パンジーの育て方!園芸初心者こそ種から育ててみてほしい!

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パンジーを種から育てる方法についてお伝えしていきたいと思います。

 

今回は、種を植えてから鉢に植えられる大きさになるまでのお話になります。

 

 

道具を本格的にそろえなくても大丈夫!

お手軽にできる方法もいくつかあるのでそれも含めてお伝えしますね。

 

ちょっと難しそうと思っても、ある虫に気を付けてもらえば意外と管理が簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。

 

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パンジーの育て方!種から育てるには?

 

 

秋から冬にかけてきれいな花を咲かせるパンジー。

そんなパンジーを種から育てる方法。

 

これを今からわかりやすくお伝えしていきます。

 

ではさっそく種まきの時期からお話始めさせてもらいますね。

 

 

種まきの時期は?

突然ですが種には発芽するのに必要な温度があるって知ってましたか??

 

もちろんパンジーの種も例外じゃありません。

 

それはズバリ!!

 

20℃前後!!

 

そんなこと言われても・・・それっていつなの??

種まきの適期は一般的に8月の終わりごろから9月半ばまでとされています。

 

ここで疑問ですよね?

 

え??

8月~9月ってすごく暑くない??

 

そう思うのも当たり前ですよ。

実際8月~9月に20℃って考えられないですもんね。

 

でも、お花の場合の適温っていうのは

「地面の温度」なんです。

 

つまりこの場合、「地面の温度が20℃を上回っていれば発芽できますよ」って意味。

そう考えれば8月下旬から9月中旬が種まきの時期っていうのは納得できますよね?

 

10月以降は種まきしちゃダメなの??

実はそうでもないんです。

 

本当は何もしなくても適温をキープできる適期がいいです。

 

でも!

 

万が一!!

 

その時期を逃してしまったら??

この「地面の温度」という理屈を逆手にとってしまえばいいんです。

ちょっとした工夫で地面の温度ってあげられるんですよ。

 

その工夫とは?

2つ紹介しますね。

 

 

工夫1~ビニールをかぶせる!~

いちご狩りってビニールハウスのなかでやるじゃないですか?

 

太陽が当たる昼間・・・結構あったかいですよね?

そして夜はその温まった熱が逃げにくい!

 

その状態を種まきの時に作ってあげるんです。

寒冷紗(かんれいしゃ)というものを使ってみてください。

 

もし寒冷紗がないようならスーパーのビニール袋みたいなもので代用できますよ。

この場合あまり蒸れる状態は避けたいところ。

なので適当につまようじなどでプツプツと穴をあけることをおススメします。

 

 

工夫2~室内で管理!~

昼間は窓辺の日かげで管理。

 

夜は窓際が冷えるようならキッチンのカウンターやテーブルに移動させます。

この、日かげっていうのはポイントですよ!!

 

その理由はあとで詳しくお話します。

 

 

パンジーの種まき時期については理解してもらえたでしょうか??

ここまでおさらいしておきます。

 

  • 8月下旬から9月中旬までがベスト
  • それ以降は地面の温度を上げる工夫をしながら発芽させましょう!

 

 

種まきするのに何があると便利なのか??

次は、基本の準備品について学んでいきましょうね。

 

 

パンジーの種まきに準備するもの

一言でいえばそれは3つ!!

 

種まき用の土、セルトレイ、霧吹き。

それと新聞紙があると後々便利ですね。

あ、4つになっちゃった( ´艸`)

 

誰がなんといっても必要なのが、種まき用の土ですよね。

これがなくっちゃそもそも種がまけません。

市販で種まき用の土も売っているのでこれを用意しておけばOKです。

 

例えばこんな感じの土を用意しましょう!

 

いやいや、種まき用の土から自分で作りたいよ!

 

という場合は、

ピートモス、バーミキュライト、赤玉土(あかだまつち)の小粒のものを

2.5:2.5:5くらいの割合で混ぜて使用してください。

 

ちなみに簡単に土の紹介をするとこんな感じです。

 

  • ピートモス
    土の性質を酸性にして水のもちをよくしてくれる土
  • バーミキュライト
    水のもち、水はけどちらもよくしてくれる土
  • 赤玉土
    肥料になる成分がないので虫が寄り付かない。通気性、排水性、水持ちのバランスがいい

 

種まきなので、土には特に栄養がなくてもOKなんですね。

栄養分があると虫が寄ってきやすくなります。

そうするとせっかく出てきた新芽が全部食べられちゃった!!なんてことになりかねません。

 

 

土についてはわかった。ところで「セルトレイ」って??

