ひまわりの育て方!種から始めるときのポイントと害虫対策!

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実は先日、子供が母の日のプレゼントということで「ひまわりの種」を持って帰ってきてくれたんです。

 

そこで!

ひまわりを種から育てて、さらに来年も楽しむための種の収穫方法をお伝えします。

 

そして、困った害虫駆除の方法もシェアしていきますね。

 

ではでは、さっそく本編にいきましょう!!

 

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ひまわりの育て方!種から育てる基本編

 

 

園芸初心者さんはまず「種、もらったけどどうしよう?」ってなりますよね?

では、植え付けるのに何を準備したらいいのか?まずは、それについてお伝えしていきます。

 

 

植え付ける前に準備するものは?

ズバリ!! 土、肥料、鉢底石(はちぞこいし)、プランターです。

 

突然ですが、花には好きな性質の土があるって知っていましたか?

人間でいえば、和風な家が好きか?ヨーロッパのような洋風の家が好きか?和洋折衷なタイプがいいのか?みたいな感じですかね。

 

ひまわりもそんな感じで好みの土の質があるんですよ。

 

そんなひまわりの好みの土質は「水はけ、通気性がよく、適度に保湿性のある土」です。

「そんなこと言ってもそれってどんな土のことを言うのよ!」と思うかもしれません。

 

ご心配なく!!

ひまわりってオールラウンダータイプなので園芸用の「花や野菜を育てる土」であれば、十分なんですよね。

 

ひまわりさん、初心者に優しいです ^^

 

ただ、ひまわりさんは食いしん坊です。

なので種を植えるときに腐葉土(ふようど)か堆肥(たいひ)を土の量に対して30%ほど混ぜておきましょう。

 

例えば、

10リットルの土には3リットルの腐葉土か堆肥をまぜます。

これで、ひまわり用ふかふかベッド&おいしいご飯の出来上がりです。

 

もし、土づくりからチャレンジしてみたいというかたは、

赤玉土(あかだまつち)小粒タイプと腐葉土を

7:3の割合でまぜてください。

 

そこに緩効性肥料(かんこうせいひりょう)を用土1リットルあたり2~3gパラパラと入れてください。

2~3gなんていちいち量れるか!!という方ご心配なく!

 

お赤飯にごま塩を振りかけるような感じで、だいたい土の表面にまんべんなくかかっていればOKです。

 

花用の土を買ってきた場合には、おそらく肥料は入っていると思います。

気になるようでしたら、さっきのお赤飯にごま塩をかけるより少し少なく、やや味が薄いかも?という程度に肥料を混ぜてください。

 

のちのち追肥(ついひ)ということをするので、肥料は先にそろえておくといいでしょう。

追肥については、また詳しく説明しますね!

 

 

ここまで、土と肥料については大丈夫でしょうか?

 

初心者さんがやってしまいがちな失敗というのがおそらく、

水をあげたらどんどん土が流れていっちゃった!!

というような感じですかね?

 

それを防ぐための方法として使われるのが「鉢底石」です。

鉢底石はほかにも

「土の通気性をよくする、水はけをよくする」という役割があります。

 

あれ?

「土の通気性をよくする、水はけをよくする」

これってどこかで聞いたことありません??

 

そうです!!

ひまわりの好きな土の性質は

「水はけ、通気性がよく、適度に保湿性のある土」とお伝えしましたよね。

 

覚えていましたか??

 

ひまわりのためのも鉢底石はあったほうがいいアイテムなんですね。

もし近くに川なんかがあれば、砂利で代用も可能です。

 

ポイントはある程度の大きさがあること。

どれくらいの大きさかというと、手の親指と人差し指をくっつけて「O」の字にしたくらいの大きさがあるといいですね。

 

鉢底石はネットに入れておくと再利用できますよ!

専用のネットも売ってますが、三角コーナー用のネットでもなんでも大丈夫です。

 

 

さてさて、

これで必要な養分入りの土、鉢底石は用意できました!

