塩茹での枝豆があれば・・・
ほかに、つまみは何もいらない!
とくに冷凍じゃない枝豆は最高ですね!
違いがありすぎて、もはや別の食材です。
さらに枝豆は、収穫してからどんどん味はかわっていきます。
取れたての茹でたてを食べたければ・・・
自分で育てるしかありません!
めんどくさそう・・・
畑もないし・・・と思ったあなた。
大丈夫です。
枝豆はプランターで簡単に栽培できます。
しかも結構簡単です。
さらには枝豆って、4ヶ月で収穫までできるスピード野菜なのですよ!
今回は、軽い気持ちで(失礼)枝豆を育てたい方必見。
とても簡単で、はじめやすい枝豆の特集です。
初心者のかたが迷うポイントをどんどん紹介していきます。
さぁ!一緒に枝豆のプランター栽培を始めましょう!
Contents
枝豆の育て方!簡単なプランター栽培の始め方とは?
それでは、枝豆を育ててみましょう。
栽培を始める方法は2通り。
- 種から植える
- 苗を植えつける
です。
ひとつずつ詳しく紹介していきますね。
種から育てる方法
種から植える場合は、春先に植えます。
具体的には4月から、5月の中旬までに植えましょう。
そのままプランターに植える方法。
そして、ポリポットに植える方法があります。
もし、ポットが用意できれば方は、苗をつくってから植え替えたほうが簡単です。
ポリポットに植えるメリットとしては・・・
確実に発芽した苗になったものを、プランターに植えることができますよね。
プランターは植える場所が限られているので、この点はとても大きなメリットです。
一つのポリポットに2粒ずつ植えます。
大体、指の第一関節くらいまでの深さを目安にします。
また、プランターに直播きする場合。
12~20センチくらい間隔をあけて3センチくらいの深さに植えます。
芽が出るまでは、ペットボトルの底辺を切り取ったものをかぶせておくのもいいでしょう。
乾燥予防にもなるし、鳥対策にもなります。
発芽するまではしっかりと水を与えましょう。
小さな双葉が1週間くらいでひょっこり出てきますよ。
直播の場合はそのまま育てていきます。
ポットで苗を作った場合は、5月下旬から6月にかけて植え替えです。
一番茎がしっかりしたものを、プランターに植え替えます。
苗から育てる方法
では、苗から育てる場合。
苗を購入しに行きましょう。
時期になるとホームセンターなどにも並びます。
5月から6月の間は手に入れやすいでしょう。
その中でできるだけいい苗をえらびたい。
苗選びのポイントです。
- 最初に発芽した葉と伸びた葉の間の茎が太いもの
- 生き生きとしていて緑が濃いもの
を選びましょう。
種から育てる方法。
苗から育てる方法。
どちらもご紹介しましたが、皆さんはどちらから始めますか?
時間に余裕があったり、本格的に始めたい方は種から。
とにかく、はやくはじめてみたい!
そんな初心者の方は、失敗しにくい苗からの方法をおススメします。
そしてプランターに植え替えます。
さて、そのプランターですが、どんなものを用意しましたか?
どんな大きさ?丸?長方形?
いまや100円均一でもたくさんの種類が手に入る時代。
ご希望のプランターを手ごろに準備してみましょう!
次はプランターについてご紹介します。
【おすすめ記事はこちら】
枝豆のプランター選び~一番適した大きさはこれ~
プランターで育てよう!とはいっても・・・
どんなプランターを選べばいいかわからない。
というかたもいらっしゃるとおもいます。
でも大丈夫!
ポイントさえ守れば、結構色々なプランターで挑戦できますよ。
まず、長方形のプランター。
先ほど種まきのときにもお伝えしたように・・・
植える際には少し離して植えることが大切です。
12センチくらいは最低でも離して植えましょう。
自分の植えたい株数によって選ぶ必要がありますね。
たとえば、3株育てるとして。
12cm×3(株)=36センチ
これに両端の種をプランターから12センチずつ離すとすると、合計60センチ。
3株で60センチの長さが必要ということになります。
結構長いですね。
たくさん食べたい方はいくつかのプランターに分けて栽培するのもいいでしょう。
では丸いプランターの場合。
小さなプランター(直径30センチまで)なら・・・1株くらい。
大き目のプランター(直径40センチ~)なら3点、4点で植えることも可能です。
自分の欲しい株数にあわせて、プランターを選んでみましょう。
植えた後~発芽後は必ず鳥対策をしておいてくださいね。
鳥は豆や種が大好きです。
虫用のネットがとても有効ですよ。
では発芽したあとの簡単なお手入れについて紹介しますね。
枝豆がたくさん実る!?簡単なお手入れ方法とは?
先ほどもお伝えしたように・・・
発芽するまではしっかりと水を与えてください。
その後は、表面が乾いてから。が鉄則。
プランターの下から水が出てくるまでたっぷりと水やりを行います。
表面が乾かないうちにどんどん水を与えると水で根が腐る原因になります。
やりすぎには注意しましょうね。
その後間引きを行います。
時期は本葉が2枚出た頃を目安とします。
プランターで栽培する時の間引き方法は、2株残す。がポイントです。
通常、間引きと聞くと1株残して他は抜いてしまいますよね。
ですが、プランター栽培の枝豆の場合は2株のこします。
そうすることで収穫量もアップし、短期間でたくさんの実がなりますね。
たくさん収穫したい場合。
気になるのは肥料の存在ではないでしょうか?