「セル」っていうのは直訳すると「細胞」。

「トレイ」っていうのは説明しなくてもわかると思いますが「入れ物」ですね。

 

つまり、細かく分かれた入れ物ってことです。

実際、たくさんの種をまくのにはとても便利な道具ですよ!

 

ただ、そんなの次にいつ使うかわかんないし・・・。

そう思いますよね??

 

そんなときはあるもので代用できちゃうんです!!

身近にあるもので細かく分かれた入れ物ってなんだか思いつきますか?

 

 

そう!!

 

たまごのパック!

 

 

あれで代用できちゃうんです。

詳しい方法は種まきの方法を説明するときにお伝えしますね。

 

 

そして種まきの準備品最後の刺客!!

霧吹き!

 

これは何をするときに使うかというと、種をまいた後の水やりに使います。

 

え?

じょうろじゃダメなの??

 

そうですよね。

まあ、じょうろでもハス口(はすくち)になっているものならそこまで問題ありません。

 

ただ、ホースみたいにドバっと水が流れるタイプのじょうろは種まき後の水やりには向いていません。

 

それはなぜか?

当たり前ですけど、種って小さいじゃないですか?

 

その種が水圧に負けて土の奥の方まで入って行ってしまうと、土が重すぎて発芽ができなくなってしまうんです。

 

そんな時に霧吹きを使うと・・・。

 

想像してみてください。

水がやさしくシュッシュとかかりますよね?

 

「やさしく」なので、種がどこかに流されてしまったり、土の奥の方に入って行ったりすることはほとんどありません。

うまく発芽させるためにも霧吹きは必要な道具なんですよ。

 

 

最後に、ちらっと新聞紙についてです。

 

新聞紙が必要な理由は3つ。

  • 必要以上に水分が蒸発するのを避けるため
  • 虫を寄せ付けなくするため
  • 暗くするため

 

この辺りも種まきの時に詳しくお話させてもらいますね。

 

さて、これでパンジーの種まきに必要な道具はそろいましたか??

念のため軽くおさらいしておきましょう。

種まきに必要な道具とその理由は以下の通りです。

 

  • 種まき用の土
    市販のものでOK。
    自分で作るときはピートモス、バーミキュライト、赤玉土(あかだまつち)の小粒のものを2.5:2.5:5くらいの割合で混ぜる
  • セルトレイ
    種まきの時に土をいれて置く道具。なければ卵パックで代用!
  • 霧吹き
    種まき後の水やりに必要。
  • 新聞紙
    水の蒸発を避ける、虫の予防、暗い状態を作るために必要。

 

 

準備も復習もできたところでいよいよ種まきです。

次は種まきの手順についてお話していきます。

 

 

パンジーの種まき方法は?

種をまく前に発芽率UPのためのポイントを教えちゃいます。

 

それはなんと・・・

種まき前に1か月間冷蔵庫で保管!!

 

冷蔵庫!?

そうなんです!!冷蔵庫です。

 

なぜ冷蔵庫なのか?

それは「冬」を体験させるため。

 

冬を疑似的(ぎじてき)に体験することで種が

「あ、春が来た!芽を出さないと!!」ってなるんですよ。

結構単純な仕組みなんですけど、納得ですよね?

 

もし、1か月も冷蔵庫に入れておいたら適期を過ぎちゃうよ!

っていう場合は、最低でも1週間くらい冷蔵庫に入れておいてください。

 

それでも適期を過ぎそうな場合は冷蔵庫保管しなくてもOKです。

これはあくまでも発芽率を上げるための作戦。

 

それよりも適期を過ぎてしまって本当に発芽ができなくなってしまうと困るので、余裕のある方は、コレやってみてくださいね。

 

 

さて、それでは本題に入りましょう。

種まきのやり方は簡単!