 

問題はこの土をどうするか。

うちはそんなに大きな庭のスペースがないので、プランターに植えることにしました。

 

次はプランターについてお話させていただきますね。

園芸店などに行くと色々な大きさや形のプランターがあってどれがいいのかわからないですよね?

 

それにはひまわりがどんな根をはるか?

それを知っているとプランター選びも楽になりますよ!

 

小学生の時に植物の根について勉強したことって覚えていますか?

もじゃもじゃっと横に広がる「ひげ根」タイプと、ごぼうのような真っすぐ伸びる「主根・側根」タイプです。

 

ひまわりは、真っすぐのびる「主根・側根」タイプなんですよ。

 

ということは、プランターはある程度深さのあるものがいいですね。

どれくらいの深さかというと一般的には30cm~50cmです。

 

ガーデニングで一般的に使われるプランターが20cmくらいのものがおおいので、30cm~50cmというと結構深いですよね。

 

そして、幅は何株育てるかによりますが、60cmくらいのものが一般的です。

幅は広いほうがお花が大きくなりますよ!

 

なので、ひまわりを大きく育てたいならプランターは深めのものを用意することをおススメします!

プランターに鉢底ネットがついていないようであれば、鉢底ネットを購入しておくといいですよ!

ダンゴムシなどの侵入防止になります。

 

 

さて、これで準備に必要なものがそろいました。

ここまでボリュームが多いのでいったん整理してみます。

 

 

準備するもの

  • 土 花用の土でOK!腐葉土か堆肥を混ぜておくと◎
  • 肥料 緩効性のものを土1リットルに対して2~3g
  • 鉢底石 なければその辺の砂利でもOK!ネットに入れると再利用もできちゃう
  • プランター 深さは30cm~50cmくらいの深いものを用意

 

準備ができたら次はいよいよ種まきです。

種をまく時期とそのちょっとしたコツも含めてこれからお伝えしていきます。

 

 

種まきの時期と基本的な方法

夏に花が咲くひまわり。その時期に咲かせるにはいつ頃種をまくのか?

ひまわりが発芽(はつが)するのに必要な温度は20~25度、

 

その年によって暑かったり寒かったりするので「この日です!」とは確実に言えませんが、

4月中旬~6月中旬くらいまでが種まき時期です。

5月中に種をまくのが失敗は少なそうですね。

 

それより前でも後でもうまく発芽しないことがあるのでご注意を!

 

だから母の日のプレゼントとしてもらってきたんだな、と妙に納得。

そして、せっかくのプレゼントだからうまく発芽させたいですよね?

 

そのコツは簡単です。それを今からお伝えしますね。

そのコツとは・・・

「種まきの前の日に1晩水につけておくこと」

 

種とは違いますが、お米も炊く前に少しの間水につけておいたほうがおいしく出来上がりますよね?

 

当たり前なんですけど、お米って乾いているからカチカチじゃないですか?

そこに「ほら水だよ!飲めー!」ってたくさん水をあげようとしても、カラカラなんだから一気には飲めないですよね。

 

なので「ゆっくりでいいからたくさん水を飲みな」という意味で水につけたまま少し置いておくんですよ。

そうするとふっくらおいしいご飯の出来上がりです。←ああ美味しそう♪

 

それと同じ感覚で、カラカラのひまわりの種に水をあらかじめあげて、種を柔らかくしておきます。

そうすると、芽が出てきやすくなるんですね。

 

なので発芽率を上げたい方はぜひチャレンジしてみてください。

一晩たったらいよいよ種まき!

 

 

ここまでたくさんの準備お疲れさまでした。

 

プランターに土を入れて柔らかくした種も持って準備万端!!

土を入れる順番は知っていますか?

 

  1. プランターに鉢底ネットを敷く
  2. 鉢底石を鉢底ネットが隠れるくらいまで敷き詰める
  3. 土を入れる 

です。

 

※土はプランターいっぱいではなく指の第二関節分くらい低くしておいてください。水をあげたときに、土がこぼれにくくなります

 

あれ??