さて、枝豆栽培に肥料は必要なのか。
枝豆に必要な栄養について紹介します。
枝豆の根って見たことありますか?
肥料は必要?~根粒菌とは~
豆独自の根のつくりについて紹介します。
枝豆の根を見たことがありますか?
じつは粒がたくさん付いているんです。
根に付いた粒の正体。
それは根粒菌(こんりゅうきん)という微生物の一種です。
菌と言うと、よくないイメージですが・・・
とっても有益な微生物なんですよ!
なにかというと、簡単に言うとまめに必要な栄養をしっかりと運んでくれるんです。
具体的には窒素をしっかりと供給してくれる微生物なのです。
豆は比較的他の植物よりも窒素が必要。
肥料をあたえなくとも、根粒菌のお陰で窒素が運ばれているのです。
これはすごい!ありがとう!とお礼さえ言いたくなります。
ですので、肥料を与えなくても問題なく育っていきます。
ですが、明らかに葉が元気なく肥料不足だ・・・
なんてときには追肥するのも有効です。
ただ、短期間で収穫まで持っていく枝豆には、粒状の肥料は向きません。
粒状の肥料は、ゆっくりと溶けて効果もゆっくり。
その分植物にはストレスが少ないのがメリットです。
ですが、枝豆はあっという間に収穫になります。
それでは遅すぎるのです。
なので、もしどうしても追肥を行う場合には液体の肥料にします。
液体の肥料は即効性がありますが、その分植物がびっくりする場合もあります。
もし、不足していないのに追肥してしまうと・・・
栄養過多で根が腐ることもあるので注意しましょう。
以上のことから、基本的には肥料は必要ない。
どうしても追肥が必要なときには液体肥料を適量与える。
ということが分かりますね?
では、最後に枝豆と言えば美味しいのでみんな大好き。
というおはなし。
平和な話ではなく、戦いの話です。笑
そうです。害虫対策についてお伝えします。
枝豆にもしも害虫がついてしまったらどう対処する?
枝豆と言えばとってもおいしい!
豆で栄養もあって、食べやすい!
いいところがたくさんあります。
枝豆や豆類の発芽したての芽もおいしいんですよ。
私がフランスに住んでいたとき、八百屋さんに売っていました。
かいわれ大根なんかと一緒に売っていたので、最初は枝豆だと気付きませんでしたが・・・
八百屋のオヤジいわく、とても栄養が豊富でエリートな野菜だ!とのこと。
たしかにたべてみると濃い、甘い味がしました。
ということで、人間が食べてもおいしいので虫も鳥も大好きです。
枝豆につく虫は・・・
- カメムシ
- シンクイムシ
- ハスモントヨウ
など。
これらの害虫についてお話ししていきますね。
カメムシ
カメムシは発生したらすぐに取り除きます。
割り箸などで物理的に取り除く方法。
もしくは薬剤をかけて追い払う方法があります。
とても時間がかかりますが、薬剤を使いたくなければ取り除くしかありません。
ですが、またすぐについてしまう可能性もありますよね。
なので今回は薬剤をおススメします。
シンクイムシ
さやができて実がなる頃に発生することが多い虫です。
名前のごとく、真の部分を食べまくり、成長を止められてしまいます。
放っておくと枯れてしまうという、残念な結果を招くことになります。
こちらも、発生を確認したらすぐに薬剤で戦いましょう。
ハスモンヨトウ
最初は葉の裏に生息し、そのうちにできたさやや実まで食べにきます。
発生を確認したら、生息している葉ごと切ってしまいましょう。
葉先のほうだけなら切れ味のいいはさみで切ってしまいましょう。
実をつけるころにはすべて取り除いてしまいたい害虫です。
主な害虫の紹介と、対策についてお話しました。
お分かりいただけましたか?
大切な枝豆を守るために良く観察することが大事ですね。
【よく読まれている記事はこちら】
枝豆のプランターでの育て方~まとめ~
今回は美味しい枝豆の育て方について紹介してきました。
枝豆栽培をプランターで簡単に!
意外とできるものなんですね。
種から苗を作る方法はポリポットがあるとより確実に!
直播きでも可能ですので挑戦してもいいですね。
プランターの大きさは自分の欲しい株数で選びましょう。
置く場所似合わせて自分好みのプランターで気分もアップ!
あまり詰め込んでしまうと根が重なり合ってしまいます。
栄養の取り合いになり、結局不十分になります。
大きさには注意してくださいね。
水やりは、発芽まではしっかり!
あとはゆったり余裕をもって。
やりすぎに注意です。
たくさん実を実らせるために2株ずつ残しましょう。
二つの株を麻ひもでゆったりと結べば支えあうことができます。
風にもつよくなり、収穫量もアップ!
あとは、しっかりと観察して虫に注意しましょうね。
実がなって、おいしくいただけるまでわずか4ヶ月!
あっという間ですよ。
たくさん収穫ができるといいですね!
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