 

セルトレイにまく場合は容器に土を入れて、容器が丸ごと入るようなお盆に2~3cm水を張って、底から土に水を吸わせます。

 

それなりの水の量が必要なので、容器の大きさによっては何度か同じ作業をしてください。

土の表面が湿ってきたら準備完了です。

 

次に卵パックの場合です。

 

  1. 卵パックを半分に切る
    ハサミでも手でもやりやすい方で

  2. 器のそこに5mmくらいの穴をあける
    クギやキリを使うとやりやすいですよ。

  3. 土を入れる
    お米をはかるみたいにめいっぱい入れましょう

  4. フタのほうに水を入れる
    少しずつやりましょう

  5. フタを下にして重ねる
    これで土に水を含ませます。
    4の作業でたくさん水を入れてしまうとあふれるので注意してください。

 

突然ですがクイズです!!

なぜフタではなく器のほうに土を入れるかわかりますか??

 

たまごって極端に言うと雫(しずく)みたいな形じゃないですか。

実はそのとがったほうが下なんですよ。

 

なので、すこーしだけ器になっている方がフタより小さいんですね。

それを利用してフタの部分を下に敷いてあげるとスポッと器が入るんですよ。

ということで、器に土を入れます。

 

土が準備できたらひと塊ごとに種を均等に3~4個ずつ蒔いていきましょう。

とてもきれいに種をまくならピンセットで蒔くのが一番ですが、そんな時間の無い方に朗報です!

 

まず紙を一枚用意しましょう。

大きさは5cm×10cmくらいあれば十分です。

わかりやすい例だとスマホくらいのサイズ感でしょうか?

 

それを縦長になるように折ります。

溝の部分に種を入れて、上からトントントントンとすると・・・あら不思議。

 

種が一列に並んで落ちてくるんですよ。

そうやって種まきしてみてください。

 

種をまき終わったら覆土(ふくど)という作業をします。

作業というほど大げさなものではありません。

 

種の上からうすーーく土をかけるだけ。

覆土が終わったら、霧吹きで土が十分湿るまで水をやります。

 

そしてその上から新聞紙をかける。

「準備するもの」という項目の中で軽くお話ししましたが、こうすることで余分な水分が蒸発するのを避けます。

 

発芽には水が一番大事なエネルギー。

その水を奪わないためにも必要ですね。

 

そして虫よけの役割も!

 

発芽したばかりの芽って、虫にとってはごちそうなんですって!

芽を守るためには入りこむスキを与えないこと。

 

昔は畳の下やタンスの下などに新聞紙敷いてたりしたんですよ。

それも防虫のため。

新聞紙のインクのにおいを虫が嫌うなんて話もありましたね。

 

そしてこれが一番大事!

 

暗くするために新聞紙を使う。

芽も何も出ていない状態の種には実は光って必要ないんですよ。

 

まず発芽に必要なのは水と適切な温度。

 

なので芽が出てきたら新聞紙は取り払う必要がありますが、芽が出るまでは新聞かけておいた方がイイでしょう。

まぁ、1日や2日新聞かけ忘れても特に問題はないですけどね。

 

 

これで種まきの手順の紹介はおしまいですが、水やりは土が乾かないように毎日霧吹きを使用してやってくださいね。

順調にいけば1週間ほどで芽が出てくると思いますよ!!

 

 

ここまで種まきの方法について復習しておきましょう。

 

  1. 前日に容器に入れた土を濡らしておく
  2. ひと塊に3~4粒ずつの種をまく
  3. その上から軽く覆土する
  4. 霧吹きで水をかける
  5. 新聞紙をかぶせる

 

この手順ですね。

 

 

では、芽が出てきたら??

次は発芽後の管理方法についてお話します。

 

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芽が出てきたら?

芽が出てきたらまず初めにすることは新聞紙を外すこと!

 

そうなったら今度はおひさまの出番です。

日当たりと風通しのいいお外での管理が基本です。

 

ただいきなり外に出すとパンジーもびっくりしてしまうんです。

なので最初は夕方の少し涼しい時間だけ、次の日は午前中だけという工夫をしてみてください。

 

パンジーもまだまだ生まれたての赤ちゃんです。

意外と繊細なんですよね。

 

そしてこの時に虫の被害には気を付けてください!!