ここで疑問が・・・。

 

ひまわりの種って「涙」みたいな形してますよね?

どっちが上でどっちが下かわかりますか??

 

私は知りませんでした・・・。

助けて!ホームセンターのお姉さん!!!

ということで聞きに行った結果・・・

 

「とがったほうを下に」だそうです。

なるほど、そっちが下なのね。逆にするところでした。勉強になりました(;^_^A

 

 

疑問も無事解決したところで早速種をまきましょう。

人差し指の第一関節くらいの深さで、ポンポンポンと3か所穴をあけます。

 

「V」を書くようにバランスよく開けてみて下さい。

そしてあけた穴の隣にもう1つずつ、合計6か所の穴をあけます。

 

教えていただいた通りとがってるほうを下にして、穴に1つずつ種を入れていきます。

そしてその穴にサラサラーっと上から土をかけます。1cm分くらいです。

 

最後に水をたっぷりかけてあげましょう。

たっぷりってどれくらいかというと、プランターから水があふれてくるくらいまでのことを言います。

 

最初は土もねれていない状態なので「まだお水いるの?」思うくらいたっぷりかける必要があります。驚かないでくださいね。

 

園芸店などで種を買った場合はたくさんの種が入っていると思いますが、

うちの場合は保育園からいただいてきたものなので、そんなに量は多くありません(´;ω;`) 6つほどいただいたので穴を3か所に2粒ずつにしてみました。

 

たくさん種があれば1株に3個くらい種をまきたいところでしたが、数が少なかったこともあり、水につけて発芽率UPしておくことをおススメしました。

 

 

さて、ここまでの種のまき方、サラッと復習しておきましょう。

 

 

種のまき方とポイント

  • 種はまく前日に1晩水につけて発芽率UP
  • 人差し指の第一関節の深さの穴をあける
  • 種はとがったほうを下にして穴に一つずつ

 

これで無事に種まきが終わりましたね。

ここからがひまわりの育て方の本番です。

 

大事なポイントとなる水やりについてお話していきますのでついてきてくださいね!

 

 

水やりの時間と量は?

種をまいてから発芽するまでの間はたくさんお水を欲しがります。

なので朝と夕方の1日2回、水をあげて土を乾かさないようにしましょう!!

 

ところで発芽するまでどれくらいの日数がかかるか知っていますか??

だいたい1週間くらいだそうです。

 

芽がちゃんと出てくるまでって、出産の時みたいに期待と不安でいっぱいですよね。

 

元気な芽がちゃんと出てきますように!ってお願いすると意外とちゃんと発芽してくれたりします。

言葉に魂が宿って言霊(ことだま)になってくれるんですかね?

 

そう思うと愛情のある言葉をかけてあげるって、花を育てるにも、育児するにも大事ですよね。

(今日も育児頑張ろう!!)

 

そして、元気に発芽してきたくれたら水やりの方法が少し変わります!

 

どう変わるかというと

  • 発芽まで → 土の表面が乾かないように朝、夕方に2回
  • 発芽後 → 土の表面が乾いたらたっぷりと!

 

「土の表面が乾いたら」っていうのは

土を触ってみて土がつかない状態か、土がついたとしてもサラサラっと落ちていく状態のことを言います。

 

だいたい朝に1回か、暑い日であれば夕方にもう1回。

すごく暑い日って人間でもたくさん水を飲みますもんね!

 

そして何より、発芽前はあんなに水を切らすな!と言っていたのに、

発芽の後はそれほど慎重にならなくてもOKなんです。

 

なぜかというと、あまりジメジメしすぎている状態は好きじゃないから。

 

やっと梅雨が明けた!!と思っていたのにまだジメジメした日が続くなんてなんか嫌ですよね?

ひまわりもそんな気分なんだと思います。

 

そして発芽後はおひさまにたっぷり当ててあげてください。

ひまわり=夏=太陽 というイメージ通りですね。

 

しつこいようですがジメジメとした環境が嫌いなので、程よく風の通る場所を選んでプランターを置いてください。

 

 

ここまで、水やりについてはOKでしょうか?

