観葉植物でもおなじみの多肉植物。
プチプチとした葉がとてもキュートですよね。
多肉植物と一言にまとめていますが・・・
たくさんの種類があるのをご存じでしょうか?
小さな葉のついたものや、お花のような葉のもの。
たくさんのかたちがあり、合わせて植えるととても綺麗です。
なので、多肉植物を同じ鉢に寄せ植えする!
というのは、最近とても流行っていますよね。
ですが、何でもかんでも一緒に!
というわけには行きません。
多肉植物にも一緒に植えていいもの。
一緒に植えるのはやめたほうがいいもの。
があります。
でもご安心ください。
今回ご紹介するのは・・・
その寄せ植えに適した種類の見極め方。
そして、ずっと楽しむためのお手入れの仕方です。
しっかりと覚えて、いつでも生き生きとした寄せ植えを楽しみましょう!
Contents
多肉植物を寄せ植え!キレイに植えるには性質を見極めることが肝心!
多肉植物!と聞くとサボテンを思いつく方も多いのでは?
でも実はサボテンと多肉植物は分けられているのです。
ではどれほど種類があるのかというと・・・
ずばり15000種類以上と言われています。
もはや、特徴を覚えても同じようなのもあるのでは?と思ってしまいますね。
そして最大の特徴であるぷくっと膨らんだ葉に水分を溜め込んでいます。
ですので、他の直物と比べてみると水やりも頻繁にしなくても大丈夫です。
では、具体的にいくつか出してみましょう。
まず、有名どころからいくと・・・
- セダム
- エケベリア
- リトープス
- アエオニウム
- クラッスラ
といったところでしょうか。
さっと書き出しただけでも5種類出てきましたね。
ではその多肉植物をもっと分けてみると・・・
夏と冬で季節で分けることが出来るんですよ。
夏に強い夏型と、冬に強い冬型とで分けられます。
夏型の多肉植物は・・・
1.セダム、2.エケベリア、5.クラッスラなどが当てはまります。
アロエなんかも多肉植物で夏の代表ですよね。
むかし夏に花火をしていて火傷した時・・・
母に庭先のアロエを塗られたのを思い出しました。
夏型の植物は、耐熱性に優れています。
夏の初めから秋にかけて成長するタイプなんですね。
そして寒い冬がやってくると冬眠する。
というのが特徴です。
夏型の適温は20~30度。
夏も、そのまま外に出しておいて問題ないでしょう。
ですがエケベリアは注意が必要です。
他の多肉植物よりも適温が10度低いと思ってください。
適温が10~20度なのです。
エケベリアも一緒に寄植えする場合には置き場所に気をつけましょう。
冬型の多肉植物は・・・
残りの3.リトープス、4.アエオニウム、5.クラッスラなどがあります。
冬型の特徴は・・・
簡単に言うと夏型の反対と思ってもらえれば間違いないです。
じりじりと暑くなる夏には休眠するのです。
そして成長は冬に始まり、春になだらかに大きくなります。
適温は5~20度くらいでしょう。。
夏型に比べて低い気温でも過ごすことが出来ますよ。
ですが、20度以上になりそうな春の終わりや夏は涼しいところにおきましょうね。
有名な多肉植物だけを抜粋しました。
ですが、他にもたくさん種類があるのです。
寄せ植えする前にどちらのタイプなのか見てみましょう。
そうすると育てる際、お手入れがしやすくなりますよ!
では、次は寄せ植えについてです。
違う種類の多肉植物を同じ鉢に植えるのです。
注意しなければならないことがありますので、チェックしてみましょう!
【おすすめ記事はこちら】
多肉植物を寄せ植え!水やりの頻度は?
さて、おおまかに夏型、冬型があることをご理解いただけましたね。
ではその知識を元に、寄せ植えをはじめましょう!
夏型の多肉植物は夏型同士で植えましょう!
冬型も同じ冬型同士でおねがいしますね。
準備するものは
- ビンや鉢(植えつけたい容器)
- 多肉植物の苗
- 軽石(底に敷くタイプのもの)
- 土
準備が出来れば、つくりますよ!
- 植えたい容器の一番下に軽石をおきます。
- その植え方土を入れます。
- 多肉植物の大きさによって土を入れる高さは調節してくださいね。
- 多肉植物を植えつける。
植えたのが、水切れのいい鉢だったらいいのですが・・・
万が一、ガラスのビンなどに植えた場合。
水が切れませんよね。
それには、対処法があります。
水を与えた後に、ビンを傾けて余分な水分をきりましょう。
これをしないと根ぐされの原因になっていまいます!
次に、水やりについてお伝えしましょう。
夏型の多肉植物の場合・・・
春と秋は、土が乾いたら、底から出るまで水を与えてください。
反対に夏は、日中だと暑すぎてサウナ状態になってしまうので夕方に与えましょう。
冬は、水やりは月に1度まで控えましょう。
休眠中はほとんど吸収しません。
冬型の多肉植物の場合・・・
アエオニウムは高温多湿が大嫌いなので、終始控えめで大丈夫です。
リトープスは実は脱皮をするのをご存じですか?