 

どんな虫に注意すればいいかついてはまたあとでお話しますね。

 

 

水やりについてです。

発芽後の水やりは朝のうちに済ませてしまいましょう。

 

夕方以降はあげてはいけないのか??

そういうわけではないんです。

 

夕方以降に水やりをすると「徒長(とちょう)」の原因になるからなんです。

ところでその徒長って何??

 

葉っぱと葉っぱの間が間延びしてしまう状態のことです。

 

そうなると何がいけないの??

見た目がかっこ悪いこともありますが、パンジー自体の虫や病気に対する免疫力が落ちてしまいます。

 

でも水不足になる方がパンジーの生死にかかわる問題。

なので誤解はしないでほしいんですが、そういう理由があるんです。

というわけで、できるだけ朝のうちに水やりをしてください。

 

ただ、徒長を避けるには夕方じゃなければいいのか

と思って昼間の暑い時間に水をやることは、ダメ、ゼッタイ!!

発芽後もまだまだ昼間は暑い時期が続きます。

 

そんな時に水をあげるのは「さあパンジーさん、全身火傷しなさいよ!」と言っているようなもんです。

13時とか14時とか最高にダメな時間帯ですよね。

 

地面の温度が上がるといくら冷たい水をかけてもすぐに熱くなっちゃうからなんです。

例えばアツアツのアスファルトに水をかけてもすぐにあったまっちゃうじゃないですか?

 

あれと同じことをしているんです。

基本的には朝に水をあげてもらえれば問題ないです。

 

そして芽がそろってきたら「間引き(まびき)」という作業をしてあげましょう。

間引きというのは生育の悪い芽を抜き取ってしまう作業。

 

植物の世界も弱肉強食。

育ちのいい子が勝ち残るんです。

 

 

例えば、種まきの時に一つの入れ物に4つの種を植えたとします。

例えば、それらが全部発芽しました!

(やったね!)

 

本葉が2枚生えてきたところで、そのうち、2つ育ちが悪い子を抜き取ってください。

これで残りは2本。

 

そして本葉が4枚生えてきたころ。

そのうち1つ、育ちの悪い子を抜き取ります。

 

そうして勝ち残った苗の赤ちゃん。

そのころに第1回ポット上げです。

 

いよいよ卵パックからの卒業!

ここで使うのは6cmのポット。

 

園芸店でよく見るポット売りの苗より一回り小さいポット。

ちなみにポットっていうのはビニール製のあの黒いヤツです。

 

そこに結構ぎゅうぎゅうに土を入れます。

土はパンジー用の土があればそれでもOKですが、一般的な花や野菜用の土でもOK。

 

そして土を濡らします。

これは種を植えるときにもやったのですが理由はおぼえていますか?

濡らしてあった方が根が張りやすくなるからですね。

 

で、十分に土が湿ったら指2本重ねたくらいの穴をあけます。

深さは指の第一関節くらいです。

 

そこに生き残った苗を植えていきます。

まだまだ繊細な状態なのでなるべく根を傷つけないように植えたいんです。

 

そのためにはどうすればいいのか??

 

割りばし、ピンセット、竹串を箸のようにして使うなどいろいろありますが、

割りばしがおすすめですかね。

 

理由はとてもシンプル。

自分が扱いやすいから。

 

だって1日に1回は箸って使うじゃないですか??

普通に扱いやすい道具の一つですよね。

 

割りばしを使って根を切らないように周りの土も一緒に抜き取ります。

そしてさっき作っておいた穴に入れます。

 

もしスキマがあるようなら土を足してあげましょう。

そして株元を指で軽くキュっと押さえたら完成!

 

ポット上げをするといよいよ売っているものと同じ雰囲気が出てきて楽しくなってきますよね。

今後の水やりは土の表面が乾いてきたらやるようにしましょう。

 

まだまた暑い日もあると思います。

でも、あんまりにもしおれていてかわいそうだな、という時以外はぐっとガマン!!

 

次の日の朝たっぷり水をあげればOKです!

 

置き場所はポット上げしてから何日かは直射日光の当たらない風通しのいい場所で。

それはなぜか?