いったんまとめておきますね。

 

  • 水やりは発芽までは地面を乾かさないようにたっぷりと。
  • 発芽後は表面が乾いたらたっぷりと。
  • プランターの置き場所は日当たり、風通しのいい場所

 

 

では次に芽が順調に出てきたらどうするか?

実は間引き(まびき)という作業をするんですね。

 

そのやり方についてまとめたので合わせて読んでみてください。

 

 

育ってきたら間引き(まびき)をしよう

さて、そろそろ双葉(ふたば)も出てきて、次は本葉(ほんば)も出てくるころでしょうか??

 

本葉が3枚ほど出てきたらやっておきたいことがあるんです。

そう。

それが「間引き」です。

 

間引きって何?

発育の悪い芽を摘んでしまうことですね。

ちょっとかわいそうな感じですが植物の世界も弱肉強食なんです。

 

そしてこれをしないと大きく育った時に真っすぐではなく斜めに伸びてしまって、倒れちゃった(´;ω;`) なんてことになってしまいます。

 

野菜なんかを育てる場合は、芽を根っこから引っこ抜けばいいですけど、

ひまわりの場合はそうしないんです。

お花は大きくて堂々としていて立派なのに、根っこが弱い!

 

見た目は強そうなのに心はガラスでできている・・・オズの魔法使いに出てくるライオンみたいですね。

なので、生育のいい方の根を傷つけないように根本からハサミでチョキン!!

 

 

残った根っこは?

これはそのまま土の中に残っていても大丈夫です。

 

これが、10cmも20cmも伸びてしまったらさすがに間引きもできなくなってしまうので

遅くとも本葉が5枚になる前にすませてしまいましょう!

 

見た目がどういう風だと発育がいいといえるのか?

ちょっと考えてみましょうか?

どうです?なにか思いつきましたか?

 

ポイントはとても簡単。

本葉がきちんと開いていて大きい!

 

どっちもそんな感じだよ!という時は

どちらの茎がまっすぐ伸びているか?で判断してみてください。

 

でも一番のポイントは自分が見てこっちのほうが元気!と感じ取れればそれでいいんです。

 

 

ここまでおさらいしておきます。

 

間引き

  • 本葉が3枚出てきたら生育のいい方を残す
  • 間引き方法は根元からはさみでチョキン!
  • 生育がいい=葉や茎がしっかりしている

 

さて、間引きも一通り終わったところで株は全部で3つ。

この厳選された3本のひまわり、すくすくと大きく育ってくれるといいですね。

大きくなってくるころって台風がやってきたり、お花に少し元気がなくなってくるかもしれません。

 

 

そんなときの解決方法をまとめてみました。

さて次のステップに行ってみましょう!

 

 

大きくなってきたらやってあげたいこと

ひまわり、順調に育っていますか??

 

30cmくらいの高さまで育ってきたらやってあげたいことがあります。

それは支柱立て(しちゅうたて)です。

 

もしも茎が太くてあまり倒れる心配がなさそうだなと思ったらこの作業はパスしてもらって大丈夫です。

 

でも、せっかくここまで大きく育てたひまわり、風やせっかく咲いた花の重みで倒れちゃった!

なんてことの無いようにしたいですよね?

 

支柱立てはそのために必要な作業です。

 

長さは、今後の成長のことを考えても1m~1.5mくらいあれば足りると思います。

まずは茎から2~3cmくらい離れたとことに支柱をズブっとさす。

まさか!これで終わりなわけないです。

 

そのあと「誘引(ゆういん)」という作業をします。

これには麻のヒモがあると便利ですね。

 

麻ヒモがない場合は雑誌を束ねるときなんかに使うビニールのヒモでも代用できますよ。

麻ヒモを適当で大丈夫なんですが15~20cmくらい切ります。

 