それが始まったら、水やりお休みのサインです。
夏場は断水し、秋になり涼しくなってから水やりを再開です!
お分かりいただけましたか?
季節によっても、水やりのポイントが違うということですね。
休眠中は、ほとんど活動しません。
その間、不要な水やりはかえって問題になるのです。
二つのタイプに共通して言えるのは・・・
家に入れるときも日アタリのいい場所に置いておきましょう。
そうすれば、1日中暖房や冷房がかかっていいる!
という場所でも、そんなに気温が激しく変わることはないでしょう。
すでにお伝えしたとおりです。
夏と冬では種類によっても水のやり方が違います。
じゃあ、違う種類を寄せ植えしてるのにどうしたらいいのか。
その場合は、少ない頻度で水やりをする植物にあわせてください。
最初にもお伝えしたとおりぷくっと葉に水分を蓄えています。
ですので多少少なくても大丈夫なのですね。
それよりも怖いのは、与えすぎのほうなのです。
では肥料はどうでしょうか。
必要なのか?不要なのか?
次で詳しく見ていきましょう!
多肉植物に肥料は必要?
植物と切っても切れない肥料についてです。
先ほども少しお話ししたように、葉に水分を溜めることができます。
その中に養分もはいっているので、基本的には不要です。
植物=肥料は必ず与えよう!
ということでは無いのですね。
ですが、
もっともっと大きく育てたい!
という時や、
元気がない・・・。
というときには肥料を与えましょう!
元気がない場合でも、たくさんの肥料を与えるのはやめてください。
他の植物でもおなじですが、栄養過多になると・・・
根っこが浸透圧の関係で水分を出して薄めようとします。
根ぐされの原因にもなりますので、お気をつけください!
水もそうですが、肥料も与えすぎに注意!ということでした。
大きくしたいときなど特別な理由ある!
そうでない限り不必要な手入れは必要ないのです。
いい意味で手のかからない、可愛い植物なんですね。
伸びすぎた葉の活用方法!
日光が不足していると枝が伸びてきます。
なんとか吸収しようと枝を伸ばし、葉っぱの重なりを無くすのです。
これを間延びといいます。
そんなとき、どうすればいいでしょう。
そのまま捨てるにはもったいないですよね。
でもご安心ください。
なぜなら、また「再寄せ植え」し直せるのです!
「再寄せ植え」と聞くと難しそうに思うかもしれません。
ですが覚えてしまえばとっても簡単に出来ますよ。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
再寄せ植えの手順
- 剪定はさみを用意する
- 下の葉を4枚ほど残して、そのポイントのすぐ上で切る。
- もし下のほうの葉が枯れていたり、元気が無いときは・・・
また底から上に4枚ほど数えて、その上で切る。
(切った多肉植物を)
- 下のほうの葉をとり。茎を露出させる
- 二日くらいそのまま放置し、切り口を乾かす
- 植えつけたい入れ物に乾いた土をいれて、植物を刺す。
- そのままで根がでてきますよ
うそのようなほんとの話ですね。
このように切り口から、また根っこを伸ばすタイプ。
切り口から全く根が出てこないタイプ。
植物は二つに分かれます。
ですが、多肉植物はこうして根が出るタイプで増えやすいのも特徴です。
切ったあとの枝で、まだ増やしたいな。
と思っているのであれば、ぜひ植えてまた育ててくださいね。
小さな手乗りの鉢に植えても可愛いんですよ!
それでは簡単に、次でまとめましょう。
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多肉植物をきれいな状態で育てる方法~まとめ~
その特徴は、なんと言ってもかわいらしいぷくっとした葉。
その葉の中には水分と養分も入っています。
なので最悪、水やりを忘れても、ちゃんと蓄えているのです!
セダム、クラッスラのように小さな葉がたくさんあるもの。
エケベリア、アエオニウムのようにお花みたいに可愛いもの。
他にもたくさんの種類があります。
他にも世界中にある多肉植物。
多肉植物に興味があって町を歩いていると・・・
いろんな場所で見つけることが出来ます!
公園の植木や、ご近所さんのお庭など。
身近でもたくさんの場所で愛されているんだ!
と感動すらしてしまいます。
原産地はメキシコや中米に多いとのこと。
アレだけ暑く、乾燥しているところでも大丈夫だったんですね!
植物の歴史が見えると、特徴が見えてきますね。
多肉植物のポイントは
- 水も肥料も適量を。
- 切ったら生えるよ、新しい根。
- 夏と冬に分けておぼえてね。
ということでした!
いかがでしたでしょうか。
知らなかったこと。
いままで誤っていたこと。
あるのではないでしょうか?
そんなかたも、そうでない方も、忘れたときには見返してくださいね。
皆さんが可愛い寄せ植えの鉢を、元気に育てられますように!
寄せ植えを手軽に楽しみたいならこちらも参考にしてみてください。
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