答えは簡単。

 

ポット上げされたあとってすごく繊細なんです。

そんな状態からいきなり外でバーンと日の当たるところに出されたらビックリしちゃうんですよね。

 

例えば、保育園に初めて預けられた子がビックリしてしまわないように「慣らし保育」するのと同じ感覚です。

なので、数日間は新しい土になれるためにも刺激の少ない日かげで過ごさせてあげるといいですね。

 

そのあとは、日当たりもよく風通しのいい場所に移してあげてください。

 

ただ、地面に直接置いてしまうと蒸れて病気の原因になったりすることも。

なのでポットをまとめて平たいカゴなどに入れてひとまとめにしておきます。

 

その下にレンガか何かを敷いて下からも風が入っていくようにしましょう。

この時期に1週間に1度くらいのペースで1000倍に薄めた液体の肥料(略して液肥(えきひ))をあげると根がよく成長しますよ。

 

根を成長させるには「カリ」という成分の多めのものを選ぶようにしてくださいね。

今はとにかく根を張ることが優先事項です。

 

そこから1か月くらいすると第2回ポット上げの時期になります。

この時は9cmのポットを使います。

 

1か月たっていなくても、ポットの底の穴から根が張っているのが見えれば植え替え時期です。

この辺りは本当に個性があるので臨機応変にいきましょう。

 

やり方は6cmポットの時とそんなに変わりません。

 

土をポットの半分の深さまで入れます。

そこに6cmポットから苗を取り出して真ん中に来るように置きます。

 

周りに土を足していきます。

土を足す時にまたあいつの出番がやってきます。

 

そうです。

割りばし!

 

苗と追加した土の間には実は少しスキマができます。

根をあまり傷つけないように、でもスキマの無いように割りばしでサクサク。

 

これ、しっかりやらないとうまく根が張れなくなってしまいます。

土が入らなくなるまでできたら、水をあげて完成!!

 

その後は6cmポットの時と同じ。

数日はあまり日の当たらないところで管理します。

 

それが終わったら日当たり、風通しのいいところに置きます。

肥料は液肥と置き肥。

 

液肥でよく使われるのはハイポネックス。

 

置き肥だとプロミックなんていうのが有名ですかね。

 

 

そして、こちらの場合もポットの底から根が張っているのが見えたらポットも卒業。

いよいよプランターや鉢に植え替えて育てることができます!!

 

 

ここまで本当にお疲れさまでした。

プランターでの栽培についてはまた別の記事でまとめていきたいと思います。

 

 

ちょっとボリュームが多かったのでまとめておきますね。

 

  • 芽が出てきたら
    風通しと日当たりのいい場所へ。ただし何日かはその環境にならす必要あり。
    水やりは毎日たっぷりと。

  • 本葉が2枚出てきたら
    間引きをしましょう。

  • 本葉が4枚出てきたら
    第2回目の間引き。
    そしてポット上げ

  • 6cmポットへのポット上げ
    土を満タンまで入れて湿らせる。割りばしで周りの土と一緒に移植。
    数日は日かげで管理。その後は日当たり、風通しのいい場所へ。
    1000倍に薄めた液肥(カリ多め)を1週間に1回あげる。

  • 9cmットへのポット上げ
    土をポット半分まで入れる。
    根を崩さないように真ん中に置く。隙間ができないように土を足す。
    その後の管理は6cmポットの時とほぼ同じ。
    液肥や置き肥をするといい。

 

 

こんな感じですね。

ここまで順調に育っていればいいのですが、虫の被害にあうこともあると思います。

 

 

特に新芽が大好きなあの虫にはご注意!!

次はそんな害虫対策についてお話していきます。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

ビオラの育て方!6か月以上長く咲かせるためのポイント

 

 

パンジーの育て方!注意すべき病害虫

 

 

パンジーで注意したい害虫ナンバー1はなんといってもアブラムシ!

ちょっとでも油断するとすぐやってくる厄介な虫です。

 

発生時期は調べると3月~10月ごろまでなんて書いてあったりします。

経験上、特に発生しやすいのは4月~6月、9月~10月って感じです。

 

やっぱり、虫も暑さと寒さには弱いんですね。

 

しかし!

暖かければヤツらはいつでも出てきます。

 

アブラムシがなぜ厄介かというと病気を運んでくるから。

あとは大量発生すると見た目がちょっとグロテスク・・・。

 

そんなアブラムシ、何か予防できる方法はないのか?