紐の真ん中から支柱にギュッと1周しばりつけて、「8の字」を書くようにひまわりの茎に結び付けます。

その時のポイントは「支柱に厳しく、植物に優しく」です。

 

支柱に対してはちゃんとしばりつけておかないと固定できません。

 

一方、茎はこれから成長して太くなる可能性もあります。

その時にひまわりに対しても厳しくぎゅっとしばりつけていたら、苦しくて成長できなくなっちゃいます。

 

それを防ぐためにも「支柱に厳しく、植物に優しく」なんですね。

わかりやすく言うなら、1歳の子に2歳用の服を買ってきて来年も着てもらう。

 

みたいな感じでしょうか??

わかりにくかったらすみません・・・。

 

 

ここまでで支柱と誘引についてはおしまいにします。

ひまわりは、土に栄養があればおひさまの光とたっぷりのお水で問題なく成長することができますが、

 

もしひまわりに元気がなくなってしまったら??

そのときは追肥(ついひ)をします。

 

つまり、最初に土に混ぜた肥料では足りないので、あとから足すってことですね。

簡単に言うと「ご飯おかわり!」って感じです。

 

追肥に使うのは、液体肥料(えきたいひりょう)か化成肥料(かせいひりょう)がおすすめですが、

私の場合は薄める手間などない化成肥料を使用することにします。

 

プランター栽培の場合、栄養分が水と一緒に流れてしまいがち。

なので2~3週間に1回くらいのペースで追肥!

 

その方法はとっても簡単!

株元にパラパラとまいて少し土となじませる。

 

これだけです。

簡単ですよね??

 

化成肥料にも色々な成分の配合の仕方があるのですが、

ここはわかりやすく「花を咲かせるには【リン酸】多め」と覚えてください。

肥料を買う時の参考までに・・・。

 

 

では、ここまでのおさらいをしてみましょう。

 

  • 支柱立て 株元から2~3cm離したところにズブっと
  • 誘引 支柱に厳しく植物に優しく
  • 追肥 2~3週間に1回、株元にパラパラして土になじませる。
  • 肥料選び 花を咲かせるにはリン酸多め

 

いよいよひまわりの栽培も大詰めです。

きれい花が咲いた後は来年もまた咲かせたいなんて気持ちになりますよね??

つぎは種の収穫と保存方法についてお伝えします。

 

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ひまわりの育て方!種を収穫しよう!

 

 

ひまわりの種は開花後1か月半くらいたった時が収穫の目安です。

というと、8月ごろに花が咲いたとしたら、9月半ばくらいから10月くらいが収穫時期となりそうですね。

 

収穫のポイントは2つあります。

  1. 花が咲き終わって頭が垂れ下がる
  2. 葉っぱと茎が黄色くなって元気がなくなる

 

葉っぱが元気なうちはひまわりもまだご飯中です。

 

それを奪ってしまうなんて、

「子供がまだたべてるでしょうが!!」っていわれちゃいそうですよね。

 

2つのポイントをクリアしたらいよいよ収穫です。

 

そのまま乾燥するまで花を茎につけておいてもいいのですが、

ひまわりには天敵が…。

それが鳥!

 

 

結構な確率で食べられてしまいます。

なので、茎の部分から切り取ってしまいましょう。

 

そのあとも注意することはとにかく乾燥させることと、鳥に狙われないようにすること。

乾燥は新聞紙などの上において風通しのいい場所で2~3日。

 

種を触ってみてポロポロと簡単に取れるようになったら、花から種を外します。

まだ取れないようであればもう少し乾燥させてください。

 

「芸能人は歯が命」のように「ひまわりの種は乾燥が命」です。

 

花から種を外したらついに来年用に保存!!

いえいえ、まだ乾燥させましょう!

