくださったので、すごくわかりやすかったです。最後のまとめも、覚えておきたい情報が凝縮されていました。ハードな運動をしたあとに栄養補給が必要。というのもいい例えです。なんかビオラを解説どおりに育ててみたくなってしまいました。教えてくださりありがとうございました。

  3. はなぷー より:

    ビオラという花を全く知りませんでした。とてもかわいらしい花だと思います。寒さに強いなんてこれからの季節にぴったりですね。
    花がら摘み、切り戻し、肥料などただ植えればいいのではなく、きれいな花を咲かせるために、やることはいろいろあるのですね。
    その他、病気や害虫などにも気をつけなくてはならないなんて、ガーデニングはなかなか大変だと思いました。でもそれで6カ月以上花を咲かせてくれたら、ひときわ嬉しいし、愛らしいのでしょうね。
    私もなるべく手のかからない物から挑戦してみようと思いました視聴しました。

  4. はな より:

    毎年ビオラは植えていますが、花柄摘みをするくらいで切り戻しはしたことがありませんでした。育て方として言葉は知っていましたが、理由やその効果などきちんとした知識がなかったのでとても分かりやすくて納得しました。肥料も置き肥は使ったことがなく、長くお花を楽しむためのコツがわかってとても参考になりました。今年の冬は切り戻しや肥料などきちんとお世話をしてあげて長くたのしみたいです。

  5. たろー より:

    ビオラの育て方について、とてもわかりやすく具体的に説明していただいているので、不器用な私でも存分に楽しみながら育てることができそうです。
    花がら摘み、切り戻しという作業が花を長期に渡って楽しむためには大切だということがよくわかりました。とっても科学的な視点から説明していただいているので納得しました。
    うどん粉病とアブラムシの対策は目からウロコが落ちる思いです。とても参考になりました。

  6. 紺紺 より:

    ビオラって6ヶ月も持つんですね!花がらを摘むのは気づいたときに行う程度でしたが、ハサミで切り落としていくのは知りませんでした…。肥料であったり、日当たりであったり、思っていた以上に繊細な花でした。学校や花壇にも植えられる定番であるだけに、綺麗に咲かせてみたいです。

  7. 桜色さくら より:

    学校や花壇で植えられている身近な花ですが、結構手間がかかる…。それでも正しいお世話で、可愛らしい花を長く楽しめるのはいいですよね。肥料や切り戻しも面倒そうですが、慣れると楽しくなるんでしょうか。ホームセンターに行くと安価で買えたりするので、庭が華やかになりそうです。

  8. みかんの季節 より:

    ビオラが半年以上も長持ちする花であることや花自体がすぐ枯れるものだと考えていたのですが長持ちするものもあるということを知り、とても驚きました。さらにその方法が基本的にははさみを用いれば出来るということで、とても簡単であるということにも驚きました。そしてこれだけ簡単で長持ちするのなら育ててみたいと思いました。
    1つ疑問なのですが長持ちするというのは、ひとつの花が半年以上長持ちするのではなく、新しい花を咲かせ続けることで半年以上長持ちするといった認識で宜しいのでしょうか。

  9. モネ より:

    ビオラは大好きな花なので毎年玄関先に鉢植えを置いています。だけどなかなか長く育てられなくていつも失敗していたんですがこのページで色んなコツや裏技を教えていただけたので今年こそ長く咲かせたいと思いました。うどん粉病にはお酢なんですね。専用の物が有るとは知りませんでした。でも、こまめな切り戻しと花がら摘みが大切だと教えていただきましたので面倒くさがらずやりたいと思います。
    長く咲かせるように頑張ります。

  10. tttk より:

    「6か月以上咲かせる方法」と大大的にかかれており、「ほんとかな」と読み始めは感じましたが、記事を読んでみて納得しました。
    「花がら摘み」「切り戻し」を行ったこともありませんでしたし、追肥をしてはいましたが、追肥にも様々な方法があるのだなと思いました。
    またアブラムシにもいつも悩まされていましたが、私も近くに黄色いものをおいてみたいと思いますし、もしてんとう虫を見つける機会があったら家に連れて行ってビオラで存分に仕事をしてもらいたいと思いました。笑
    肥料についても今は様々な肥料が売られている中、どのような肥料がおすすめなのかぜひ知りたいです。

  11. 大型犬 より:

    ビオラの事がとても良く分かりました。巻いて来ていた花は手で摘んでましたが、ハサミで切った方がよいのですね。あと、ドンドン伸びて広がって行ったらもぅ御終いかと思っていました。今度広がっていったら切り戻しと一度試してみたいと思います。アブラムシの対処方法も薄めた牛乳を巻いたりしていました。間違えた方法をしていたみたいです。田舎なのでビオラが自生していたりしますが、可愛いので植え合わせに使用したりしています。これからビオラに優しい人間になれそうです。有難うございました。

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