予防としては、反射するものが苦手なのでキラキラするものを株元に置いておく。

 

アルミのテープなんかを新体操のリボンのようにして針金か割りばしにくっつけて土に刺しておくといいですね。

そして、このテープが裏は銀、表は黄色になっているとなおいいです。

 

アブラムシって実は「黄色」が好きなんですよ。

なので、テープを黄色にしてみたり、黄色いお皿をおいたりするとアブラムシのほうから勝手に寄ってきます!

 

キラキラシリーズでおススメなのは、アルミホイルを株元に敷いておくことですね。

少しクシャっとさせておくと、反射もできてさらに効果大!

 

 

アブラムシってそうはいってもやっぱりいつの間にか発生していることはよくあります。

そんなヤツらの発見方法!

 

実はアブラムシには仲間がいるんですね。

その仲間を探すと案外近くにいたりします。

 

それが「アリ」。

 

アリが鉢やポットに行列を作っているようであればアブラムシも近くにいると思って間違いないでしょう!

なぜアリとアブラムシは仲間なのか??

 

アブラムシって実は人間にはわからないくらいの甘い匂いを出しているんですね。

それにつられてアリがやってきます。

 

やっぱりアリって甘党なんです。

なのでアリを見つけたらアブラムシがいると思って駆除にかかりましょう!

 

 

新芽の生えてくる時期なんか特に狙われやすい!!

でも、新芽なので強い薬剤には耐えられないのでは??

 

心配な方もいると思います。

薬剤を使わない駆除方法をお伝えしていきますね。

 

 

牛乳液で窒息させろ!

こう書くととても怖い感じですよね。

 

実はこれ、作り方は簡単。

牛乳と水を1:1で割るだけ。

 

それを霧吹きでアブラムシめがけてシュシュっと。

たったこれだけです。

 

 

セロテープでこまめに駆除

初期の段階であれば、少し粘着力を弱くしたセロテープでペタペタ・・・。

 

1匹ずつしか退治できないので本当に初期段階では確実です。

ただ、これでアブラムシが来なくなるわけではないんですね。

 

地道な戦いです。

 

 

防虫ネット

これが一番大事かもしれませんが、防虫ネットでそもそも入らせない!

 

不織布などをポットの入っている入れ物全体にかけてしまってそもそも入らせないようにする。

不織布であれば上から水かけても問題ありません。

 

また、銀の線の入った防虫ネットであればアブラムシ除けもできるので一石二鳥ですね。

これも上から水をかけても問題ないですよ。

 

それでもアブラムシ発生してしまったら薬剤に頼ってしまうのが早いですね。

その時もなるべく自然のものを使った薬剤を選ぶとパンジーも助かると思います。

 

 

ここまでまとめておきましょう。

 

アブラムシ

  • 苦手な光の反射と黄色好きなことを利用して近づけない!
  • 発生してしまったら牛乳液を作ろう!
  • 初期段階であればセロテープでこまめに駆除!
  • 防虫ネットをかぶせてそもそも入らせない工夫をしてみる。
  • それでもだめなら自然派の薬剤を使おう!

 

アブラムシについてまとめた記事もあるので、よかったらそちらもあわせて読んでみてください。

【よく読まれている記事はこちら】

アブラムシを退治したい!薬剤をなるべく使わない方法!

 

では次にこの記事のおさらいしておきましょうね!

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パンジーを種から育てる方法~まとめ~

 

 

いかがでしたか??

 

種をまく時期は8月下旬ごろから。

種まきで用意するものは、種まき用の土、セルトレイ、霧吹き。それと新聞紙。

 

発芽してきたら間引きとポット上げを行いましょう!

9cmポットの底の方まで根が回ったらいよいよ鉢に植え付けできます。

 

新芽はアブラムシの好物なのでできるだけ駆除してしまいましょうね。

 

 

パンジーを種から育てるって多少手間のかかる作業かもしれません。

でもやってみると案外楽しいものですよ!

 

これから寒い時期に向けて玄関や花壇をきれいなパンジーでいっぱいのお家にしてみませんか??

 

 

【関連記事はこちら】

春の花!ガーデニング初心者向けの冬に植える花5選

 

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