 

天日干し(てんぴぼし)用の網がなければ新聞紙などに種が重ならないように注意して並べます。

この時も注意することは鳥に食べられないようにすること。

 

 

そして、風通しのいい場所で最低でも3日間は十分に乾燥させましょう。

 

いよいよお待ちかねの保存方法。

これはとっても簡単。

 

食べ物用の保存パックやタッパー、ビンなどに入れて空気が入らないようにする。

そして暗くてひんやりとした場所に入れておく。

 

最後に、また来年の種まきの時期までお元気で!!今年は元気に咲いてくれてありがとう!

なんて一言添えてあげたりするとひまわりも気分がいいと思います!

 

 

ではでは、これも軽く復習しておきましょう。

収穫のポイント

  • 時期 種の部分が黒くなり花が垂れ下がってから&葉っぱ、茎が黄色くなってから
  • 1に乾燥、2に乾燥、3、4がなくて5に乾燥!
  • 天敵の鳥に気を付けろ!
  • 保存 空気が入らないように密閉したら冷暗所へ

 

 

ここまで無事に作業は完了しましたか??

 

虫に大事な花や茎、葉っぱを食べられちゃったりしてないといいんですが、

もし虫に食べられて困ったなぁ・・・ということであれば、

ぜひ続きを読んでください。

 

虫とは無縁だった場合でも来年や再来年も無縁とは限らないので参考にしてもらえるとありがたいです。

 

 

【おすすめ記事はこちら】

ガーベラの育て方!1年に2回花を咲かせる方法!

 

 

ひまわりの育て方!気を付けるべき害虫対策

 

 

こんな症状があればこの害虫被害にかかっている可能性が高い!!

ということについてお話していきますね。

 

虫嫌いな私は害虫っていう響きだけでなんだか背筋がゾワゾワっとしてきます(-_-;)

もうホント、見るのも触るのも嫌いです。

 

虫好きの方、スミマセン・・・。

 

 

特にひまわりがかかりやすい害虫のベスト3、を発表します。

あくまで個人的に感じたベスト3なので実際とは違うかもしれません・・・。

 

 

 

害虫被害ベスト3

 

 

葉っぱの裏に細かいグレーの虫がたくさん!

こんな場合は「ハダニ」という虫の被害にあっている場合が多いですね。

 

こいつら早めに退治しておかないと、

葉っぱの色が悪くなる→太陽からのパワーがもらえない→枯れる

ってことになってしまします。

 

一刻も早くいなくなってほしいですよね。

でもご安心ください!

 

ハダニの退治方法をこれからお伝えします!

 

人でも私みたいに「虫はどうも苦手!」みたいな弱点があるように、ハダニにも弱点があるんです。

それは、

「水」です。

 

ハダニがいる場所から考えてもわかりますよね?

葉っぱの裏って雨にあたりにくいですもん。

 

薬剤を使う方法もありますが、なるべくなら使わずにいきたいところですよね?

そういう場合には水やりの時に土だけではなく「葉っぱの裏」にも水をかけてあげましょう。

 

あとはあまり乾燥させすぎないことです!

 

この二つに注意すれば予防になりますし、退治もできます。

水はじょうろなどではやりにくいと思うので、

 

「霧吹き」を使って丁寧にハダニに水をかけてみてください。

 

 

そして、虫は虫でもグレーではない!別の虫がいる!!

そんな時には、こういった症状がないかチェックしてみてください。

 

 

葉っぱや茎のあたり、特に新芽(しんめ)が出ているところに緑っぽい虫がいる。

しかもたくさん!!

この場合はアブラムシの被害にあっている可能性が高いです!

 

茎や葉っぱから汁を吸っていきています。でもそれでひまわりが枯れてしまうことはあまりないです。

 

なにが怖いかっていうと、アブラムシってウイルスを持ち歩いているんですね。

 

汁を吸うときにウイルスが植物の中に入ってしまうと病気にかかってしまいます。

そうなったらもう終わり!!

 

そうなる前に退治してしまいましょう。

この虫にも弱点があるのでこれからお伝えしますね。

 

それは、

「太陽のひかり」や「反射するもの」です。

 

アブラムシ対策にはシルバーのマルチシートを使うのがおすすめですが、

家庭にある「アレ」でも対応できちゃいます!!

 

そいつの正体は・・・

「アルミホイル」!!

根元などに少しクシャクシャっとさせたアルミホイルを少し広げて置いておきましょう。

 

クシャクシャさせておく方が光の反射を狙えるのでおススメですよ!

 

あとは、ハダニのように水をかけるのもおススメです。

やりやすいものを試してみてくださいね。

 

 

そしてそして、あれ?葉っぱの様子が何かおかしい・・・

そんな時には、こんな症状もチェックしてみましょう。

 

 

柔らかくておいしそうな葉っぱが食べられている!

こんな時は「ナメクジ」の被害を疑ってください。

 

新芽などが出てきてこれから成長が楽しみになるときに限ってヤツらはやってきます!

 

時期から考えてもわかりそうですが、

新芽が出てくるころって関東より西側だと「梅雨」に入っている可能性が高いですよね??

 

やっぱり「梅雨」=「ナメクジ」っていうイメージってあると思います。

なのでそんな時期にはナメクジに気を付けましょう。

 

新芽が食べられてしまうとそれ以上成長できなくなることもあるので注意してみておきたいですね!

 

ナメクジって見たことない人はあまりいないと思いますが、

あいつらの通った後ってヌルヌル光ってません??

 

そのあとを見つけたら要注意!!

この場合はナメクジの好きなものでおびき寄せちゃいましょう!!

 

ナメクジって結構ニオイに敏感なんです。

なのでナメクジがよってこられそうな浅めのお皿に

「ビール」を入れておく!

 

これで予防・退治ができちゃいます。

 

その他でよく知られた方法は「塩」を振りかける!ですが・・・

あまり花にはよくないので塩をかける場合は、割りばしなどでつまんで別の場所に移してからにしましょう。

 

あれは見てると結構「あぁ、かわいそうなことしちゃったな」って気分になります。

 

 

ここまででいったん害虫について復習しておきましょうか。

3大害虫駆除

  • ハダニ 水をかけて追い出せ!
  • アブラムシ アルミホイルを使って太陽光を浴びせろ!
  • ナメクジ ビールの海に誘い出せ!

 

こんな感じですかね。

人の場合でもそうですが、病気って早期発見のほうが直る可能性って高いじゃないですか??

 

人であれば、「〇〇が痛い」「〇〇の調子がおかしい」とか言えますよね?

でもひまわりには口がありません。

 

ひまわりをまだ話せない赤ちゃんだと思って、

育てる人が毎日よく観察して害虫から守ってあげることが一番の対策なのかもしれませんね。

 

 

ところで、この記事の最初のほうの話って覚えていますか??

せっかくここまで読んでいただいたのに、忘れているなんてもったいない!!

 

全体のことについてまとめてみたので復習していってくださいね。

 

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【よく読まれている記事はこちら】

ハダニの駆除方法!お手軽に家にあるもので退治する方法!

 

 

ひまわりを種から育てる方法と注意点~まとめ~

 

 

まず初めに準備するものは、土、肥料、鉢底石、プランターでしたね。

そして種まきの基本は、まく前日に1晩水につけて発芽率UPを狙うこと。

 

発芽までは地面を乾かさないように水をたっぷりと、発芽後は表面が乾いたらたっぷりと。

そして、プランターの置き場所は日当たり、風通しのいい場所に置くといいんでしたよね?

 

本葉が3枚出てきたら間引きの時期です。根元からはさみでチョキン!としちゃいましょう。

 

大きくなってきたらやってあげたいことは、支柱立て、誘引、追肥です。

 

種の収穫のポイントは乾燥が命!と、天敵の鳥に気を付けろ!でしたね。

厄介な害虫はハダニ、アブラムシ、ナメクジです。

 

 

詳しい方法などはわからなくなった時にいつでもチェックしてくださいね。

 

ひまわりを育てて親子の会話の種に!

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました!!

 

 

【関連記事はこちら】

夏の花で育てやすいもの7選!お世話のポイントも解説!

 

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